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マイナーデッキ忘備録① 遁甲帝という構築…
「ダイバーすなるnoteといふものを、我もしてみむとて、するなり。」by ぷりずまー
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Reeさんの辛之シールは未だ未所持…。
ダイバーのみなさんこんにちは!ぷりずまーです!
4弾の発売まで目前に迫ってきましたね!
天草サーバーでは『天草合戦』も終盤、プロキシカードを使っての対戦も行われ、環境が大激変しそうな気がしています。
4弾発売前に、今回は自分が3弾環境でよく握っていたデッキを忘備録として残しておきたいと思い、初めて記事を書きます。
「こんなデッキもあったんだなぁ」と軽い気持ちで見ていただけるとぷりずまーも嬉しいです笑
【レシピは6章から】
1 遁甲帝の基本ギミック
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…と1弾環境では活躍の糸口が見えないイジンでした。
遁甲帝は文字通り『遁甲盤を始皇帝で使い回す』をコンセプトに作られています。
1弾環境期では、5レベルという3手目着地の重量級でありながら、ダヴィンチ・リバイバルやチンギス円形、バレットマリーとテーマデッキが作られている他の青イジンにお株を奪われていた始皇帝。そこに一筋の光が見えたと感じました!
「とにかく遁甲盤を使い回すんだ!」という意気込みで構築した結果、初期の遁甲盤は大遅延デッキに成長していきます笑
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実は方位の吉凶を占うのための道具なんだとか!
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多色デッキの色を削れる点も🙆
2 航海型遁甲帝
最初期の遁甲帝で最も安定していたのは、ピョ帝の徴募や暴風岬で始皇帝を何度も呼び戻すこと、そしてパンプアップしたピョ帝、羽織ったペリーやガマがフルパンして勝つパターンでした。
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冷静に突っ込めるのですが…。
この構築でミッドナイトの戦友Radaさん@Radaradaraga の徳川将軍デッキとフリプした際のことは今でも鮮明に思い出せます…。
R『毘盧舎那でパワー上がった家康2体と綱吉2体と家光2体で殴るわ〜。』
ぷ「遁甲盤4枚とピョ帝2枚で受けますー。」
お互いに殴り勝つことが前提な構築。
毘盧舎那で毎回起き上がるパンプアップした徳川一族。一方、古の遺物を使い回す秦の始皇帝。
両者決め手にかける展開が続き、最終的に1時間後LOで決着が着くという燦々たる結果に…。本当に付き合っていただいたRadaさんには感謝です。
この一戦から「これは展開力をどうにかしないといけないぞ…。」という問題にぶち当たりました。
そんな中、構築の鬼かっきーさん@ijinden_kacky から「青単で円形闘技場の採用が安定感でるよね」との助言が!なるほど!確かに…。
3 イジンデン1周年フェスと青単遁甲帝
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1周年フェスでは、第二のデッキとして持参!
⭐︎青単で円形で轢き倒すことを最適手にしたい。
⭐︎ルターやエカチェのような妨害イジンも入れたい。
⭐︎始皇帝も戻して当初のギミックを採用したい。
絞りきれない欲張りハッピーセット構築でしたが、2勝2敗でフィニッシュ。実は『納言ロックのような立ち回りができていたらいいな』という、妨害デッキを最終終着点に考えていたため、キーカードも多くゴチャゴチャした構築になっています。
徴募相手にも一応引けを取らずに戦えますが、やっぱり後半になると展開力に欠けてしまうためボコボコに…。
1周年フェス優勝者のたゆってるさん@terutayu がインタビューにて『やっぱり攻めないと勝てない!』ということを話していました。
思えばこのデッキは、始皇帝が出てからが勝負!と考えていた節があり、もっとイジンを展開できるような構築にしないといけないな…と猛省。
バラバラだった構築も、少しずつ現状に近づいてきます!
4 ミッドナイトダイバーズでの大きな収穫
そんな中、大変お世話になっている天草サーバーhttps://discord.com/invite/3dPgu5G9uBにてミッドナイトダイバーズが開催されることに!
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第一回大会では、運よく決勝卓に進めることになりました!対戦相手は二階堂ムギさん@nikaido_sp53
徴募を握っておられることは分かっていますが、こっちには遁甲盤がある!( ̄ー ̄)ニヤリ
ぷ『鑑真のアタックを遁甲盤で止めます!』
ところがこの時この鑑真のアタックにおける自壊効果は遁甲盤で止めることができない!ということをはじめて知りました!
