見出し画像

2024年11月 カワハギ釣り大会

こんにちは。先日、職場のカワハギ釣り大会に参加して来た、アラ還カワハギハンターのホタテマンです。

さて、超~~~久しぶりの釣行。しかもカワハギ釣り。最近はもっぱら磯釣りメインなので、カワハギ釣りは去年の同大会以来となる。磯釣りに転向する前はカワハギフリークだったが、どうしても尺上(30センチ以上)を釣りたくて、アホのように地元のカワハギ専門の船宿に通ったり、レンタルボートで出撃したりしていた。しかし、とうとういやになって磯釣りに転向して1年足らずで磯から水深5メートルのポイントで2週続けてカワハギの31.5センチを釣ってしまい、カワハギ熱が完全に冷めてしまった次第である。因みに、磯からのカワハギは後にも先にもこの2枚のみ。

しかしながら、今からシーズン終盤の2月頃までのカワハギは肝がパンパンで超絶美味な魚である。鮮魚店でも丸で売っていることは少なく、捌いてあると肝は抜かれている場合が多いのでカワハギの刺身の肝醤油は自分で釣るか、生け簀のカワハギをお店で出してもらうしか方法がないと思う。

そんなドキがムネムネする釣り大会だが、去年は座った場所が潮と風の絡みで最悪となり、自己最少記録の1枚で終わるという散々な結果だった。今年は少し期待したいのだが、当日は大潮なので流れが速いのと、水温がまだ高いのでカワハギは集まっていないと予想し、昨年同様苦戦するものと思われる。

今回お世話になったのは鴨居港にある五郎丸さん。

右舷の中ほどが私の釣り座。餌、仕掛け、タックルと全て準備万端である。

準備完了
右舷のミヨシ寄りに5名
右舷トモ寄りにも5名

左右各5名でど真ん中である。


お沖に出ると見慣れた船が近くを通過する。

東海汽船のジェット船 セブンアイランド 結

釣り開始早々、強い下げ潮に仕掛けが流されオマツリ連発。職場の釣り大会なのでビギナーも多く、このオマツリフィーバーは一日中続いた。

開始1時間で1枚釣り上げ、去年の記録と並んだ。。。だが、その後が続かない、約2時間後に何とか2枚目を釣る。

11時を過ぎた辺りで潮が止まり、徐々に上げ潮にかわる。風は一日中北東のナライなので、船の向きはそのまま。上げ潮になれば少しは良くなることを期待する。

そんな停滞時間帯に隣の同僚が貴重な釣りたてのカワハギを捌いて刺身の肝醤油を振舞ってくれた。

釣りたてのカワハギの刺身と肝と醤油

超絶美味にてやる気を取り戻す。

潮が動きだした正午過ぎに3枚目を釣り上げ、その30分後に更に1枚追加し、午後の釣果に期待するが、ここで打ち止め!午後2時半の沖上がりを迎え納竿となった。

午後2時頃に沖あいを通過する おがさわら丸

港に戻り、簡単な表彰式や参加賞のイベントを行い、解散となった。因みに、この日の最多賞は11枚、大物賞は30センチだった。大物賞の30センチは立派だが、最多で11枚は釣果として渋すぎる。目算だが平均は4.5枚だと思う。

久しぶりの船釣り7時間だったので疲労困憊だが、今日中に魚の処理をしたかったので帰宅後、道具を片付け、風呂に入り、調理に取り掛かる。何にするか考えていたが、あまり魚食を好まない家族なので、刺身は多分消費しきれないと判断。結果的にカワハギの肝入り なめろう と、アラ煮に決定。今回は調理手順を簡単に紹介する。

先ず釣果から。

中型4枚

カワハギはその名の通り皮が剥ぎやすい。私は角の後ろから出刃で切れ込みを入れ、背骨を断つ。この時、あまり背骨の先まで包丁が入ってしまうと肝を傷付けてしまうので注意。頭と胴は両手に持ち、引き千切ると簡単に分けられる。頭の方は角と口と下あごの骨を切り落とす。皮を剥いで頭を半分に割り、胸ビレを落とし、エラと心臓を取り除き綺麗に洗う。胴の方もヒレを全て落とし、皮を剥いで剥き身にする。因みに、肝は頭側にあるので傷付けないように注意しながら取り外す。

左から肝と剥き身と兜割りにした頭

剥き身は三枚におろし、薄皮を引き中骨を取り除く。

左がアラ、右は三枚におろした身。中骨と薄皮はまだ付いた状態

アラは魚の煮つけと同じ手順で煮つける。身と肝はその他香草や味噌と併せて なめろう にする。今回は冷蔵庫にあった万能ねぎと島唐辛子、それと玉ねぎを入れることにする。生の生姜が無かったのでチューブで代用。魚の方は右から薄皮の湯引き(30秒)、肝(湯引き15秒)そして切り身。

この材料をコマ切りにしてザックリあわせる。

ザックリあわせた状態

少し纏まって来たら味噌類を加える。今回は冷蔵庫にあったサムジャンとコチュジャンと麹味噌を加えた。この辺りはお好みとインスピレーションである。因みに私は小さじ1/2程度の味醂を加えることにより甘味と粘りが出て私は好き。

サムジャン、コチュジャンと麴味噌

後はメカブを叩く時と同じように包丁2本でひたすら叩く。肝は直ぐ練り込まれてしまうが、身の大きさはお好みである。細かく叩いてペースト状態までするも良し、少し形を残す荒叩きでも良いので、お好みとセンスで対応する。

完成!!!

左が なめろう、右がアラ煮

島唐辛子を入れたので少しピリ辛テイストだが、とっても美味。料理名通り、皿を舐めてしまう程旨い!アラ煮も安定の美味しさである。因みに、どちらも家族も\は少し食べてくれたが、なめろうは辛すぎてダメだった。


久しぶりのカワハギを堪能できてとても幸せ。今月末は九州に釣り遠征を予定しているので次の記事も釣り関連かな?


乞うご期待!!


いいなと思ったら応援しよう!