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◯ 自己紹介 ◯

こんにちは!
こちらでは、伊藤もも のプロフィールを紹介させていただいています。



プロフィール

伊藤もも
ホテルで働く女性のための英語コミュニケーションサポーター


ホテルで働く女性が、苦手な英語を自信に変えて
理想の自分に近づく応援をしている。

忙しい毎日の中でも英語力を磨きたいと頑張るホテル女性のための実践的な講座を開講し、自身のベルパーソンやインバウンドセールスとしての経験から「生きた接客英語」やその効果的な勉強方法などを伝えている。


経歴


国際教養大学を卒業後、シティホテルでベルサービスやインバウンドセールスとして約4年従事。
約500室のホテルで外国人ゲストの接客・予約対応、海外旅行会社とのメール・電話やりとり・アテンドなどを担当し、
サービスの基本、英語での電話・メール・対人スキル、ニーズに合わせた提案力などを習得。

訪日外国人ゲストの役に立てる喜びを知り、やりがいを感じつつも
毎日の残業・終電生活でだんだんと心が荒み、悩んだ末、退職。

国立大学国際部の事務職に転職し、
イベント事務局や外国人学生・内外部との連絡調整などを担当。
約2年間、事務局運営の基本や事務作業全般などを学ぶ。
英語力を含めた自分という価値を再認識するきっかけとなる。

第一子妊娠を機に退職。
何度か入院する程のひどい悪阻の苦しみに加えて
妊娠がきっかけの全身性エリテマトーデス(SLE)という病気を発症。
おなかの中の命と自分の体を1日1日、守り続けることに専念した。

長女が1才になりほんの少し手が離れた頃、
大学の手話サークル時代から興味があったバリアフリー字幕制作を学び
バリアフリー字幕ライターとして独立。

字幕や映像の学びを深めるべくグラフィックデザインと動画編集も勉強し、
聴覚障害のある方と関わりながら字幕ライター・動画編集者として約5年間活動。

第二子出産を機に休業。
またもやひどい悪阻、プラス切迫早産の危険、持病のSLEがあり
ハイリスク妊婦で要安静だった。

子連れでホテルに宿泊するようになり、
ホテルが楽しい旅には欠かせない存在であること、
親切なホテルスタッフのありがたみを改めて認識。

コロナ禍が落ち着き来日客が再増加していることを背景に
ホテルで働く女性のためのオンライン英会話講座を開設。

英語のコミュニケーション力向上を通して
ホテルで働く女性たちがより自分らしく、
自信を持ってイキイキと仕事も人生も楽しめるよう
生きた接客英会話の上達メソッドを伝えることを使命として活動中。


札幌市出身。2人の娘(日本と中国のミックス)の母。

過去、以下の検定取得経験あり。
・TOEIC870点
・TOPIK(韓国語能力試験)2級
・HSK(中国語検定 漢語水平考試)3級
・ホテルビジネス実務検定試験 ベーシックレベル1級


私と英語のこれまで


英語とは、小学3年生で初めて出会いました。
学習歴は早25年以上。文字にすると四半世紀の迫力がすごいですね。
最初は友達のマネをして始めただけでした。
ほぼ毎日遊んでいた友達が、ある日を境に
「金曜日は英語があるから遊べない」と言ったんです。
ええーっ。それなら私も「英語」やる。
1人だけ後から英語クラブに入ったので最初は全然ついていけず、
毎週家で泣きながら両親と宿題をしていました。

負けず嫌いなので、友達に後れを取りたくない思いだけで必死に勉強
小学4年生になる頃、気付くと周りより少しだけ得意になっていました。
できるようになると面白くて、そこから英語が大好きに。

見栄っ張りだったので
発音は上手じゃないと恥ずかしいと思い込み、
英語クラブのカセットテープ教材の発音と同じ発音ができるようになるまで
何度もリピート
することを繰り返し、英語の発音ができる舌を作る。

小学6年生のとき、初めて外国の方に自分の英語が伝わる感動を知る
毎週月曜日、友達の家でアメリカ人女性の先生に
仲の良い4~5人の女の子たちと一緒に英語を教えてもらう機会があった。
英語が通じる喜びや通じない時の試行錯誤の仕方、異文化を知る楽しさなど
この時に語学学習のモチベーションとなるような原体験をさせてもらえました。感謝。
ますます英語が楽しくなり、中学でも一番得意な教科は英語に。

高校も英語で選ぶ。英語学習に力を入れた公立校の国際文化科へ進学。
いつもクラスで一番英語ができるようになりたいと思っていたし
学年で一番にもなりたいと思っていたと思う。
クラスには英語が得意な子も多かったから常に一番ではなかったけど、
英検準一級に何度も挑戦したり、模試で上位のほうに入れたり
英語は好きで得意。と自負していました。

