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フランク・ダラボン『ショーシャンクの空に』について
この映画を好きという人はかなり多い印象がある。俺も大学時代に観て以来、大好きな映画だ。
この映画の好きなポイントは、単純に話が面白いとか、俳優陣が素晴らしいとか、名言が多いとか、挙げようと思えばたくさんある。しかし最近自分が気づいたのは、この映画の大半を登場人物が過ごす刑務所の重苦しい鉛色と、ラストシーンの空と海の青の対比が素晴らしいところが大好きだということだ。これは同時に、人生に起こる不条理と、それでも希望を捨てないことの対比だと思う。
この映画には、消費し尽くされることのない、普遍的な良さがあると思う。決して派手な作品ではないけど、最高である。