1月・2月の映画部の様子と、今後のテーマ～3月▶アート・コレクションと人生の豊かさ、4月▶ルーツの多様性と多文化共生【《考える映画館》ほっちのロッヂの映画部】

2022年2月26日 09:15

これまで実に12回、コツコツと月1回以上続けてきたほっちのロッヂの映画部も、開設からもうすぐ1年が経ちます。

1月は2回の開催。ほっちのロッヂのドクター・菜緒さんが案内人となった「デイヴィッド・ギリアン　響き合うふたり」は、想像以上にピアノの演奏シーンが登場し、コンサートを聴いているかのような贅沢さでした。

映画を観終わった後には、菜緒さんらしくゆっくりとした感想タイム。その静かな語り口にいざなわれるように、参加者の方たちがそれぞれ大切な人へのメッセージを書く時間を持ちました。参加者の方たちは、おのおの黙々と便せんに思いをしたためて、大切に封筒を持ち帰っていかれました。

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1/16(日)には、御代田町の古民家ギャラリー「Atelier ROM」にて出張映画部を開催。世田谷区で400年以上、有機農業を営む大平農園に密着した映画「大平農園　401年目の四季」を鑑賞しました。

この日は、12月に引き続きほっちのロッヂの台所をつかさどるメンバの一人・あっちゃんが案内人を担当。近隣地域で農業を営む方がたくさん来場くださり、監督を交えたトークにもじっくりと耳を傾けました。

トークセッションにご協力頂いた森信潤子監督、ありがとうございました！

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２月のほっちのロッヂの映画部は、「川口由一の自然農という幸せ」という映画を通して、地域の自然や農業、暮らしについて考えました。案内人は、ほっちのロッヂのにしかわくん、軽井沢町で自然保護活動をされている今城さん。

当日は、
・オーガニックな給食を考える会代表の上原友香さん
・小諸で自然農や有機農を実践している野間洋治さん、たづ子さんご夫婦
・今城さんと一緒に軽井沢サクラソウ会議を運営してる須永さん
を特別ゲストとしてお招きしました。

自然農にチャレンジしているけど、自然農だけでやっていくことは難しく有機農も取り入れている経緯を聞けたり、親が代々慣行農業をやっている中でいきなり変えるのは難しいという苦悩を共有できたり、どの農法でも結局は草との戦いというのが1番のテーマだという意見が合致したり。

〇〇農法がダメ・良いではなく、これからの私たちにとって一番いい方法はつねに模索中で、みんなで進んでいけばいいんだ、というワクワク感を感じました。

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3月・4月も、引き続きほっちのロッヂのメンバたちが案内人になり、人生の豊かさや多文化共生について考える時間を持ちます。ご興味の範囲に応じて、ぜひ足を運んでみて下さいね。

▼第13回（3月）「ハーブ＆ドロシー　アートの森の小さな巨人」

実在する現代アートコレクター、ヴォーゲル夫妻を追った感動のドキュメンタリー作品。公務員のふたりがいかにして膨大なコレクションを築いたのか？という秘密を明らかにしながら、次第に「ほんとうに豊かな人生」のあり方を浮き彫りにしていく。

ほっちのロッヂではドクターとしての顔をもつ「すぎー」と共に、これからの生き方のお話をしてみませんか。

日時：2022年3月6日(日) 13:00開場；13:30上映開始；15:30終了予定
場所：ほっちのロッヂのアトリエ
入場料：1,500円（コーヒー代込み）

｜詳細はイベントページから！

24人の生徒、20の国籍。フランスの移民社会を反映したクラスに巻き起こる、24のストーリー。

軽井沢町には、外国にルーツのある家族や、新しい環境や教育を求めてやってきた人も多いはず。ほっちのロッヂのメンバ・こいちゃんと一緒に、多様性の中で生きること、このまちで生きていくことに思いを巡らせてみませんか。

日時：2022年4月2日(土) 13:00開場；13:30上映開始；15:30終了予定
場所：ほっちのロッヂのアトリエ
入場料：1,500円（コーヒー代込み）

｜詳細はイベントページから！

ほっちのロッヂ文化企画担当　唐川 
0267-31-5519
 info@hotch-l.com

上記お申込み先に、①お名前、②参加人数、③お住まいの市町村、④参加のきっかけを添えてお申し込みください。当日詳細はお申込み後にご案内いたします。

ほっちのロッヂの映画部概要・これまでの開催報告についてはコチラから👉

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ほっちのロッヂ
info@hotch-l.com
書き手：唐川エミリー
写真：松永恵
文責：藤岡聡子