もっと英語が磨ける大学に行って、英語を使う仕事をしたいと思い、
1年間の留学が卒業要件という道外の大学1本を受験。
なぜか「絶対受かる!」と信じて勉強してたけど、
高校3年生の後半、まさかの病気発症&入院。
そして大学で初めて英語で挫折感を味わいます。 

高校3年生、センター試験の約2ヶ月前。
志望大学のAO入試の面接のため、
初めて1人で飛行機に乗り道外へ。
行きの飛行機に乗る直前、空港で寒気を感じる。

前日まで学校に行き普通に過ごしていたので
「風邪かな? 寝たら治る。」と軽く考え、
空港の待合イスでチョコを食べてお茶を飲んでじっとしていた。

飛行機を降りてホテルに着くと、急な吐き気に襲われる。
人生初めての1人きりの夜は39度の高熱。
次の日午前が面接なのに、めちゃくちゃ具合悪い。
ホテルの方に体温計を借りて、なんと病院にまで連れて行ってもらった。

翌朝、心配した父親が朝一番の飛行機でホテルに来ていた。
奇跡的に面接の前後1時間は熱が37度台になり、無事に面接を終える。
すぐ飛行機で父親と帰る。
機内ではとにかく寒気と吐き気で、ベンチコートを着込んでずっとビニール袋を手に持っていたのでキャビンアテンダントさんに心配された。

近くのクリニックを受診するも原因不明。
1週間くらい家で寝込んでいたけど、立つのもままならなくなり入院。
いろいろな検査をした結果、感染性心内膜炎だった。
その後まさかの約2カ月間入院。

入院中は、40度近い熱が1日に3~4回出て
飲めない食べられない、歯磨きやシャワーもできない点滴だけで生きる生活。
勉強やセンター試験どころではなく、
「センター試験は受けられなくても仕方がないよね。」
「1年浪人しても生きてるんだからそれだけでバッチリだよね。」
と、両親と話していました。

が、奇跡的にセンター試験の前日に退院。
体力落ちまくっていたので5教科全部受けるほど長時間は耐えられず、
ひとまず受けられるものだけ、数学・国語・英語・生物のみ受験。
辛かった闘病生活が終わって日常に戻れることが涙が出る程嬉しく
「ダメかもしれないけど、やれるだけやってみよう!」と気楽に楽しんで試験を受ける。

結果は、本当にすごくラッキーで
英語が200点満点中たしか192点。漢語は満点。生物も悪くなかった。
主治医の先生が英語の点数を聞いて「僕の点数より高い。」と言ってくれたのを覚えている。

志望大学の「C日程」という
センター試験の3教科の点数と後日試験の小論文の評価などを合わせて受けられる試験を受験でき、スーパーラッキーにも合格し、進学。

入院中は具合が悪すぎて勉強したくてもほぼできなかったので、
大学では好きなだけ勉強できることが嬉しくてわくわくしながら入学。
でも人見知りなので、入寮1日目からもうすでにかなりホームシック。
不安いっぱいでした。

入学直後、クラス分けのために初めてTOEFLを受ける。
英語に自信満々だったが、真ん中より少し下のクラスになりショック
同じ1年生でも、高校時代に留学経験のある子が半分くらいいて
今までの環境と次元が違った。
しかも、その子たちは性格も良くて
賢くて、面白くて、おしゃれな子も多いし、バイタリティに溢れていて。
人生で初めて大きな劣等感を味わう

劣等感を抱えながらも、英語で授業が受けられて
教科書も宿題も全部英語という環境は
英語が大好きな私にとって刺激的ですごく楽しかった。
授業も宿題も私にとっては簡単じゃなかったから
とにかく全力を尽くしながら楽しんだ

大学卒業要件の1年間の留学。
TOEFLで決められた点数以上を取れなければ行けない。
早い子たちは2年生でもう留学に飛び立って行ったが、
私はなかなかTOEFLの点数が伸びず、やっと行けたのは3年生の冬から。
留学は、アメリカのミネソタ州の大学へ。

成田空港の国際線の出発ロビーで。
あんなに行きたくて夢だった留学なのに、
もともと心配性で人見知り。家から遠い遠い知らない土地へ、
しかも日本語が通じなくて、銃社会や治安も不安。怖くてもう帰りたかった。

留学中は、英語が全然わからなくて自信がなくなったり、
初めてマイノリティという立場で肩身が狭かったり、
積極的になれない自分はダメだなと
ネガティブな感情を持つことも正直多かった。

授業の先生の講義、全然わからない。30%わかったかな?
先生よりわからないのは、クラスの現地生の質問。速すぎ。全くわからない。
そんな状況だから、自分が授業中に発言できることは皆無。
ディスカッションしよう、となったら本当にお手上げに近い。
宿題は、教科書の読む量がえげつない。読んでも理解できてない。
わかるところは、ページの隅に要約してメモしてみたりはするけども。

記憶にあるのは、クラスで留学生は私1人だけの北米歴史の授業。
すごく苦戦した。テストもできないことが多いからレポートで点を取るしかない。
絶対点を取るために、質問の意図をはき違えないように。
何を聞かれているのか、何を答えればいいのか、しっかり理解するため
まずは質問だけを何回も読んだ

