【助産師監修】入院バックの準備のコツ
出産予定日が近づいてくると、病院から「入院バッグを準備してくださいね」と言われますよね。出産~産後生活にかけては必要なアイテムが多いので、時間があるうちにしっかりと準備をしておくことが大切です。今回は、入院バッグにあると便利なグッズや準備のコツを紹介します。
🧺準備前に確認したい「お産バッグ」
多くの産院では、入院後に「お産バッグ」をもらえます。お産バッグには、ナプキンや産褥ショーツをはじめ、赤ちゃん用のおしりふきやおむつなど様々なアイテムが用意されています。
実はこのお産バッグは、産院によって内容が変わってきます。そのため、入院バッグを準備する際は、まず産院のお産バッグで何のアイテムが用意されているのかを確認することが大切です。
産院のホームページやパンフレット・資料などで確認できると思いますので、妊娠後期に入ったら是非チェックしてみましょう。
🧺準備前に確認したい「分娩方法」
入院バッグに準備したいアイテムは「分娩方法」によっても変わってくることがあります。
例えば、自然分娩予定の方は、産後会陰のお傷が出来た場合に備えて、自分用のおしりふきを準備される方もいます。一方、帝王切開予定の方は、手術のお傷を綺麗になおせる保護テープを準備される方などがいます。
このように分娩方法によっても、準備したいグッズは変わってくるので、ご自身の分娩方法について事前に確認しておくといいでしょう。
🧺入院バッグにおススメのグッズ
①ペットボトル用ストロー
こちらは、自然分娩・帝王切開の方共通で使えるグッズです。陣痛で過ごしている間や、術後傷の痛みがある時に寝たままでも飲みやすいペットボトル用のストローがあると便利です。
②S字フック
こちらも、自然分娩・帝王切開の方共通で使えるグッズです。ベッドサイドのテーブルやベッド柵などに掛けて使われる方が多いです。入院中はベッドで過ごす時間が長いので、フックにはバックを掛けておいて、リップクリームや飲み物などすぐ取り出したいアイテムを入れておく方が多いです。
③延長コード・長めの充電ケーブル
意外と使用頻度が高いのが、延長コードや長めの充電ケーブルです。最近は入院中もスマホやタブレットなどの電子製品を使う方が多いですよね。特に帝王切開後の方は、ベッド上で充電しながら使用できる環境を整えておくことがおススメです。
④産褥ショーツ
産後毎日使うものが産褥ショーツです。産院のお産バッグにも入っていますが、悪露がある中で日々使うことを考えると、複数枚あると安心ですね。
最近は帝王切開の方向けに、全面も開ける「全開タイプ」があります。着脱の際も、お傷の部分にウエストゴムがかからないので術後も安心して使用できます。また、医師や助産師が、帝王切開後の悪露のチェックやお傷の診察をさせていただく時にも活躍してくれるグッズです。
⑤授乳用ブラジャー
産後、母乳育児をしたい方には授乳用ブラジャーも必要です。授乳用ブラジャーは、ボタンやストラップで開閉するタイプと、さっとずらして授乳できるタイプがあります。いずれのタイプしても、赤ちゃんが泣いたときにすぐに授乳を始められるとストレスが少ないです。人によって使いやすいと感じるタイプは分かれるので、産後いくつかの種類を試してみるといいかもしれません。
今回は、入院バッグにあると便利なグッズや準備のコツを紹介しました。今日ご紹介したアイテムは、産後HOTEL CAFUNEにご宿泊の際も活躍できるものが多いです。HOTEL CAFUNEにご宿泊の際に、準備する持ち物に悩んだら、是非HOTEL CAFUNEのスタッフにご相談ください。