![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159018630/rectangle_large_type_2_efc9da19047e023227422b3b9d0029d0.png?width=1200)
私はどうやって英語を勉強してきたか②(受験期の入院、大学での劣等感)
こんにちは!
ホテルで働く女性のための英語コミュニケーションサポーター、
伊藤ももです。
閲覧ありがとうございます!
![](https://assets.st-note.com/img/1729651295-woJqfXtiYjdTeVLzkvMh8abc.jpg?width=1200)
こちらの記事では、私がどうやって英語を勉強してきたか
をご紹介させていただいています。
前回 ↓ は、小3で英語と出会い、ある時から英語が好きになって
中学・高校は英語を中心に勉強してきた
というお話をさせていただきました。
今回は、
センター試験直前で感染性心内膜炎という病気を発症し、
勉強どころではない闘病生活を経て
ラッキーの連続で大学に入るも
自分より英語ができる人が沢山いてショックを受け、劣等感を覚える。
けど、やっぱり英語は好きだな
というあたりまでを、思い出しながら綴っています。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
高校3年生、センター試験の約2ヶ月前。
志望大学のAO入試の面接のため、
初めて1人で飛行機に乗り道外へ。
行きの飛行機に乗る直前、空港で寒気を感じる。
前日まで学校に行き普通に過ごしていたので
「風邪かな? 寝たら治る。」と軽く考え、
空港の待合イスでチョコを食べてお茶を飲んでじっとしていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1729654413-NWhIY382n57uQ6B4lfmiEZ9e.jpg?width=1200)
飛行機を降りてホテルに着くと、急な吐き気に襲われる。
人生初めての1人きりの夜は39度の高熱。
次の日午前が面接なのに、めちゃくちゃ具合悪い。
ホテルの方に体温計を借りて、なんと病院にまで連れて行ってもらった。
あの時は、右も左もわからぬ高校生を助けていただき、本当にありがとうございました。
翌朝、心配した父親が朝一番の飛行機でホテルに来ていた。
奇跡的に面接の前後1時間は熱が37度台になり、無事に面接を終える。
すぐ飛行機で父親と札幌に帰る。
機内ではとにかく寒気と吐き気で、ベンチコートを着込んでずっとビニール袋を手に持っていたのでキャビンアテンダントさんに心配された。
近くのクリニックを受診するも原因不明。
1週間くらい家で寝込んでいたけど、
全然食べてないのでフラフラで立つのもままならなくなり、入院。
1週間? 2週間? かけていろいろな検査をした結果、
感染性心内膜炎ということが判明。
この時はまだ、受験生の私がまさか2カ月間も入院することになるとは思っていませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1729654256-aVebDUf92I0v3QTpkqP5NmGZ.jpg?width=1200)
入院中は、40度近い熱が1日に3~4回出て
飲めない食べられない、歯磨きやシャワーもできない点滴だけで生きる生活。
勉強やセンター試験どころではなく、
「センター試験は受けられなくても仕方がないよね。」
「1年浪人したとしても、生きてるんだからそれだけでバッチリだよね。」
と、両親と話していました。
が、奇跡的にセンター試験の前日に退院。
体力は落ちまくっていたので5教科全部受けるほど長時間は耐えられず、
ひとまず受けられるものだけ、数学・国語・英語・生物のみ受験。
辛かった闘病生活が終わって日常に戻れることが涙が出る程嬉しく、
「ダメかもしれないけど、やれるだけやってみよう!」と気楽に楽しんで試験を受ける。
結果は、本当にすごくラッキーで
英語が200点満点中たしか192点。漢語は満点。生物も悪くなかった。
主治医の先生が英語の点数を聞いて「僕の点数より高い。」と言ってくれたのを覚えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1729654946-iftgVdRjUkzaMQO6yTEw9Fbc.jpg?width=1200)
志望大学の「C日程」という
センター試験の3教科の点数と後日試験の小論文の評価などを合わせて受けられる試験を受験でき、スーパーラッキーにも合格し、進学。
入院中は具合が悪すぎて勉強したくてもほぼできなかったので、
大学では好きなだけ勉強できることが嬉しくて、わくわくしながら入学。
でも人見知りなので、入寮1日目からもうすでにかなりホームシック。
すごく心細くて、入寮した日は寮の部屋の窓から外を見ながら
「さっき話しかけてくれたあの子は、どこにいるのかな…。。」とか
「今頃、家族は何をしてるんだろう…。。」とか思っていました。
入学直後、クラス分けのために初めてTOEFLを受ける。
英語に自信満々だったが、真ん中より少し下のクラスになりショック。
同じ1年生でも、高校時代に留学経験のある子が半分くらいいて
今までの環境と次元が違った。
しかも、その子たちは性格も良くて
賢くて、面白くて、おしゃれな子も多いし、バイタリティに溢れていて。
人生で初めて大きな劣等感を味わう。
劣等感を抱えながらも、英語で授業が受けられて
教科書も宿題も全部英語という環境は
英語が大好きな私にとって刺激的ですごく楽しかった。
授業も宿題も私にとっては簡単じゃなかったから
とにかく日々全力を尽くしながら楽しんだ。
大学卒業要件の1年間の留学。
TOEFLで決められた点数以上を取れなければ行けない。
早い子たちは2年生でもう留学に飛び立って行ったが、
私はなかなかTOEFLの点数が伸びず、やっと行けたのは3年生の冬から。
留学は、アメリカのミネソタ州の大学へ。
小学校高学年くらいからずっと憧れていた留学が、いよいよ。ドキドキ…。
成田空港の国際線の出発ロビーで。
怖くて怖くて、心の中はもうめちゃくちゃ帰りたい。
あんなに行きたくて夢だった留学なのに、
もともと心配性で人見知り。
初めて長期間の海外。家から遠い。行ったことない場所。
しかも日本語が通じなくて、銃社会や治安も不安…。
飛行機で計14時間とか、1回行ったら「いつでも帰ってこれるし!」とは思えない。
行くしかないけど、めっちゃ帰りたい。うわあ~、、、
という気持ち。
つづきは、「私はどうやって英語を勉強してきたか③」の記事で!
ご興味のある方は読んでみていただけると嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!