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人生の大きな買い物ベスト5!合計支出はなんと1億5000万円超え

『3大支出』だけじゃない!
人生の大きな買い物ベスト5!

これまでに資産形成において、まず取り組むべきは『お金を貯める』ことだと伝えてきました。(過去の記事は以下から👇)

お金が「貯まる人」の3つの特徴
お金が「貯まらない人」の4つの特徴

結論から言うと、『お金を貯める』には、固定費の削減が一番効果的です。
さらに言うなら高額支出固定費の削減が効果大です。

『人生の3大支出』という言葉があります。
この3大支出とは、教育資金・老後資金・住宅資金の3つです。
ただ、高額固定費にあたる支出は、これ以外にも2つあります。

それが保険車関連資金です。

『人生の3大支出』に保険と車。
いったいどのくらいの費用が掛かるのでしょうか?

今回はランキング形式でご紹介したいと思います。

1位 住宅資金

人生最大の買い物は、住宅資金。つまり、夢のマイホームですね。

いざ、マイホームを購入するとなると、
物件購入代金以外に諸費用と呼ばれるコストが必要になります。
諸費用の主な内訳は以下の通りです。

〈諸費用の主な内訳〉
●不動産の登記費用
●仲介手数料
●住宅ローン手数料
●火災保険料

マイホーム購入にかかる費用の全体感は以下の表をご覧ください。
ただ、これはあくまで全国平均額です。
不動産の価格は地域や仕様によって大きく変わります

また、購入後にも費用はかかります。
固定資産税や維持管理費、マンションの場合は修繕積立金などが
固定費として継続的に必要となりますので、
夢のマイホームを購入する際には、
しっかりプランを立てて検討していくのが良いでしょう。

住宅関連費

2位 老後資金

あなたの老後資金はいくら必要ですか?

すでに、政府は年金だけでは老後の資金は足りないという発表をしています。
いわゆる2,000万円問題ですね。

しかし、2,000万円という金額は、あくまでも平均値を指しています。
人によっては、2,000万円以上の資金が必要になることもあるでしょう。

こちらの図をご覧ください。

老後資金

これは、1世帯あたりの老後資金を表しています。
65歳で定年を迎えてから平均寿命の85歳までの20年間での生活費は、平均でも約7,000万円必要です。

年金が約4,000万円支払われる計算ですが、それでも、約3,000万円が不足しています。

老後も働きながらという生活する方が多くいらっしゃるのは、こうした生活資金が必要だからなのです。

人生の夏休みとも言われる老後をどう楽しみたいですか?

何の準備もしなければ、老後も働かざるを得ないでしょう。
しかし、早くから準備することで、資金は十分用意できます。

老後をどう生きたいか、計画を立ててみるのもおすすめです。

3位 車

第3位は、車関連費です。

ただ、車と言っても軽自動車からスポーツカーまで多岐にわたります。
そのため、一概にこのくらいかかるということは断言できませんが、
いずれにせよ、ファイナンシャルプランへの影響は大きいでしょう。

車は、購入するときの車両代の他に税金や保険料、ガソリン代、車検などの維持費が毎年発生します。
以下の表のように、車のタイプによってトータルの維持費は変動しますが、
年間で約38万円~48.7万円の維持費が必要となります。

車維持費

また、車は新車で購入しても、
そのまま何十年も乗り続けるのは難しいとされています。
そのため、定期的に乗り換えが必要となります。

もし仮に、25歳~70歳まで約45年間乗り続けるとします。
その間、7年ごとに車を買い替えたとしたら、費用は以下のようになります。

自動車経費

※上記の金額を算出した際の目安はこちらです。
〈軽自動車〉
維持費:380,000円/年
車両代:1,000,000円/台
〈コンパクトカー〉
維持費:470,000円/年
車両代:2,000,000円/台
〈Lクラスミニバン〉
維持費:550,000円/年
車両代:3,500,000円/台

都内に住まわれている方は感じるかもしれませんが、
インフラが整っている地域では車がなくても十分生活ができます。

車のご購入を検討されている方は、
本当に必要かどうかを考えてみると良いですね。

4位 保険  

万が一の備えの保険ですが、大きな支出の一つです。
また、男性と女性とでは、月々の平均保険料に差があります。

〈平均保険料(月額)〉
男性:約2.4万円
女性:約1.6万円

仮に、30歳の方が70歳満期の保険を加入するとします。
男性の平均月額保険料は、2.4万円なので、1年間で28.8万円、40年間で1,152万円かかる計算です。
さらに、世帯で計算するとさらに大きな支出となりますね。

日本人の9割以上は、生命保険に加していると言われています。
ただ、保険の中身を正確に理解している方はほとんどいないのではないでしょうか。

正直、万人に適した保険はありません。
なぜなら、年齢や性別、結婚していたり、子どもがいたりと
その方の状況によって必要な保険は変わるからです。

保険について勉強せず、営業マンに任せて、
営業マンのおすすめするプランに加入するというのは、
辞めた方が良いでしょう。

保険はトータルで見ると、非常に大きな支出になります。
自身の状況を理解し、適切なプランを必要最低限の保険料で加入するようにしましょう。

人によっては、保険は必要ないという判断をされても良いと思います。

5位 教育関連資金  

教育費は『3大支出』の一つです。

日本では、高校への進学率は97%を超えており、
ほとんどの中学生が高校へ進学しています。
大学への進学率は54.4%となっており、
短大や専門学校等への進学を合わせると、80%を超えます。

また、幼稚園から小学校、小学校から中学校へと、
進学の際にどのような進路を選ぶかによって、
大学卒業までにかかる合計額に差が出ます。

ただ、最も負担が少ないのはすべて公立学校に進学するパターンですが、
それでも、約1,000万円は必要となります。
逆に、最も負担が重いすべて私立に進学するパターンでは、2,500万円以上かかります。

進学費

出典:文部科学省「子供の学習費調査」(平成30年度)
出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査」(2019年度)

これは、あくまでも学費の話です。

もし、進学とともに一人暮らしを始めるなどすると、
生活費などもプラスでかかることになります。

もし、子どもができる予定がある方は、
早め早めに準備しておくと良いですね。

まとめ

『教育』『住宅』『老後』が『人生の3大支出』と言われていますが、車や保険という大きな支出があります。
当然、各家庭の状況によってこの結果は変わってきますが、簡単に稼げる金額とは言えません。

もし、この5大支出のうち、1000万円でも節約出来たらどうでしょうか?
もちろん、”稼ぐ”という選択は非常に大切です。
しかし、節約できるところは、節約していきましょう。

また、老後は2,000万円問題と言われているように、年金だけでは、まかなえなくなっています。
そのため、若いうちから資産形成をして、準備することは必須と言えるでしょう。

今後、高額支出が発生するという方は、計画的に準備しましょう。
すでに、高額支出がある方は、ぜひ見直してみてください。
そして、より豊かな人生を得るためにも、資産形成をおすすめします。

https://twitter.com/IncHotline


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