身体バランスと口腔内アシンメトリー

私はかれこれ35年ほど、お口の中の人工物を製作する仕事をしています。

「歯科技工士」という仕事です。

お口の中用に製作する種類というのは、「歯冠修復(被せモノ)」や「デンチャー(義歯)」「矯正装置」インレー・クラウン・ブリッジ・単冠・連結間冠・金属冠・レジン冠・セラミック冠・ジルコニア冠・一本義歯～多数歯欠損・インプラント上部構造・フルマウス症例・総義歯 等々

それとそうそう、自費製作と保険製作。

などなど、実に多彩です。

私の場合は、現在、個人で小さな技工所を開業し、上記すべての種類を製作し、また自分で「人体実験」を行い、お口のすべて「人口形態」をあーだこ～だと試して来ました

机上の理論はきらいで、歯科業界内のすべての理論・理屈を自身のお口で体験し、また全ての自身が製作する「臨床ケース(実際の治療例)」に関しても、その経過を追い、(一回創ったらそれで終わりでは無く)可能な限り検証もしてきました。

それら生かし報告してきましたのが、これらです。

そして、今回は

「自身」お口の中で体験したことの中で、

基本中の基本を動画にしてみました!!

実は、長年業界内にて(全国各地)多くの方々との仕事をしてきて、感じるのは、

「身体のバランス」を整える!!

良く聞きますよね!!

左右のアンバランスを補正しましょう!!

とか。

しかし、お口の中では厳密には「歯牙28本(32本」ほぼ全て

「アシンメトリー(左右非対称)」です。

且つ、前歯と臼歯も対称では無く、上顎と下顎も対称ではありません。

昨今では「自律神経も交換神経・副交感神経」も乱れていますので整えましょう～

なんて耳に入りますが、

お口の中は厳密にはほぼ

「アシンメトリー(左右非対称)」です。

且つ、前歯と臼歯も対称では無く、上顎と下顎も対称ではありません。

長年、6000症例以上拝見してきましたが、

みなさんおひとりおひり「各自すべてにおいて歯牙・歯列・顎位」は個性的で、

「アシンメトリー(左右非対称)」です。

且つ、前歯と臼歯も対称では無く、上顎と下顎も対称ではありません。

これら、どの様に「バランス」整えているのでしょう?

不思議に思いません?

いや歯科の専門の先生方はプロですし、すべて理解されて治療に取り組んでいるのでしょう?

思っている方多いでしょう。

しかし、業界の裏方として各ケースの「臨床家」のイメージを具体的に創り上げる事を(私の場合は特にその検証し続けており)長年時間を割いて来ておりますが、私が知っている限りでは、上記を正確に研究された内容を耳にしたことがありません)

いわば業界内でニッチな研究的なものです。

お口の中の「アシンメトリー形態(左右非対称)」の各自「個性ある形態」が実際、お口の中で長年、いや生涯どのように影響を及ぼしているのか?

正確な研究が今だありません!!

だんだん興味湧いてきました?

それでは、

トップ画像でシンプルな形態画像を掲載しておりましたが、この形態を活用しましたのが以下!!

「口腔内のアシンメトリー歯列の物理」イメージ動画コチラ