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夫は(妻は)なんらかの神だと思え

今日は夫婦についてのお話です。

私は40代で、結婚は1度、既婚者です。
現在、離婚調停中です。

この話は、結婚に憧れや夢がある方は読まない方がいいかもしれません。
ですが、独身のうちに頭に入れておくのもアリです。

では、はじまりはじまり。

⑴なぜ結婚するのか?
⑵どうしてうまくいかないのか?
⑶うまくいくにはこう考えてみて

⑴なぜ、結婚するのか?
コレにはいろいろな説がありますが、結論から言うと、自分の修行のため、です。
修行ですので、どんな相手との結婚も、必ず身になり、自分の様々なスキルが上がるのは間違いありません。


一般的な結婚に至る理由は以下だと思います。

⚫︎好きな人がいて、ずっと一緒にいたい。
⚫︎そろそろ結婚しろ、という雰囲気だったから。いわゆるタイミング。

大きく分けるとざっくり2種類。

ちなみに私は後者です。
当時私は29歳、だいたいの人が20代で結婚する時代に、1年付き合った今の夫と結婚を決めたので、自分では「年齢結婚」と言っています。

⑵どうしてうまくいかないのか?
コレも大きく分けると理由は2種類だと考えます。

⚫︎好きな人が変わってしまった(ように感じる)。
⚫︎結婚により、価値観の違いが露呈する。


◆理由その1  好きな人が変わってしまった。

自分が子供の頃、いつも一緒にいる家族に何か特別な感情などないように、付き合っている時より、ラブラブな時間や特別な日は、絶対的に少なくなります。

◆理由その2。価値観の違いが露呈する。

結婚すると、関係は一対一ではなくなります。
関わる人は増え、お互いの家族や友人、会社の人や近所の人との関係などなど。
やるべき考えるべきタスクが増えるので、お互いの価値観のすり合わせが絶対必要になり、その時、相談に乗ってくれる人なのか、任せっきりな人なのか、命令してくるタイプなのか…。価値観の違いが露呈するワケです。


「好きな人が変わってしまう…」「結婚したら変わった…」よく聞きます。コレ、すごく悲しいんです。
恋人だった頃と変わりたくない、変わって欲しくない。
前と同じように記念日やプレゼント、2人の時間を大切にしたい!

大好きな人と結婚すれば幸せかと言われたら、胸を張って「幸せです!」と言える人、なかなかいないのではないでしょうか?


大好きな人ほど、離れている時間は不安になるし、大好きな人ほど、無理して自分だけガマンしてしまったり。

いつのまにか、変わってしまった関係に意識が向いて、いつのまにか、相手が悪者、自分が被害者になる。


私は、好きな人には心を砕いてしまうタイプだったので、大好きすぎる人との結婚は、自分にはできないと思っていました。
その点、私の夫は、離れていても一緒にいても苦しくならない。そんな感じで、いわゆる"恋愛と結婚は別"。それが結婚かなぁと思って、20代最後の年に結婚しました。


相手をよく知らなかったし、知ろうとしてなかったかもしれないです。
結婚してからはケンカばかり。

今思うと、「私が思ってたのと違う!」という、勝手な私の思い込みによる、相手を責めて自分を責めて、の日々。

嫁姑問題、さらに結婚前には離れて暮らしていた小姑まで現れて、付き合っている時には微塵も見せなかった夫のマザコンにシスコンに悩まされる毎日。
何もかも、思ってたのと違う!でした。


⑶うまくいくにはこう考えてみて
今日1番大事な話をします。

夫、妻、はなんらかの“神”と思って接する!

ここから先は、結婚に夢がある方は読まなくてもいいです。

私の周りは既婚者(10年以上夫婦)が多く、うまくいっている夫婦は少ない、というか、ほとんどいません。
不倫もある、嫁姑問題もある、ワンオペ育児問題…みんな何かしらの問題を抱えていて、きっとお互いにガマンして、なんやかんやで別れる方が大変だから一緒にいる、というのがほとんどです。
実際、離婚調停中(1年経ってまだ未解決)の私は、こんな思いするなら別れない人が多いのも納得、と思っています。

"相手を神だと思え" そうすればうまくいく。


私の親友で、モラハラ気味のワンマンなタイプの夫がいる妻がいます。

彼は優秀なエンジニアで高収入。
彼女はパートをしてもしなくても、経済的な不安なく、困らなく暮らせる家庭的な女性。

たしかに、守られてはいる。でも、高収入ハイスペ完璧主義夫に、だんだんと疲れるようになっていました。

彼は自分の収入が多いのを分かっているので、趣味の登山やアウトドア用品に自由にお金を使います。
もちろん、生活費などで困るような事はされません。
ただし、日常のあらゆる事、報告、相談、何事もうまくタイミングをはかってお伺いをたてる形じゃないと、怒りを買ってしまいます。

完璧主義夫なので、専業主婦へ求める家事レベルは高く、彼女は、気をつかいにつかい、時折り、あまりの扱いに悲しくなる…という日々でした。

彼は決して悪い人ではなくて、むしろ、友人や周りの人のことを考えられる、面倒見のいいタイプの男性。
私も若い頃から彼女の友達として、いろいろお世話になっています。

そこで、ある時、私は彼女に提案しました。
彼のことは、『山の神』として扱おう。
みんなの為に山に修行に行ってるんだ、と。

その後、2人の関係性は劇的に変わりました。
彼女が夫のことを許せるようになったのです。

自由にお金を使われる不満も無くなり、山帰りの片付けなども苦じゃなくなり、さらに、彼の不機嫌も劇的に少なくなったのです。

捉え方のみ。なのかもしれません。
ですが、ぜひ、一度、夫、妻(もしくはパートナー)を、何かの神さまだと思ってみていただきたい。

他の友人の夫たちには、『情報の神(アプリ開発業)』、『海の神(釣りが趣味、上手)』、『火の神(オーナーシェフ)』など、様々な神々がいらっしゃいます。

夫は許せないけど、神は許すも許さないもない…。
神は間違いなく何らかの形で、我々を御守りくださっています。

お試しください。

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