見出し画像

不思議な老人からの教え その④ 大統領選挙で世界はどうなる!?という考え方について

あっという間に、11月。アメリカ大統領選挙の時期がやってきました。アメリカに住んでいる、いないに関わらず、アメリカシチズンには、「投票をするように。」という案内が来ます。共和党と民主党の戦い。ハリス VS  トランプ。 激戦を制するのはどちらか?

世界を牽引しているアメリカの大統領が誰になるか?によって、世界中のすべての国に影響が及ぶというのは、決して大袈裟な言い方ではないと思う。
世界で続いている戦争が悪化するか?? はたまた戦争が終結するか?というくらい、結果によっては正反対の世界情勢になります。
日本のメデイアで報道されている事柄は、大きな力によって印象操作されており、概ね実情に反しているのですが、そのことは今回は伏せておき、また後日お話しします。

ハワイやカリフォルニアは、民主党が強く、オバマ元大統領がハワイ出身ということもあって、民主党を応援している人は多い。


先日、と言っても半年くらい前のことでした。マノアの住宅地に行く用事があって
その帰り道に、ちょっとお腹が空いたな、、と思い、車窓から見つけて立ち寄ったサンドイッチ屋。
マノアは、一軒家が立ち並ぶ山間の町で、セーフウエイ、スターバックス、ガソリンスタンドしか無いようなところです。
そんな田舎町なので、ちょっとしたランチ屋が無く、店を探して車を走らせているうちに山を降りて行ってしまうので、ノーチョイスでサンドイッチ屋の前に車を着けました。

このサンドイッチ屋は、To Go (持ち帰り)専用の店で、その場で食べる場所がありません。窓口のようなところで、上の方に手書きで書かれているメニューを見て、窓口に笑顔で出てきてくれたオバサンに、「ツナ&アボガドサンド」を頼みました。
オバサンは、見た感じ50代?くらいで背は低く、小太りで少し肌が褐色です。ハワイアンローカルとベトナムのMIXかな?なんて想像をしながら、支払いをして
店の奥でサンドを作ってくれているのを待っていました。
ふと、レジの横に目を逸らすと、このオバサンとオバマ元大統領が肩を組んで写っている写真があったのです。写真は汚れないように透明ラップで包んで壁に貼り付けてありました。

ほんの数分でサンドを作ってくれて、オバサンが手渡してくれました。僕はThankYouを言ってから、Youはオバマと友達なの?と聞いたんです。
そうしたら彼女は、
「以前、前触れもなく、大きなTahoeが店の前に停まって、オバマと、一緒に降りてきた二人の男性が、サンドイッチを買ってくれたんですよ。」と。「それでエキサイテイングして、サンドを作ってあげて、一緒に写真を撮ってくれたの!」
と、嬉しそうでした。オバサンは、オバマの大ファンということでした。

さて、話は変わって、あれは、いつだったか、、、20数年前?だったか、山根さんと、1度だけアメリカ大統領選挙の話をしたことがありました。次の大統領が誰になるか?クリントンはどんな人物か?など。僕が興味のあったことは、大統領が誰になるか?によって、生活がし易くなったり、例えばガソリンが安くなったり、為替に影響が出るはずなので、どうなるんだろう?というごく一般的な一庶民の発想でした。あのサンドイッチ屋のオバサンに会った時、昔の自分を思い出したのです。

山根さんは、子供を見るような目つきで、

「誰が大統領になって、アメリカがどうなっていくという事を考えて、その結果何をしたいと思ってる?」と質問をしてきたのです。
僕は、「ウッ」と答えに詰まってしまいました。

山根さんは続けて言いました。

「大統領選挙で世界はどうなる?と予測するのは、政治記者、ジャーナリスト、経済評論家に任せておけばいい。奴らは奴らで喋ることが商売。そんな事を一緒に考えてたら時間が勿体無い。」

「よく聞くのは、為替で円が弱いから。。。今は辞めておこう。とか、円高だから。円安だから。海外ビジネスをする時期ではない。。。英語が喋れないから海外移住が出来ない。という考え方。これじゃ何も出来ないし金持ちになれない。何よりもチャンスを逃してしまう。
それと同じ事で、大統領が誰それだったら今後どうなるかな?という発想の仕方じゃ金儲けは出来ない」

「大切な考え方はこういう考えだ。大統領が誰になろうと、たとえ世界戦争になろうと、アメリカが侵略されようと、日本が無くなって、どこかの植民地になっても、その状況というのは世界中のすべての国に住んでいる人が共通に与えられた事。その現実の中で金を稼ぐ事を考えろ。」

「明日は雨が降るかな?雨だったら嫌だな。。と考えてもしょうがない。雨になったら、雨傘を売れば良い。晴れたら日傘を売るのだ。」


















































この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?