渓谷と、街の看板の話【女子大生が卒業までにやりたい100のこと、その24】
24.等々力渓谷に行く
24個目は、自然を感じに等々力渓谷に行きました。「東京 観光 穴場」みたいにネットで調べていあら見つけて気になり、ふらっと行ってみました。行ってからこのnoteに書くまでだいぶ時間が経ってしまったので、夏頃の話になります。
等々力渓谷に行くために等々力駅で降りたのですが、初めて行く駅って本当にワクワクします。こんな目の前にスーパーあるんだ、とか、この踏切渡らないと反対口行けないんだ、とか、小さいことかもしれませんが見つけるのが楽しいです。
今回もそんな風にワクワクしながら、駅を出て数分歩いたところにある渓谷の入り口にたどりつきました。
普段は初めて行く場所に向かう時、たいていGoogleマップを使うのですが、こういう名所は街中の看板を頼りにしていけば辿り着けるのでとても好きです。携帯ではなくて周りをキョロキョロ見ながら、時間はかかるけどのんびり散歩できます。
2年くらい前、友達と横浜に行った時に、地図を使わず看板だけでを頼りに観光したことを思い出しました。中華街で看板と案内図を見つけた時に、「今日はGoogleマップ見ずに回ろう!」となり、そこから看板だけを見て観光しました。今となってはなんでそんなことしたのか全くわかりませんが。笑
なんだかんだ遠回りしながらも、赤レンガ倉庫とか、山下公園とか、行きたかった所全部回れたと思います。自分の行く道が本当に合ってるのかわからないから探検してる気分になれるので、こんな散策の仕方も悪くないと思います。
話がそれましたが、今回は等々力渓谷です。写真はインスタに。
等々力渓谷は街の中にあって、出てすぐに車通りの多い道があるような場所にあったのですが、渓谷の中は木が生い茂っていて涼しくて、ここだけ大自然の飛び地になっているみたいでした。その分虫もいて、足首を刺されてしっかり痒くなったので、虫除け必須です。私は何も考えずにサンダルで行って後悔したので、スニーカーで行くべき所だなと思いました。
歩き回っていると、横穴というものを見つけました。おうけつ、と読むらしいです。初耳でした。昔この辺りには有力者のお墓があり、ご遺体などを置いておく場所として横穴が作られたそうです。崖を横に掘った形になっていて、(砂場で作る山にトンネルを通すみたいなイメージで)中に空間が広がっていました。こんな山場に、まして重機とかもないであろう時代に、どうやって作ったんだろう。不思議です。膨大な時間と人の力が想像できて、自分には関係ないとすら思えるくらい昔のことを考えてしまいました。
今回は、初めて知ったことあり、大自然ありで、楽しかったです。電車に乗らなくちゃいけない距離ではあったのですが、思い立った時に行ってみるもんですね。思ってた何倍もリフレッシュできたし、少し旅に出た気持ちになりました。