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占いと母子手帳はセットだ

実績を積みたい。

なんでもいい、記事を書きたかった。


そのために、色んな記事を書いてみたいなと。


どこかでモニターとか募集してないかー!!!

とにかく書きたいぞー!!


と、noteで「募集」と調べてみた。
(アバウトすぎだろ)


すると、占いの鑑定モニターさんを募集しているnoterさんがいた。


わたくしほてりは占いが大好き。

一時期、何でもかんでも占い師に占ってもらって
情緒がジェットコースターだったものです

あと財布の中もジェットコースターのように激しかった。


※こういうタイプの人は占いにハマらない方がいいよ、割とガチで。



これだ!と思い早速私はコメントをしてみた。


私やれます!!やらせてくださいませ!!

すると占い師さん、とてもお優しい文章で快く受け入れてくれた。

そこからやり取りはInstagramのDMへと移り、
さぁいよいよじゃとわくわくしていた。



🔮『それでは生年月日と出生地、そして出生時間を教えてください!』

よぉし任せたまえよ!!

生年月日は2001年2月4日生まれで~

出生地は京都だな!

よし次は



…はて。


出生時間…???



や、やばい、わかんねぇ。

いや、出生時間がなんたるものかは存じている。


しかし自分の生まれた日までは分かっていても、

時間まで覚えている奴はなかなかいないのではなかろうか。

あ、でも雨の日の昼っておばあちゃんから聞いたことあるぞ。

だから私は雨女で、テーマパークとか行く時毎回天気悪いんだなぁ、ハッハッハ

と地味に悲しくなったのを覚えている。


それにしても昼か…範囲広いなぁ…


まぁだいたい13時とかでいっか(適当)


私は軽い気持ちで13:00と入力し、
念の為数時間の差があるかもとお伝えした。


すると占い師さん

🔮『すみません、少しのズレでも占い結果変わっちゃうので、明確でないのなら今回は難しいかもです…』


と、言われた。

なんと…

記事を書くどころか、ここで積みになるとは思わなかった。


いっそ実家に聞くか…?

ダメだ、わしを産んだ母上は私が2歳の時から
離婚しておらんのやった。


顔すら覚えてねぇですわよ…

待てよ?


出生時間って、母子手帳見ればわかるんじゃ!?



さすがに捨ててはないだろうし、あれを見たら私の出生時間がわかるはずだ!!


ならうちのク〇父上様に母子手帳探してもら…

いや絶対場所わかんねぇやあの人。



私は頭をかかえた。



自分から勢いよく手を挙げたくせに、
自分の出生時間が分からないせいで大変ご迷惑をかけてしまっている。


穴があったら入りたい。



こうなったら最終手段や。


私はアバウトな13:00という時間で占ってもらおうとした。

数時間くらい違ったって結果は変わらんでしょうよ!!


ねぇ!?占い師さん!そうだと言っておくれ!!


🔮『1分単位で結果変わっちゃうんですよ💦』


1分単位だと…!?!?


私の頭の中に、例の宇宙と猫が浮かんだ。

にゃんだって…


占いというのはなんて深いものなのか。

1分単位で変わるのであれば、
占い結果はどれだけパターンがあるというのか。

それに生年月日や出身地も混ざってくるんだろ…?

数千…いや、数万…?


ダメだ、もはや計算することすら諦めている。




私はついに考えることをやめ、KOした。



私は占いというものを完全に舐め腐っていた。

私が思っている何倍も占いというのは神秘的なものであり、何万、何億通りときっと答えが広がっているのだ。


無限の可能性を感じた瞬間である。
もはや、占いを信じる信じないとかどうでもいい。



すごい…すごいんだ占いって…



全ての占い師様に土下座したい。


ほんと…舐めててすみませんでした。


私は占い師さんに、心からの謝罪をして今回のモニターを辞退した。


それでも占い師さんは優しかった。


こんな舐め腐った無礼者にも最後まで丁寧にやり取りをしてくれた。



大地のように広い寛大な心の占い師さんに心より感謝をしたい。



また実家帰った時に母子手帳探して、
次こそは占ってくださいませ…!!

お金払ってでもやりますんで…!!


みんなも占いをしてもらう時は
母子手帳を持参してもいいかもしれないね。



【まとめ】
占いと母子手帳はセット

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