Room No.302 Ran Tondabayashi
ルームデザイナー:とんだ林 蘭
デザイナープロフィール:Ran Tondabayashi 1987年生まれ。コラージュ、イラストレーション、ペインティングなどの手法で表現する大胆かつ刺激的な作品は、多くのファッション関係者や音楽関係者からの注目を集めている。
マルベリー、BEAMS、カルティエとのコラボレーションで知られ、若き世代の女性クリエーターの中では突出した存在と評価されている。
こんにちは。京都の御所南のホテル、THE SCREENのShinです。
今回は、アーティストの とんだ林 蘭さん がデザインしてくださった、Room No.302をご紹介させていただきます。
とんだ林 蘭さんをアーティストと紹介させていただきましたが、ひとつの言葉で括れないほど多岐に渡り才能を発揮されています。
手掛けていただいたTHE SCREENの客室は、個性的で印象強いお部屋に仕上がっています。
たっぷりと採光できる大きな窓に鮮やかなオレンジ。
気持ち良い一日が始まることが予感できるお部屋です。
このお部屋のコンセプトは、
大きな窓から京都の風景を楽しめる開放的な昼間の雰囲気から、照明に映し出された独特の世界観を味わう夜の空間へ。個性的な家具と調和する鮮やかな床や壁が高揚感を抱かせ、非日常に浸ることができる空間。
となっています。
ベッドスペースは、深い眠りにつけるよう配慮されたレイアウトになっていて、とんだ林 蘭さんの世界観に浸れる空間になっています。
ベッドサイズはハリウッドキングで、ゆったりとお休みいただけます。
横になって天井を見上げると・・・
天井から青空と雲が覗けるデザインになっています。
この仕上げは、とんだ林 蘭さんが実際にTHE SCREENに来られてご自身でされています。
個人的なこのお部屋の感想は、はじめて部屋に入った時のオレンジの色鮮やかさと光量のインパクトがとても印象強かったです。
天井の空が覗く細工には、正直、驚きました。私自身は【ほころび】を表現されているのかな?と感じましたが、夢や空想の世界とも取れるでしょうし、並行世界(パラレルワールド的な)を表しているのかも、とか。
はたまた心理的な表現かもしれません。オレンジって調べてみたら、心に何かを閉じ込めている事を表している色なんだそうです。その閉塞感を破り、晴れやかな未来へ。という表現なのかもしれません。
なんてことを色々と考えてしまって、哲学の世界に引き込まれる方もおられるかもしれませんね。
ドレッシングテーブルも素敵な仕上がりになっています。
とんだ林 蘭さんはとても有名なので、その活躍ぶりをご存知の方も多いかと思います。
最も新しいトピックスは、AIさんのミニアルバム「IT'S ALL ME vol.1」のアートディレクションを担当されています。
これまでも、とんだ林 蘭さんは多くのミュージシャンの方々とお仕事をされてきています。対談も毎月されていて、女性ファッション誌SPRiNGに連載されています。
とんだ林 蘭さんのインスタグラムへのリンク先が下記になっています。
是非、ご覧になられてくださいね。
ご紹介としては、まだまだ物足りませんが、続きはまた次の機会に。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
京都にお越しの際は、是非、THE SCREENにお立ち寄りください。
上質なステイとおもてなしをご用意して、お待ちしております。
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