【ゼンゼロ】Ver.1.2が楽しみだというお話〜『カリュドーン』の正体が気になる与太話〜
去る9月13日、ゼンゼロのVer.1.2告知番組が配信されました。
新エリー都はヤヌス区を飛び出して、初の"郊外"が舞台となるVer.1.2は運び屋"カリュドーンの子"らと彼らが挑む"ツール ド インフェルノ"がフィーチャーされます。
カリュドーンと聞いて思い出すのはギリシャ神話に名高い"カリュドーンの猪"でしょう。"マスター"兼任の方にとってはアタランテ(オルタ名義でバーサーカーの方)の肩に乗っかってるアレがまさにカリュドーンの猪(だったモノ)だと言えば馴染み深いかもしれません。
原典においては女神アルテミスの神罰として遣わされた巨大な猪であり、大勢の狩人達が多大な犠牲を払ってようやくと仕留めたとされています。神話の神様、巨大生物送り込みがち。
さて、今回実装される"カリュドーンの子"は郊外で暮らす人々の求めに応じて物資等を運ぶ運送業だそうで、神罰どころかある面では人助け集団とも言えそうです。よしんば、かつて郊外を大いに荒らし回った"カリュドーン"と呼ばれる何者かが存在したと仮定して、(何代目かは分かりませんが)その後継者たるシーザー達が"子供"として今も同じ郊外を拠点に活動しているとしたら、その有り様を大きく変えた経緯はとても気になるところです。
現在の"カリュドーンの子"は、首領のシーザー自らが治安局で運転免許の更新やホロウ通行許可を遺漏なく手続きするなど、少なくとも遵法精神を持った真っ当な運送会社であって、単なる無法者集団とは一線を画することは間違いありません。そんな彼女等がなぜカリュドーンなどという恐ろしい名前を名乗っているのか。
ゼンゼロがギリシャ神話に着想を得ている事は主人公兄妹が"パエトーン"を自称している事からも明らかで、その点カリュドーンも単に名前を拝借した以上の意味がありそうです。
カリュドーン自身は未だ健在なのか、狩人が仕留めたのだとしたらそれは誰の手になるものか、何より、神罰として猪を遣わした"アルテミス"は誰なのか。カリュドーンの子は意外とゼンゼロ世界の根幹設定に関わる存在なのかも知れません。
公式から供給が在れば出涸らしになるまでしゃぶり尽くすの、オタクの悪い癖ですね。
でも楽しいからしょうがない。
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