【超重要】カードの捌き順はターンプレイヤー側の効果の処理から!つまり…
相手のアタック宣言後、鑑真の誘発効果【航海】が発動。1ドローして鑑真が自壊。
受けて側のカードの捌き順に移り、遁甲盤が不発に終わる。
決勝卓という場にも関わらず、圧倒的なプレミ。
優しく教えていただいたムギさんにも、主催のReeさんにも感謝です。
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5回も航海失敗させているだけに、再現度高し
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4枚採用ではなく、2枚に減らすことを決意しました!
5 初優勝と、受け手札と…
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貴重な気づきが得られたミッドナイトダイバーズ。第二回大会でも決勝卓へ!相手はミッドナイト戦友Radaさん!遁甲盤を2枚に減らすことで、初期の遁甲帝にて活用していた『ペリービート』を採用!ガマ→ドナテッロに変えてみました。また、展開速度を増すために衛青を4積することで2手目には、イジンが2体から3体並ぶようになりました!
…ですが、欠点も。青マリョク8枚だと初期手に1枚来る確率が73%…。2手目に青マリョクが置けないこともしばしば…。
そしてぷりずまー、相手のアタック恐怖症の為、当時はテンペストにタイムまで積んでおり手札に腐ることもありました。
これらの課題を踏まえて第3回以降のミッドナイト、アヒル杯、その他の大会に参戦していきつつ、現状の最適解かなぁという構築に辿り着きました。
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鑑真が航海してると徴募が発動してしまう…
6 最適解遁甲帝【デッキレシピ】
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長々書いてきましたが、この構築の強みをあげていきます。
1 アイデンティティである遁甲盤+始皇帝
遁甲盤は2枚ですが、種から落ちてくれたり自分で張ったりすることで、リンカンアタックなど、どうしようもない状況下で光ってくれます。
また、単純な始皇帝のスペックが高い。
サンボルで焼かれないし、執筆を強制的に止めれます。また相手のマリョクを裏にできることで、実質決起の進行を妨害することもできる。
ほんとに至高です!
2 オブシアムとの親和性
ジョジョさんが3弾発売時に編み出した禁忌『オブシアム』。始皇帝との円形のレベル帯が同じだけに、最速2手でどちらがが着地することができるようになります。
実はアヒル杯直前の第三回ミッドナイトダイバーズではオブシを4積みしていたのですが、ものの見事に事故り4枚積む必要性は無いと確信しました。
…そうは言っても爆発力は欲しい。アヒル杯ではオブシをピン差しにして臨み、3〜4試合に1回は見せ場を作ってくれました!…けれどやはり引く確率を考え、2枚に落ち着きました。
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↑参考動画
3 展開力キープの『ペリービート』
やはり2手から3手で決まってしまう現環境では、展開力がモノをいいます。でも衛青だけでは心細い…。青単をキープしつつ盤面を優位にできること。またドローをノーリスクで行えることを踏まえてドナテッロとペリーを採用しています。
先ほどのオブシアムと重なることで、初手ドナテ→ペリー。2手目円形張りで脅威の6打点を目指せます。
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4 キーカードはストーム
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ストームは円形の次に大事なカードとも言えます。
ガーディアンに埋まっていても良し。相手のイジンを戻すのも良し。…とそこで終わりません。
この構築は自分にストームを打つことも多いです!始皇帝を戻して相手のマリョクを根絶やしにしたり、ドナテッロを戻して2人目ペリーを出すために使ったり、衛青を戻してワンドローと召喚権を再度付与させて、キーカードを山から狙うなど様々なことで使います。ただ、TPOを見極めないと自滅するので注意⚠️
〰︎立ち回り〰︎
VS赤紫
赤紫に対しては握っていた印象ですが有利に立ち回ることが多い気がします。理由としてはマーブルオーブの存在がない構築のため、相手の色を始皇帝で削りマリョク事故を誘発させやすい為です。また、ペリーが離宮にささり、こちらのアドになることもしばしば。
VS徴募
結局は円形ゲームになってしまいます。ただ、序盤の展開力はやはりこの構築の強みです。どれだけ相手を短期間で殴り必要札を揃えられるか。
ぶっちゃけ4手目まで回ってしまったら、歴戦のチョボリストたちにボコボコにされてしまいます。
VSスカ教
I don't like apples!
I hate apples!!
なんであんなにおやまがくずれていくの?
あいてをながめているだけでおわっちゃうんだけれど。わら
終わりに
スポーツカードコレクターとして、社会人になってからもカードに触れていましたが、まさかカードゲームにここまで熱中するとは思いませんでした!
イジンデン界隈の温かなつながりにも感謝です!
マイナー構築は、見ていてもプレイしても楽しいですよね!4弾カードが新しいビッグウェーブになることを期待して、あと2週間ほどの3弾環境を楽しみましょう!
※画像引用元:イジンデン公式トップページ
※デッキ画像引用元:イジンデンデッキ作成
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