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山登りブーム到来! でもちょっと待って、その前に… 自然と人に優しい登山家になろう!

近年、健康ブームも相まって、山登りの愛好家が急増しています。
雄大な自然の中で心地よい汗を流せる山登りは、まさに心身のリフレッシュに最適なアクティビティと言えるでしょう。

しかし、このブームの裏側で、一部のマナー違反が問題視されているのも事実です。

美しい自然を傷つけ、他の登山者の迷惑になるような行為は絶対に避けなければなりません。

そこで今回は、山登りを楽しむ上で、私たちが心に留めておきたいエチケットとマナーについて改めて考えてみましょう。
※私が注意された体験も含みます。

知らずにいたら危険! 山登りにおける『5つのタブー』

山登りには、その魅力を最大限に味わい、安全に楽しむために、守るべきマナーやルールが存在します。ここでは、特に注意が必要な「5つのタブー」とその理由について詳しく解説していきます。

1.登山道を塞ぐべからず!:

休憩や写真撮影は、他の登山者の通行を妨げない場所を選びましょう。
登山道は、誰もが安全かつスムーズに頂上を目指すための共有スペースです。
自分勝手な行動は、他の登山者に大きな負担やストレスを与えるだけでなく、場合によっては落石などの危険を招き、事故に繋がる可能性も孕んでいます。

2.自然は美術館、持ち帰りは思い出だけ!:

美しい花や珍しい植物、石ころ一つにも命が宿り、その場所で役割を果たしています。
持ち帰ったり、登山道から外れて踏み荒らしたりする行為は、貴重な生態系を破壊するだけでなく、遭難のリスクを高めることにも繋がります。自然を愛でる心を忘れずに、写真や思い出を持ち帰りましょう。

3.ゴミは持ち帰り、山の環境は守り抜こう!:

山にゴミ箱はあっても、それはあくまでも緊急時用と心得ましょう。美しい景観を守るため、また野生動物への影響を最小限に抑えるためにも、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
飴の包み紙やタバコの吸い殻など、小さなゴミでも風で飛ばされやすく、思わぬところに拡散してしまう可能性があります。環境保護への意識を持ち、責任ある行動を心がけましょう。

4.五感を研ぎ澄まし、山の息吹を感じ取ろう!:

ヘッドホンで音楽を聴きながらの山登りは、周囲の音や他の登山者の声に気付けず、大変危険です。
落石や野生動物の接近など、予期せぬ事態に迅速に対応できません。また、挨拶や注意喚起の声かけも聞こえなくなってしまい、円滑なコミュニケーションの妨げにもなります。五感を研ぎ澄まし、鳥のさえずりや風の音など、山の息吹を全身で感じながら歩きましょう。

5.決められたルートを歩こう! 迷子になったら大変!:

登山道は、安全を考慮して綿密に整備されています。登山道を外れてしまうと、道に迷って遭難する危険性が高まるだけでなく、貴重な植物を踏み荒らしたり、野生動物の生態系に悪影響を与えたりする可能性があります。
必ず指定された登山道を歩き、自然環境保護に協力しましょう。

これだけは押さえたい! 山登りを楽しむための基本マナー
山登りは、自然と触れ合い、自らを試す素晴らしいアクティビティです。
しかし、それは同時に、多くの動植物の暮らす貴重な自然環境の中に私たちがお邪魔させてもらうという謙虚な気持ちを持つことが大切です。
以下の基本的なマナーを守り、周囲への配慮を忘れずに、安全で楽しい山登りを心がけましょう。

  • 「こんにちは」の笑顔で、山登りをもっと楽しく!:
    すれ違う登山者と笑顔で挨拶を交わしましょう。それは、登山道における大切なコミュニケーションであり、お互いの安全を確かめ合い、励まし合うためのものでもあります。

  • 譲り合いの精神で、安全でスムーズな登山を!:
    一般的に、登山道では登る人が優先です。これは、登る人がペースを崩すと体力を消耗しやすく、危険が伴うためです。しかし、状況に応じて柔軟に対応することが大切です。狭い道では、安全な場所で待避し、譲り合いながら進みましょう。

  • 荷物はしっかり管理! 落下や紛失防止は必須!:
    持ち物が落下すると、他の登山者の迷惑になるだけでなく、自然環境を汚染する原因にもなります。リュックサックはしっかりと閉め、荷物は内部にしまい込みましょう。

  • トイレはマナーを守って、気持ち良く利用しよう!:
    山中のトイレは数が限られています。利用する際は、必ず注意書きをよく読み、使用後の処理は適切に行いましょう。トイレットペーパーや生理用品は持ち帰り、指定の場所に廃棄しましょう。

トイレが近くない💦…そんな時は⇩

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山登りは、自然の雄大さを感じ、自身の体力と精神力を試すことができる本当に素晴らしい体験です。

しかし、その一方で、自然環境や他の登山者への配慮を忘れてはなりません。

今回ご紹介したマナーとエチケットを参考に、自然と人に優しい登山を心がけ、安全で快適な登山を楽しみましょう!

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