見出し画像

【スタッフ紹介】助産師インタビュー vol.5

 HOTEL CAFUNEでは、ホテリエや助産師、保育士など様々なスタッフが在籍しています。その中でも今回は助産師にフォーカスを当て、インタビューを行いました。助産師は日々のヒアリングやケアを通して深くお客様に関わっています。今回の記事を通して、HOTEL CAFUNEの助産師のことを少しでも多くのお客様に知っていただければと思います。

▼過去の助産師インタビューはこちら

助産師S(27)
大学で看護師・助産師免許取得後、神奈川県の周産期母子医療センターにて分娩〜産後のケアに携わる。その後、看護師や地域での助産師経験を経て、産後の乳房ケアについて専門的に学ぶ。乳房マッサージ認定保持。


HOTEL CAFUNEで働こうと思ったきっかけは何ですか?

 病院で働いていた頃、授乳に困っている方をたくさん見ていましたが、産後数日しか関わることが出来ないもどかしさを抱えていました。ある日の夜勤中、授乳に苦戦するお母さんと一緒に、毎回授乳の度に練習をしていました。初めて赤ちゃんがしっかり吸えて母と2人で喜んでいたとき、ちょうど太陽が昇ってくるのが見えたんです。そのとき、「私は産後のお母さんたちの隣にいて、一緒に頑張って、一緒に日の出が見られるような助産師になりたい」と強く思ったのを忘れられません。そして、産後ケアの道に進むことを決意し、産後の母の1番の困りごとである乳房ケアを専門的に学ぶことにしました。
 その後、学んだ知識と技術を産後ケアの場で活かしたいと思って探していたときにHOTEL CAFUNEと出会いました。少人数制であり手厚いケアが出来ること、学んできた乳房ケアを提供させてもらえることなど、ここなら自分の目指す助産師としての働き方が出来ると思い、働き始めました。

印象に残っていることは何ですか?

 授乳が全く出来ずに来られた方が、HOTEL CAFUNE滞在中に一緒にたくさん練習して、授乳出来るようになって帰られたことですね。全然吸えなかった子が大きくお口を開けて咥えられるようになったこと、1〜2分で寝ちゃっていた子が10分しっかり吸えるようになったこと。母乳の量が少なくて悩んでいた方が少しずつ分泌UPしてきたこと、赤ちゃんが飲めるようになって搾乳機を手放せたこと。チェックアウト後に、おかげでたくさん母乳を飲んでこんなに大きくなりました!と連絡いただいたときは本当に嬉しかったですね。
 授乳は、産後のお母さんたちの最大の悩みと言っても過言ではないほど、皆さま悩まれているのを目にします。滞在期間が長いというHOTEL CAFUNEの強みを活かし、ゆっくり時間をかけて一緒にお悩みを解決出来るのが嬉しいですね。

この仕事のやりがいは何ですか?

 誰かに頼っていいんだ、自分は1人じゃないんだと思っていただけることです。頑張り屋なお母さんであればあるほど、誰かに頼ることが苦手だったり、1人でやらなきゃと頑張りすぎたり。でも、今後ずっと続いていく育児を1人で抱えこむ必要はありません。パートナーや家族、友人、地域の人など、いろんな人に頼って、助けてもらいながら育児していいんだ、と思ってほしいんです。その練習をぜひHOTEL CAFUNEでしてもらえたらと思っています。滞在中はたくさん助産師に頼って、赤ちゃんを預けて、自分は1人じゃないと実感してほしいですね。そして今後育児される中で、HOTEL CAFUNEを思い出してもらって、困ったときは1人で抱え込まずに少し肩の力を抜いて、誰かに頼ってもらえたら嬉しいです。HOTEL CAFUNEは生後90日未満の赤ちゃんとそのお母さんが対象ですが、これから先の育児につながる大切な土台を私たちがつくるんだ、という気持ちで働いています。 

助産師として何を大切にしていますか?

 ”お母さん”という存在へ、尊敬と愛情を忘れず接することです。HOTEL CAFUNEではたくさんのお母さんとご家族に出会います。どの方も妊娠〜産後の心身の大きな変化の中で戸惑ったり悩んだりしながらも、赤ちゃんにたっぷりの愛情を注いで子育てされています。そんな姿を見ていると本当に母は偉大だと感じますし、もっと力になりたいと思いますね。今後も常に尊敬の気持ちを忘れず、愛情たっぷりにゲスト様をお迎えして、助産師として出来る最大限のケアを提供させていただきたいです。


📝宿泊予約はこちらから

販売中のプランはこちら
🍑ベーシックプラン:4泊〜
🍑レスパイトプラン:2泊〜
🍑デイユースプラン:日帰りのご利用(最短2時間より)
🍑体験宿泊プラン:1〜6泊まで選択可能

📤SNSも随時更新中

InstagramX

👀見学予約も受付中

ご予約はこちらから
その他お問い合わせは公式LINE(https://lin.ee/CQavedZ)から

いいなと思ったら応援しよう!