原付2種で北海道キャンプツーリング 準備編
皆さん、こんにちは。北海道が大好きになってしまったアラ還バイクキャンパーのホタテマンです。
さて、今回は北海道ツーリングです。一昨年に北海道初上陸以来、既に4回も訪問している北海道。しかし訪問先は札幌近郊と函館のみ。そこで、この度バイクで北海道を3/4周することにしました。しかも前回の旅館宿泊だった四国・九州遠征とは違い、キャンプツーリングです。キャンプとなると道具が格段に増えるのと北海道なので熊対策やガス欠対策等を考慮する必要があり、更にハードルが上がります。しかし、いや、だからこそ、ロマンがあるとも言えます。
そこで出発直前になったので先ずは我が愛車GN君のメンテです。実を言うと前回5月の四国・九州遠征以来、ほどんどバイクを動かしてなかったので状態確認から。
先ずはカギをさしてイグニッションをオンにします。ニュートラルランプが煌々とついたのでバッテリーはOK。さて、チョークを引いてセルボタンを押します。セルは回りますが、、、あれ?スロットルが動かない!!あれれ?何事だ?作業を一旦やめ、アクセルスロットルを確認しますが、全く動きません。キャブ側を指で押し上げるとちゃんと動きますので、問題はアクセルワイヤーです。固着してしまったのでしょうか?しょうがないのでシートとタンクを外してケーブルを取り外します。
スロットル側とキャブレター側のワイヤーを外し、タンク下のインシュロックを緩めてケーブルを抜き取ります。
見た目的には特に破損は無さそうですが、引っ張ってみると少し硬かったのでチューブの中に潤滑油を流し込みます。がしかし、これがなかなか上手く行かない。ケーブル用の専用潤滑油の市販品はあるのですが、生憎現在自分は持ってなかったのでチェーン専用の潤滑油で代用しました。しかしながら専用オイルではないので粘度が違うのか上手に入っていきません。少し注入しては手でワイヤーを上下してオイルを馴染ませて、また注入してを繰り返します。頑張ること15分、何とか少し滑らかになったので良しとし、再度取り付けです。
キャブ側の調整を行いつつ、何とかスロットルが動くようになったのでエンジン再始動。一発でかかりました。これにて予定外の作業は終了。これから本日予定してた作業に移行します。
今回の作業項目は次の通り。
リアサスペンションの交換
エアフィルターの交換
オイルフィルターの交換
シートクッションの装着
サドルバッグの装着
以上、5項目です。では先ずはリアサスペンションから。
リアサスペンションの交換
現在着いているものからはオイル垂れが発生しており、既に中味はスカスカ状態。正直ダンパー効果はなく、スプリングのみの状態です。これだとギャップがある道路だとリアが跳ねてしますのであまり良くありません。別に峠を攻めるわけでもないので何とかなるのですが(実際この状態で四国・九州遠征は完遂)それでも安全面を考えると交換が好ましいので今回交換することにしました。
交換作業はいたって簡単。ポン付けです。
交換前のものより1センチ程度長かったみたいで、シート高が少し高くなりましたが、キャンプ道具を積めば落ち着くでしょう。
次はエアフィルターです。エアフィルターは交換なのですが、古いものに戻します。これは現在着いているパワーフィルターが雨に弱いので、前回の四国・九州遠征で大変苦労しました。パワーフィルターにカバーをつける方法もあるのですが、実証実験が遠征前までにできないので今回は無難に元に戻しました。
上が取り外したパワーフィルターとエアフィルター。下の穴の開いた黒い箱がオリジナルのエアフィルターです。ブローバイの差し込みも出来るので、燃費も若干伸びるかな?
はい、どんどん行きましょう。次はオイル交換です。オイルを抜いて気づいたのですが、前回の四国・九州遠征に出る前にもオイル交換を行い、遠征自体はフェリーを多用したので走行距離は実質1000キロ程度でしたし、帰宅後ほとんど乗ってないのでオイルは比較的綺麗でした。でもやはり気持ちの問題なのでオイル交換しました。勿論、オイルフィルターも交換です。
後はシートクッションとサドルバッグをつけるのみ。この二つはシートを外す必要があるのでついでに取り付けました。
ここで電装系の再チェックをしたら、なんとリアの右ウインカーが点きません。LEDなので玉切れは考えにくいので、多分配線が切れたか、或いは雨天走行時にやられたのでしょう。しょうがないので新しいのに交換しました。前後で違うタイプですが、左右がオッドアイになっているわけではないのでまぁ良しとしましょう。かっこつけて新しい方はシーケンシャル(流れる)ウインカーにしちゃいました。
以上、北海道ツーリング準備編でした。後は一応、試し乗りですね。出発前に荷物の準備もあります。今回は買いましたよ~~、熊撃退スプレー。キャンプなんでね。アマゾンのレビューも実際に使った人はいなかったので効果のほどは不明ですが、まぁ、お守りです。
ではでは、また近い内にお会いしましょう。