【ホテルステイ】ツウな外国人が集う、ダブルツリーbyヒルトン富山と世界一のスタバ

6月に所用で富山に行ってきました。
個人的に今年はヒルトンイヤーということで、宿泊は迷わずダブルツリーbyヒルトン富山。

でも思いがけず、富山駅周辺のポテンシャルも印象に残る旅行になりました。
本記事が、旅の目的地やホテル選びのご参考になればうれしいです。

富山へイン

富山へは飛行機（ANA便）で行きました。
富山きときと空港からは、富山駅前行きのバスがあり片道一人420円。
30分前後で到着し、アクセス良好です。
道中外を眺めていると、アウディ、フォルクスワーゲン、ボルボみたいな外車のディーラーをたくさん見かけました。
ここは青山、表参道？と思うほどで、それくらい富山には外車ユーザーが多いのだと思います。この時点で、富山って豊かなんだなというイメージがつきました。
バスは駅の南側ロータリーに到着、あたりは新旧のホテルや商業施設が立ち並び、人出も多く賑わっています。
富山駅は路面電車の発着地でもあり、観光客だけでなく地元の人の拠点になっているようでした。

ダブルツリーbyヒルトン富山

ダブルツリーbyヒルトン富山は、駅前のロータリーから歩いてすぐです。
客層は明らかに外国人多め。実際はアメリカ系やシンガポールなど英語圏の方もいたかもしれませんが、見た感じはほぼ中華系でした。
東京、大阪、京都、に始まり北海道や九州など、日本の目的地はいろいろあるにもかかわらず、富山に来ている時点で日本ツウだと思います。
ご家族連れやグループもいたのですが、みなさん旅慣れているようにお見受けしました。

富山のおいしいお水を、ホテルのウォーターサーバーから楽しめるサービス

ダブルツリーbyヒルトン富山には温浴施設もあります。
夜行ってみたら、中国語のグループが浴槽に半身浴の状態で長時間喋りこみ、女性同士でも目のやり場に困るほど。
ホテルの温浴施設がすっかり銭湯状態になっていましたが、日本ツウを思わせる貫禄（笑）。
どうぞどうぞ、日本を楽しんでいただき、たくさんお金落としていってね♪

フロントで、翌朝の朝食ビュッフェは何時頃行くと良いか聞いてみたら、外国人客は早朝からバスが迎えに来て観光に出かける人が多く、だいたい黒部立山方面に行くらしいです。
その日は大きな団体の予約は入っておらず、翌朝8時半を過ぎれば空いているはずというアドバイスでした。
実際8時過ぎに行ってみるとレストランはすでに閑散としており、ゆっくり朝食を楽しむことができました。

朝食ビュッフェ

最近のホテル朝食の例に漏れず今回も、朝食ビュッフェで地元の名物を味わえました。

ゴールド会員（以上）向けに、お豆腐の蟹あんかけのサービス

氷見うどんはその場で作ってくれます

個人的にイチオシはとろろ昆布のおかゆです

右側はトッピング全部のせの氷見うどん

もちろん海鮮もご用意がございます

「世界一美しいスタバ」

朝食後13時までチェックアウトを伸ばしてもらい、多少仕事などしてから出かけました。
目指すは「世界一美しいスタバ」。
ダブルツリーbyヒルトン富山があるのは駅の南側ですが、北側に還水公園という場所があり、そこのスタバが景色が良くて有名らしいのです。
「世界一美しい」とは言い過ぎじゃないかと思いつつ、駅から徒歩十数分の距離なのでぜひ行ってみようと思っていました。

スターバックスコーヒー富山還水公園店

スターバックス コーヒー 富山環水公園店

行ってみると想像していたより運河が広く、お天気が良ければ遠く立山連峰も見えそうなロケーションでした。
美しく整備された公園で運河には遊覧船が行き交い、スタバの席からその様子を眺めることができます。

スタバの室内席からガラス越しに撮りました。橋の両側には展望台があります。

遊覧船は定員55名といいますからけっこうな大きさです。
それがUターンできるくらい、運河も広く大きい。
春には桜がさぞかしキレイなんだろうな…と想像にかたくないです。
「世界一美しい」はちょっと定かではないものの、「日本一美しい」なら確信できるスタバ、期待していなかった分とっても癒やされました。

富山駅北側のポテンシャル

ちなみに富山駅の北側から還水公園までは、これまた美しく整備された広い大通りを歩いていきました。
この道路の両側には、いわゆる昭和のハコモノとおぼしき立派な建物（スミマセン）が立ち並んでいます。
でもダブルツリーbyヒルトン富山がある南側の喧噪とは大違いでした。
行きも帰りも歩いている人が全然いないのです。
平日の午後だったので、ブラブラしている暇な人はいないのかもしれませんし、そもそも車社会で歩かないのが普通なのかもしれません。
でも道路や建物が立派に整っているのに人が全然いないのは、なんだかとってももったいない。
「世界一美しいスタバ」にだけ人が集中していて、それも9割が外国人観光客なのが印象的でした。
みなさんよく調べて来るのですね、、ここでも日本ツウな外国人観光客に感心した次第です。

富山駅の北側がもったいなく、何とかならないのかと思いながら帰路につきましたが、後日わかったことがあります。
どうやらあの北側に、新しい商業施設がオープンしたらしいです。

大和ハウス工業のHPより引用。DタワーのDはダイワハウスのDらしい

劇場などの芸術文化施設とオフィスタワーからなる新スポット。
人の流れを変えてこれから北側を盛り返すぞ！というスタート時点かもしれません。
黒部立山だけじゃない観光都市としての富山は、アクセス良し、山海のグルメあり、民度高くて街キレイ、と期待しかありません。
何年かたったらまた訪れてみたい街になりました。

余談：ブラックラーメンはダメでした

高血圧の家族は「デスラーメン」と言って今でも恐れています

富山の駅ビルで名物のブラックラーメンを食べたところ、アラ還の私にはしょっぱすぎて完食できませんでした。
見た目はおいしそうなのに残念、ネットでも賛否両論分かれるようです。。