蒲郡クラシックホテル
2022.3.12-13
山側ツイン
愛知県蒲郡市の小高い丘に建つ歴史あるホテル、蒲郡クラシックホテルです。一度、泊まってみたかったのですが、ようやくありつけました。披露宴や喫茶での利用はあったのですが、宿泊は初めてです。今回は、一休の 【クラシック・スタンダード】~選べる朝食付き~というプランです。
以前は、蒲郡ホテル、のちに、国土計画時代のプリンスホテル買われ、蒲郡プリンスホテルに。2012年に、今ある、蒲郡クラシックホテルになりました。呉竹荘という浜松のホテルチェーンに買われたのですが、ビジネスホテルを多く経営しています。
見ての通り、非常に趣ある立派という言葉では足りないほどの、たたずまいです。TBSのドラマ「華麗なる一族」にも使われたことがあります。日本クラシックホテルの会にも所属している。
部屋は、山側ツインという、海の見えないばかりか、窓からの景色は木だけで何もみえない部屋。調度品、什器はいいものを使用しているが、老朽化は否めない。もう少し手入れしてあってもいいような気がするが・・・。
ベッドサイドのライトコントロールなどは、ラジオ、テレビは動作しなかった。
水回りは、手入れされている印象。カビなどはなし。ただ、使用済みのタオルが掛けぱなしになっていたのは、非常に残念。
夕食は、六角堂。プリンスホテル時代は、おなじみ桂だった・・・。味や雰囲気が抜群のステーキハウスでした。スタッフの親しみやすい感じです。
朝食は、メインダイニングルームで。セットメニューで非常に格式の高さを感じます。食器は、プリンスホテル時代のものが使われていました。こういう、歴史の品をそのまま使う点は、大変喜ばしいことと思います。
早咲きの河津桜が咲いていました。すでに葉が出てくるくらい。。。庭もとても雰囲気が良く、加えて、春の陽気で散策するのにも、気持ちよかったです。
蒲郡の南方は、飛行機の航路になっていて、東京から大阪へ向かう際、このあたりがよく見えたのことを記憶しています。
お世辞でも、部屋は快適とはいえませんが、全体の雰囲気、食事には大変満足な滞在でした。