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【助産師監修】新生児の1日の過ごし方

 産後の生活で気になるのが、1日のスケジュール。大人と違う生活リズムの赤ちゃんのお世話をしながら、家事をこなす日々はなかなかイメージしづらいですよね。
 今日は新生児の1日の過ごし方の一例をご紹介します。出産を控えたママも、育休取得予定のパパも、そのご家族も是非お読みください。


🧸はじめに

 はじめに新生児の1日のスケジュールを見ていく前に、押さえておきたいポイントがあります。それは、それぞれの赤ちゃんの過ごし方には「必ず個人差がある」ということです。これからご紹介する一例通りにスケジュールが進まなくても、大丈夫。むしろ、ひとりひとりの赤ちゃんに合わせて、ママパパ・ご家族がスケジュールを調整していくことが大切です。


🧸実例!新生児の1日のスケジュール

マイナビ子育て「産んだらどんな生活になる? 新米ママのタイムスケジュール3タイプ」より

 それでは早速新生児の1日のスケジュールの一例を見ていきましょう。こちらを見ると、ママと赤ちゃんの生活リズムが連動し、細切れに睡眠や授乳、オムツ交換などをしていることが分かります。

 新生児の1日の授乳回数は約10回ほどになり、1日を通して2~3時間に1回は授乳をしているイメージになります。うんちやおしっこも、トータルで10~20回ほどになるため、その分オムツ交換の回数も増えていきます。この間にママ自身のお食事や入浴、家事などの時間が入ると、それだけで1日が目まぐるしく過ぎていくのがイメージできます。 

 一方でパパがお仕事をしながら育児をしている場合は、赤ちゃんのお世話や家事をする時間以外に、睡眠時間や勤務時間を確保しなければなりません。これを見ると、パパもかなりのハードスケジュールに感じられますが、1日中お家で赤ちゃんの生活リズムに合わせてお世話をしていくのもとても大変。意外と、育児の合間に「自分のリズムで過ごせるお仕事の時間がリフレッシュになる」という方もいらっしゃいます。とはいえ、仕事から帰ってきてすぐに育児や家事をするのが大変なのは事実です。

 そういう時に、実母などのご家族や周りの方がサポートしてくれるととっても心強いものです。例えばお食事の準備は、3食のうち1食でも誰かに準備をしてもらえるととても助かります。育児に手がいっぱいだと、ママ自身のお食事は手軽なものでさっと済ませがちですが、産後の体の回復期や授乳中は、しっかり栄養を摂る必要があります。 また、忙しい毎日の中で温かいお味噌汁を飲めるだけで、気持ち的にも少しほっと出来たりします。

 とはいえ、核家族化が進む社会の中では、ご家族が近くに住んでいない場合も多いです。また、最近では孫育児に専念できる方ばかりではなく、共働きだったり定年後も働き続ける人が多いため、毎日付きっ切りでサポートできる人も少なくなってきています。

 そこで是非活用して頂きたいのが、産後ケアや産後をサポートするサービスです。


🧸産後に活用できるサービス

 最近は産後に活用できるサービスも増えてきていますが、代表的なものをいくつかご紹介します。

①産後ケアホテル(宿泊型の産後ケア)

 まずご紹介するのが、HOTEL CAFUNEのような宿泊型の産後ケアサービスです。産後ケアホテルに限らず、産院や助産院、産後ケアセンター等でも実施されています。
 宿泊型の産後ケアは、ママ・パパ自身が休んで、食べて、体のケアをしっかりしたい方におおススメです。また、宿泊型の産後ケアには助産師などの専門家が在籍している事が多いため、育児に悩んだり・聞きたいことがある場合にも活用できます。

②出張型の産後ケア

 産後ケアは受けたいけれど、上のお子さんがいるなどして宿泊するのは難しいという方には、自宅で受けられる出張型の産後ケアがおススメです。
 こちらは、赤ちゃんのお世話のサポート以外に、母乳のケアや育児相談などにも対応している場合が多いです。また、自治体の助成があり安く利用できる場合も多いので、手軽に活用できるのが特徴です。

③産後ヘルパー・家事代行・ベビーシッターなど

 母乳ケアや育児相談よりは、家事や赤ちゃんのお世話の一部をメインに頼みたい方におススメなのが産後ヘルパーです。産後ヘルパーは家事代行サービスとベビーシッターの中間くらいのイメージで、産後に特化してサービス内容が組まれています。
 家事のお手伝いをメインでサポートしてほしい場合は、家事代行サービスや最新家電を導入するのも1つの手です。
 似たようなサービスに産後ドゥーラというものもありますが、こちらはよりママの心に寄り添ったケアに重きを置いているのが特徴です。


 今回は、新生児の1日のスケジュールについて解説しました。産後は楽しくも忙しい日々が続くので、「疲れたな…」と感じたときは、産後をサポートするサービスを是非活用してみてください。


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