キーボードについて
自分は小学生のころにピアノを習っていたが、今では簡単なコードと『猫ふんじゃった』くらいしか弾けない、低レベルな演奏技術の持ち主だ。
しかし、ピアニストに対する憧れは強い。クラシックやジャズで、自由自在にピアノを弾く人を見ると、あんなふうに弾けたら楽しそうだと思う。また、ビリー・ジョエルやトム・ウェイツのように、ピアノを弾きながら歌うシンガーもかっこいいなと思う。
そんな憧れと、資格の試験でピアノ演奏が必要ということもあり、キーボードを購入した。もう10年くらい前のことだ。
購入にあたって、メーカーはYAMAHAがいいと思っていた。良くも悪くも、国産メーカーに盲目的な信頼を寄せている節が自分にはある。
では、数あるYAMAHAのキーボードの中なら何を買うかとなったときに、ポータトーンという機種があることを知った。きっかけはYMOのこの動画だ。
この動画で、坂本龍一が弾いているのがどうもYAMAHAのポータトーンらしい。安い機種なのに、教授が選ぶなら間違いなさそうだと思い、購入を決意した。
他のキーボードを弾いたことがないので分からないが、機能的に何の不満もない。MIDIに対応しているので、パソコンに繋いで宅録にも大活躍している。故障も一回もない。キーボードはずっとこれで良い。