見出し画像

原付2種で北海道キャンプツーリング②

こんにちは。まだ北海道に上陸できないアラ還バイクキャンパーのホタテマンです。

さて、新潟で足止め2日後の月曜日の朝、太平洋フェリーに乗る為に仙台港に向かいます。ですがその前に先ずは朝食を頂きます。今日はなめこ汁にいつもの小茄子。煮魚はタラでした。

この宿のごはんは本当に旨い!米が更に良き!


お世話になった早川屋さんを8時半に出発、見附市立病院で先日の救急外来費用の支払いに寄りました。5分程で病院に到着。少し早かったのですが中の様子を見ると窓口は既に開いていたので支払いさせて頂きました。

9時過ぎに市立病院を出発。今日のコースですが、ざっくり新潟~山形~宮城になります。見附からだと新潟市街は通らないので国道17号走破は断念。またチャンスがあると思うのできっぱり諦めます。かわりに県道をごちゃごちゃ走りながら国道290号線に入り、五泉市~阿賀野市~新発田を経由して越後大島駅近くの関川で国道113号線を右折、山形県に入ってからは小国を経由して飯豊町にある道の駅で昼食としました。

道の駅 いいで めざみの里観光物産館
桐焼下駄
埴輪欲しい!
芋煮とお蕎麦のセット

山形県の想い出はこの芋煮のみですが、食べれて良かったです。因みに国道113号線ですが、この日の天気はイマイチでしたが、とても綺麗な場所を通るのでいつかまた通ってみたい道です。

昼食後、再出発です。この辺りから空の様子が怪しくなってきました。まだ外は30℃越えており暑いのでカッパは着たくないのですが、降り出したら悲惨なので仕方ありません。案の定、直ぐに降り出したのでここから仙台港までの写真は無し。南陽~七ヶ宿経由で白石にて国道4号線に合流。北上して仙台に進み、午後4時半頃に無事仙台港に到着。

仙台港到着

ターミナル内で乗船手続きを行い、バイクに札をつけて乗船を待ちます。

ターミナル内

予想より早い午後5時半頃からバイクの乗船が始まり、無事船内の車両甲板にバイクを固定して客室に入れました。

2等の大部屋
雑魚寝ながらも広くとってあり、以外と快適
夕飯は簡単にカップ雑炊?

船内ではたまたまお知り合いになった茨城県の牛久からホンダのGB350で北海道入りする方と親しくなり、夜遅くまでビールを飲みながらお話をしました。私より一回り弱先輩なので色んな話を聞かせてもらいとても有意義な時間となりました。実は乗船受付の際、パキスタン人の青年(サム君)が書類記入に苦労しており、当初はその方に相談していたのですが私が助け舟を出したのが気に入ったようで翌朝も私とサム君の朝食バイキングをご馳走してくださいました。サム君は北海道に拠点を作り、車の輸出事業を起こす予定だそうです。まだ20代後半で片言の日本語で商売を始める起業家精神には脱帽です。因みに輸出先はパキスタン経由でアフガニスタンだそうです。

下船直前

苫小牧到着は火曜日の午前11時。天候は生憎の雨。カッパを着込んでの北海道スタートとなりました。お陰で写真はほとんどありません。コースは苫小牧西ターミナルから国道234号線で岩見沢、そこで国道12号線で滝川まで北上。この国道12号線の岩三沢~滝川間に日本一長い直線道路(29.2km)があり、走り抜けることが出来ました。


滝川市内のホクレンSSで給油し、最初のシールとフラッグをゲット(赤)。シールについてはこちらをご覧ください。


滝川から道道94号線で日本海側の留萌に抜けます。留萌の手前にある増毛で国道231号線にぶつかります。増毛(ましけ)はその名前から頭髪に難のある方々にとっての聖地だそうです。

増毛

ここを右折して北上。30分もすると目的地の留萌にある黄金岬キャンプ場に到着。

午後3時15分頃に到着。キャンプサイトはガラガラ
目の前は海
設営完了

身軽になったGN君で近くのセコマにて食料調達

セコマのうま塩チキンとフライドポテト。お供はブラックニッカ
天気はイマイチ
この時点ではまだ炊事場のこっち側は誰も居ない
30分もすると野営の為に続々到着。一番端で良かった。
ここではカモメがカラス状態。食料を狙ってます。
このキャンプ場は夕日が有名。でも今日はちょっと厳しそう。
ギリギリこんな感じでした。

キャンプ場では隣に設営した若いあんちゃんが声を掛けてくれました。彼は静岡市出身で現在名古屋にある大学の4年生。就職先も決まっており、現在日本一周バイク旅の途中だそうです。既にスタートしてから一か月たっており、コースを聞いたら自宅のある静岡市から日本海側に抜けて北陸~山陰を通って途中島根から広島がある山陽側に移動して瀬戸内沿いを通って下関から九州入り。反時計周りで九州を一周した後、大分からフェリーで四国に入り淡路島を通過して大阪から紀伊半島を一周。その後大学近くの自分のアパートと次に実家に立ち寄り、太平洋側を北上しながら北海道に入って来たとのこと。卒論の一環でウェブアンケートをやっているので協力して欲しいとのことだったので快く対応しました。その中の質問に旅行と旅の違いにつての問があり、私の回答は「旅行は期限があるもの、旅は永遠に続くもの」。あんちゃんにそのことを伝えたらえらく感動してました。

彼のバイクは実はお父さんのホンダGB350で、燃費が45km/ℓ出るのでこの旅行では自分のバイクを諦め、借りたそうです。私のGN125でも40km/ℓがやっとなので、GB350の燃費は素晴らしです。

若い青年と話が出来て少し元気が出たので美味しいお酒を飲みながらまったり出来ました。苫小牧~留萌は200km弱で大したことないのですが、色んなことが重なり緊張していたようで、夜はぐっすり寝れました。

今回はここまでにします。次は北海道2日目の朝からスタートします。


いつも読んで頂きありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?