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NuPhy Air75 v2で、VIAを使ってキーマップを変更するコツ
検索でたどり着いた方がほとんどだと思うので、前置きは書きません。うまくいかずに困っている、注意点が気になる、という方の参考になれば幸いです。
使用したキーボードはAir75 v2ですが、Air60やAir96でも大差ないはずです。
なお試す方は 自己責任 でお願いいたします。
特にファームウェアに関しては、アップデートに失敗すると最悪キーボードが使えなくなります。自信のない方はsharpkeyなどの代替ソフトをご検討ください。
基本事項
nuphy Airシリーズの v1 はVIAでキーマッピングはできません
sharpkeyなどのソフトを使ってキー割り当てを変更することは可能ですキーボードのファームウェアのバージョンが古い場合、VIAが使えないとの情報あり
(参考:https://note.com/saiton181/n/n7499faa19ed7)だがファームウェアのバージョンを調べる方法はなさそう
(参考:https://www.reddit.com/r/NuPhy/comments/19eicql/determine_air75_v2_current_firmware/)ファームウェアのアップデートは 失敗する 場合があります。公式にも明記されているとおり、不都合がない方は現状のまま使いましょう。特に最新のファームウェアは3つすべてアップデートしなければならず、またドングルファームウェアのアップデートにはWindowsが、RFファームウェアはiOSかAndroid環境が必要になります
準備するもの
製品付属のUSBケーブル
Chrome系のブラウザ (Google ChromeとSRware Ironで動作確認済)
お使いの製品に合わせたjsonファイル
下記リンクからダウンロードしてください
https://nuphy.com/pages/json-files-for-nuphy-keyboards読み飛ばさない忍耐
手順
※テスト環境はWindows10 64bit
1.製品付属のUSBケーブルを使い、キーボードをPCに有線で接続する。背面スイッチの切り替えを忘れずに
2.Chrome系のブラウザを起動して、https://usevia.app を開く
![](https://assets.st-note.com/img/1734850937-gYt159sc6aPi4rCdyuVfH2LU.jpg?width=1200)
3.画面上部の歯車アイコン(SETTINGS)をクリックし、Show Design tab をONにする
![](https://assets.st-note.com/img/1734852036-njJUIsFxK8afuM0WCl4BwZ9S.jpg?width=1200)
4.歯車アイコンの左に追加された、刷毛アイコン(DESIGN)をクリック
5.Load Draft Definitionの右にある Load ボタンをクリックし、あらかじめダウンロードしておいたjsonファイルを選択する。なおこの際Use V2 definitions(deprecated)はOFFのままにしておく。
※Air75 v2ではUse V2 definitions(deprecated)をONにするとエラーがでた
![](https://assets.st-note.com/img/1734852654-Ogl5vDqceJyEP7pRf9xjSYkN.jpg?width=1200)
6.画面上部のキーボードアイコン(CONFIGURE)をクリックし、Authorize device ボタンをクリック。該当のキーボードを選択して、接続ボタンをクリック
![](https://assets.st-note.com/img/1734853254-RNpcKAo7JrfYkg1PQIS0FUEw.jpg?width=1200)
7.キーマップ編集画面が表示される。Macの場合はLAYER0 、Windowsの場合はLAYER2 をクリック。この2つがデフォルトのレイヤーになる。
セカンドレイヤーはMacはLAYER1、WindowsはLAYER3
![](https://assets.st-note.com/img/1734853700-YNOTxpw5qysc7a2UERdG0fHL.jpg?width=1200)
8.画面上部で変更したいキーを選択し、画面下部で割り当てたいキーを選ぶ。変更した割り当ては 即時反映 される
9.キーマップを保存しておきたい場合は、画面左下のフロッピーアイコンクリックし、Save Current Layoutの右にある Save ボタンをクリック
![](https://assets.st-note.com/img/1734853962-HjRD6VMAmlOCkS83uqoiW0FY.jpg?width=1200)
補足
自分がはまったのはレイヤーの選択です。OS毎にレイヤーが異なるとは知らず、延々と悩みました。CONFIGURE画面では正常に割り当てできているのにキーボードに反映されない方は、まずレイヤーを確認してみてください
変更したキーが正しく割り当てられたかは、画面上部の聴診器アイコン(KEY TESTER)から確認できます。その際Test MatrixをONにすると、実際のキーボードと同じ配列で表示されます
無変換など特殊なキーも割り当てできるようですが、Bluetooth接続の場合反応しないという情報あり
(参考:https://chitan.hateblo.jp/entry/2024/07/04/142055)割り当てキーの一覧に存在しないキーでも、Anyを選択→QMKキーコードを入力することで割り当て可能です
(参考:https://syon.github.io/refills/rid/1471100/
https://qiita.com/82cb82b8/items/4d023d4e9cef4fe74702)USBケーブルは必ず製品付属の物を使いましょう。見た目は同じように見えるケーブルも、なかにはデータ転送できなかったり、機器を正しく認識できない製品があります
製品付属のケーブルが手元にない方は、下記リンクのケーブル+Air75+Windows10でキーマップが変更できることを確認済みです。手持ちのUSBケーブルでうまくいかない場合はお試しください
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B071D8THD2/公式からダウンロードしたjsonファイルの読み込みは初回だけで良いようです。ただしOSを再インストールしたり、ブラウザのキャッシュを削除した場合どうなるかは不明です