(開催直前!)きらめきタウンフェスティバルの舞台裏をレポート
こんにちは!十勝・本別町のローカルメディア「HOTほんべつ」の編集者兼リポーターの藤井雅巳です。
HOTほんべつは、本別町の地域参加型ローカルメディアとして、地域のリポーターとインタビュアの皆さんで運営されています。
今回は、本別町といえばこれ!「きらめきタウンフェスティバル」について、リポートします。
「きらめきタウンフェスティバル」とは
「きらめきタウンフェスティバル」は、以前は町内で別々に開催されていたお祭りやイベントなどが結集して生まれた本別町最大のお祭り。
町内の高校生に聞くと、誰しもが本別の押しイベントとして挙げてくれる。みんなが知ってる、みんなが行く、みんな大好きなお祭り、それが「きらめきタウンフェスティバル」。
本別町民約6,200人に対して、令和4年度の来場者数がなんと46,000人!たぶんほとんどすべての町民が参加するといっても過言ではない町をあげての一大イベント。
そして、何がすごいかというと、本別町役場の職員さんや町の商工会やJAの皆さんなどが、本当にみんなで準備して、みんなで運営して、みんなで楽しむイベントであるということ。
僕が子供のころ大好きだった町内会の納涼盆踊り大会を思い出すが、的屋さんなどのプロの屋台などはなく、住民たちの手だけでつくられ、みんなが参加して、みんなが大好きなお祭り。「きらめきタウンフェスティバル」は、町内会の盆踊り大会の熱量で、それをそのまま人口6200人の町が手掛けているような感覚。
このお祭りにかける町の人たちの熱狂と温度感は、一度味合わないとわからない。
昨年、そんな「きらめきタウンフェスティバル」に、準備段階から、お祭り当日にも参加させていただき、運営の舞台裏に潜入したので、そんな違った角度からの「きらめきタウンフェスティバル」をリポート。
今年、参加を予定している皆さまは、少し違った「きらめき」を知ることで、いつもよりも深い「きらめき」の魅力を感じていただけるのではないかと。
魅力1 きらめきの「特設会場」
魅力の1つ目は、きらめきタウンフェスティバルの「特設会場」。
本別町は、町内の中心を雄大に流れる利別川をたたえる川と共に林業と農業で栄えてきた町。その本別町の開拓のルーツともいえる利別川の河川敷公園が「きらめきタウンフェスティバル」の特設会場となる。
1年に1回このためだけに養生されているので(そんなことはないと思いますが。。)はと思わせるようなきれいな天然芝がまぶしい公園に、巨大な特設会場が現れる。
約1週間かけて、本別建設業二世会の皆さんと役場の職員さんたちが手作りで(ほとんど外注はしないそう)、見事なステージを組み上げていく。この特設ステージのノウハウは、関係者の間で代々継承されているそう。準備に関わる皆さんたちは手慣れた職人のようでした!
魅力2 夜空を彩る「東十勝花火大会」
魅力の2つ目は、十勝平野の夏の最後を彩る約6,000発の「東十勝花火大会」。十勝の夏はこの花火大会で幕を閉じるといっても過言ではなく、この花火を見るために、町外からも多くの人々が訪れる。
河川敷会場の目の前(というか頭上で!)で打ち上げられる花火は、都会では味わうことができない距離感で感じることができる。色鮮やかな模様の大きなまぶしい光と、腹にまで響いてくるズドンズドンという音との共演による、幻想的な時間を体感できる。
僕は隅田川の花火大会や長岡の花火大会なども鑑賞したことがあるが、規模感こそ及ばないが全く違う花火大会の世界にいざなってくれる。花火だけでも確実に見る価値がある。
魅力3 十勝・本別ゆかりのある「美味しい食べ物」
そして、魅力の3つ目は、お祭りといえばの「美味しい食べ物」。十勝・本別のグルメたち。
本別町にゆかりのある飲食店だけが出店するきらめきタウンフェスティバル。地元でしか食べられない食の王国・十勝本別の食べ物がずらりと並ぶ。大地の恵みをたっぷりと受けた野菜や肉を使った食べ物は、もちろん外せない。そして、本別町産の小麦などを使ったスイーツもおすすめ。農協のおばさま方が作ってくれるスイーツには人のぬくもりを感じる。十勝は確か一人当たりのスイーツ消費量が日本トップクラスの実はスイーツ王国でもあったはず。
そして、地元のお祭りならではの、地元・本別高校の生徒たちによる出店などもありました。高校の探究の授業で試作した豆の町・本別町の豆腐を作った豆腐ドーナツを購入しました!
なお、高校の探究の授業についてお知りになりたい方はこちらもご覧ください。
魅力4 本別町民の皆さん
魅力の4つ目は、関わる町民の皆さんです。
町をあげてのこのイベントを、みんなでつくって、みんなで来場者を出迎えようというホスピタリティから生まれるサービス。
準備や当日の運営から駐車場の案内なども含めて、外注することなく自分たちの手で丁寧につくられるこの空間。若い担い手の減少によって人手の確保には例年苦労しているということだが、それでも自分たちの手でつくりきる。もちろん、プロではない分少しぎこちないところもあるかもしれないけど、その分思いがこもって、みんなで来場者をもてなすホームパーティのような空間。
そして、本別町の人気者といえば、まちのゆるキャラの「元気くん」にも出会えるかもしれない。
今回は、一般的な広報ではあまりスポットライトがあたらない側面の主に4つの視点から「きらめきタウンフェスティバル」をリポートしてみた。
もちろん、豪華なステージショーや、ふわふわドームテントなどのアクティビティなど、そのほかにもたくさん魅力の詰まった「きらめき」ではあるが、このお祭りが、誰がどのような思いで、何を大切にして提供されているかを考えると、また違った視点から楽しむことができるのではないだろうか。
「きらめきタウンフェスティバル」の詳しい情報が知りたい場合は、こちらの特設ページから。
チャレンジできるまち・本別町について知りたい方はこちら。
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