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大人になるほど物語の結末を純粋に考えられない

私は昔から本を読むのが好きで、中学生時代は特に携帯小説の恋愛ストーリーを読む事にハマっていた。

高校生くらいの主人公と男の子が結ばれる話は本当にキュンキュンして、憧れを抱いていたものだ。

私が実際経験した高校生時代の恋愛はドロドロにも程があり真逆だったが。

当時は、その物語で幸せに結ばれた後のことを一切考えず、

お幸せにー!

これから生涯ずっと一緒だね!

ってピュアな気持ちで読み終わって。

でも今すぐにでも24歳になろうとしている私が読んでしまったら、

これからも生涯いっしょいや、一緒なのか???

という謎が生まれてしまうだろう。

高校生の青春の1ページを共にすごした男女が、その時は強い愛で結ばれたとしても、大人になってくるほど、時間が経つにつれ相手の嫌なところというのは現れ始めてくるのだ。

サッカーが得意で女子に人気のある彼…そんな彼が付き合った瞬間めちゃくちゃだらしない部分が見えたとして長続きできるのか!?

世の中絶対なんて言葉を使うけど、実際人間関係において100%の信頼とかないからね!?

…とか考えたりして。

昔そんなこと1ミリも考えなかったのに。
死ぬまで幸せに2人でいるんだって疑いすらしてなかったよあたしゃ。

そう考えると、恋愛に対してものすごく現実的に考えてしまって。

自分が大人になったんだなぁと切なさや虚しさを感じてしまった今日の日常。

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