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Keychron 光学式スイッチが壊れた! と焦る前に読んでほしい記事
※ロープロファイル用のスイッチの話です
もはや販売終息しかけているスイッチの話をいまさら書いてどうすんだって感じですが、在庫がなくなりそうだからこそ壊したくないのが人情ではなかろうかと。
ロープロファイル Keychron 光学式スイッチ交換後にキーが反応しなくなった、もしくはキーがずっと押した状態になった 場合は、簡単に直せるかもしれません。まずは読んでみてください。
着脱で不具合を起こしやすいKeychron 光学式スイッチ
ではあらためて。こちらがロープロファイル版 Keychron 光学式スイッチになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1735117428-DSnBhv10P2kOMLjlNIbwmf5y.jpg?width=1200)
本来光学式スイッチはメカニカルスイッチより壊れにくいという話ですが、このスイッチ、なぜか着脱のタイミングでよく不具合が起きます。自分はこのスイッチの交換は今まで2回しかやっていないのですが、毎回1~3個のキーが反応しなくなりました。繊細が過ぎる。
ただし壊れたわけではありません。
ちょっと分解してみましょう。えい。
![](https://assets.st-note.com/img/1735117773-UnkqL8Wvbx1gQOFCfIpdSZum.jpg?width=1200)
左上から順にトップハウジング、ステム、ボトムハウジング、スプリング、そして謎のゴム栓です。
実は不具合の犯人はこのゴム栓。
![](https://assets.st-note.com/img/1735117925-x9TarDOkVzvbl8BuMKCmieEA.jpg?width=1200)
このゴム栓、ボトムハウジングの外側から差しこむ作りになっているのですが、キースイッチを引き抜いた衝撃で吹っ飛ぶんですよ。六畳間なら部屋の端から端まで転がっていくほど。
またパーツ自体がかなり小さい上に色が黒なので、暗い色合いの床だとパーツを探すだけでも一苦労。
キースイッチ交換後にキーがずっと入力状態になる場合は、このパーツが外れた可能性が高いです。
逆にキーが反応しなくなった場合は、このゴム栓が動いていない可能性があります。ゴム栓のスプリングがゆがんだり、ボトムハウジングにゴム栓を強くねじ込むとたまに発生します。
壊れた? と感じたら、まずココをチェック
![](https://assets.st-note.com/img/1735118728-FRtuL5N9mGEbcoslQY2AwOzD.jpg?width=1200)
キースイッチ交換後にキーの反応がおかしい場合は、該当スイッチを外してひっくり返してみてください。上記画像の赤丸部分にゴム栓がはまっていなければ、部屋のどこかに転がっているでしょう…… (¨)( :)(..)(: )
外れたパーツを見つけたら、ボトムハウジングの外側からそっと差しこんでください。
Keychron 光学式スイッチを交換する際の教訓
作業場所に白い紙でも引くか、明るい色の床の部屋で行いましょう
何でも口に入れがちなお年頃のお子さんがいる方は、別室でやりましょう
交換が終わったら、必ずキーボードの動作チェックを行いましょう
動作チェックサイト:https://anysweb.co.jp/keycheck/