一度だけ、先生がみんなの前で私のレポートを例に出して「こういう答えが欲しかった」と言ってもらえたことがある。

留学前半、成績が悪い。単位が取れなかったクラスもあった。
留学生担当の先生に呼び出されて、状況を聞かれた。
教科書を読んでも難しくてわからないんです、という話をしたら
過去の留学生で、1回読んでもわかんないから何回も読んでた生徒もいたよ
という話をしてくれた。
そして最後に、これだけ英語で意思疎通できるんだから大丈夫。と言われた。

留学後半、もっと工夫して、なんとか単位を取って日本の自分の大学に戻ってきた。
留学先で取った単位を日本の大学で1年分として互換するから、単位を取れないと卒業にも影響が出る。致命的。だから必死で工夫したり食いついたり。

留学中の勉強以外のこと。
どちらかといえば陰キャの私。苦い思い出も沢山ある。
よくある(陽キャの)留学のイメージは、
「留学後も交流が続く大好きな友達ができた!」とか
「ディベートクラブに入ってアメリカ人学生たちと沢山討論したり、バカやったりして楽しかった!」とか、
「アメリカ人のルームメイトと意気投合して、一緒にあちこち出かけたりパーティーしたり充実してた!」とか。
そういうのとは、無縁でした笑。

寮で同室になったアメリカ人の1年生の子は、あまり留学生に興味がないタイプの子だった。
最初の頃は少ししゃべってたけど、
ある日夜遅くに部屋に戻ってきたと思ったら
男の子をつれてきて2人で一緒にベッドに入るから、
「やめて。寮のリーダー呼ぶよ。」と言ってからは絶縁状態だった笑。

でも、アジアから来ていた学生の友達は沢山いました。
美術専攻で美術の先生になる夢を持つ韓国人の子。
私も美術が大好きだから、本当に沢山いろんな話をしたなあ。
事務局でアルバイトをしていたマレーシアの子。
好きな本の1つが私と同じ『モリー先生との火曜日』だとわかった時は感動した。
その子はマレーシアで、私は日本で日本語で読んだんだなあ。

英語ができれば、いろいろな国の人とコミュニケーションができる。
英語ができなければ、わからなかった経験や感動が沢山ある。
ということを身をもって知った学生時代でした。


英語力を磨きたい、ホテルで働いているあなたへ


私は、ホテルで働いている時、
英語でお話する場面は、実は毎回不安でした。

フロントさんに「外国のお客様が〇〇したいみたいなんだけど、英語よくわかんなくて…」と頼ってもらう度に
「私で役に立てるなら喜んで!」と思う一方で
「私にわかるかな…? わかんなかったらどうしよう…汗」と、
本当に毎回思っていました。

人生で英語の勉強に費やしてきた時間も多く、
英語が大好きだと自負していて、
英語で人と楽しく話した経験も多くあるし、
一応留学の経験もあるのに、です。

でも、不安な気持ちを持ちつつも、
「自分で役に立てることがあるなら、なんでも聞きます」という気持ちで
お客様に向き合い、丁寧に誠実にを心掛けて1つ1つ対応をしていくと、
最後は"Thank you."と言って笑顔を見せてくれるお客様が多かったです。  

英語が少しでもできると、日本語を話さない訪日外国人の方にとって
とても助けになる瞬間があることを実感として知っています。

まだあまりそういう経験をお持ちではない方は、想像してみてほしいんです。
日本語が全く通じない国に旅行に行った時、
やっとの思いでホテルに到着して、チェックインを済ませて
ふいにホテルの方がたったひと言、「ありがとうございます。」とか
「こんにちは。」とか、日本語で声をかけてくれたら?
急にものすごい親近感が湧いて、なんだかホッとする気持ちになると思います。

1から10までを完璧に英語でご案内ができたら、それはもちろん素晴らしいですが
そこまでを求めてあなたのホテルに泊まるお客様はたぶん少なくて。
意思疎通ができて、困っていることを助けてもらえて、
よかった。また今度来る時もこのホテルにしようかな。
というように、お客様にホッとしてもらえるなら嬉しいですよね。

「完璧」じゃなくても、英語でお客様の役にたてることは沢山あると思います。
とりあえず、今いる場所から1歩前へ進んでみませんか?

あなたはきっとお客様に信頼される素晴らしいホテリエだと思います。
人見知りで、心配性で、友達が少ない(笑)私でもできたので
あなたなら絶対に英語を使ってよりお客様の役に立てます。
「英語で伝えたい」「英語を磨いてお役に立ちたい」というすてきな想いを大切に、
なりたい自分に近づくお手伝いをさせてもらえたら嬉しいです。

そんな想いで現在の活動をさせていただいています。

どうぞよろしくお願いします。


ホテルで働く女性のための英語コミュニケーションサポーター
伊藤もも



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