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コロナ環境下における俺のホテル投資論(3Q update)
9月も終わってしまったので、定期アップデート。内容の大枠は同じだけど、構成として、運営マーケットの話をしてから売買マーケットの話をした方が分かり易いので今回は順番を変えた。
1.コロナに関する主要ニュース(国内中心)
2020/7/10 GO TOキャンペーン実施を正式発表(7/22~)
2020/7/22 GO TOキャンペーンが東京発着分除きスタート(実質35%引き)
2020/9/15 GO TOキャンペーンに10/1以降東京発着分も追加と発表
2020/9/24 東京都が独自にGO TOキャンペーンの上乗せ制度(都民の都内旅行に対して1泊5,000円、10月下旬から)を発表
2020/10/1(予定) GO TOキャンペーンに東京発着分追加し、地域共通クーポンの配布開始(実質50%引きに)
7月以降は徐々に感染者数に関する話題から、GO TOの動向に話題の中心が移っていった印象がある。結局、コロナの感染を広めない一方で、経済活動も続けていかなければいけないので、アクセルとブレーキを細かく操作する状況はまだまだ続く。
この「東京除外でのGO TO開始」はアクセルとブレーキを細かく操作するというより同時に踏み込む施策なので、結果、今年の夏はREITの月次開示等を見る限り、ホテルのパフォーマンスの改善ペースはスローのままだった。ただ、スローではあるものの回復基調にあることは事実だし、その間、感染者数は抑えられていると言える水準だと思うので、この舵取りは決して悪くないと考えている。
10月1日以降、東京都発着分がGO TO解禁となるが、10月は祝日はなく、11月も23日まで連休はない。その間、都内の高級ホテルや近県の温泉地・リゾートへの宿泊は増えると思われるが、それも週末に限られ、既に夏の時点で活況を呈していた箱根は追加的な受け入れ余地も乏しく、その分、値上げ余地が大きくなるので、しばらくはGO TOバブルと言える状況も期待できる。
ちなみに、箱根は元々横浜を中心とした神奈川県民がそれなりに多いが、よく比較される軽井沢は東京都民による旅行が多いので、今年の夏は軽井沢と箱根ではやや人出に差(箱根の方が活況)があったようだ。
2.ホテル運営マーケット
ホテルREITの月次開示を見ていると、色々と発見があって面白い。
サポート→ホテルで使う→note→サポートというサイクルが回ると素敵ですね。