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2025年1月 ハングリータイガー
こんにちは。食欲の秋がまだ続いている、アラ還フードハンターのホタテマンです。
さて、今回は地元神奈川(横浜)で創業した老舗ファミレスのハングリータイガーである。1969年に保土ヶ谷で1号店を開業した元祖ハンバーグステーキの老舗、ハングリータイガーの横須賀モアーズシティ店を訪問。娘は寝坊して不参加となったので、妻と二人で訪問。
今や日本の食文化において絶大なポジションを占めるファミリーレストラン、通称ファミレス。その最も古い店はどうやら福岡の中州で産声をあげたロイヤル(ロイヤルホストの前身)、次が横浜市保土ヶ谷で1969年にオープンしたハングリータイガーである。その翌年の1970年にはすかいらーくが1号店を国立にオープンし、イトーヨーカ堂がアメリカのデニーズと提携し、横浜市のイトーヨーカ堂上大岡店の1階にデニーズ1号店を開業したのが1973年、となる。如何にハングリータイガーが老舗かが伺える。因みに、サイゼリヤの1号店は1973年に千葉県市原市であり、ココスは2000年にすき屋を経営するゼンショーに買収され、フォルクスは2015年に吉野家に買収されている。
そのハングリータイガーだが、ハンバーガーは好きだが、ハンバーグステーキにあまり触手が伸びない自分としては最後に食べた記憶が無いほど久ぶりだ。しかし、たまには良いかと週末の昼に妻ともども襲撃した次第である。
妻が選んだのはハングリーバーガー。ハングリータイガー自慢のビーフパティと野菜をバンズに挟んだご覧の一品。旨いか絶対旨いかの二者択一なのは明らか。一口もらったが、肉汁がバンズに染みて、極上のハンバーガーである。
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私はと言うと、ド定番のオリジナルハンバーグステーキ。
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2個あるように見えるが、熱々のホットプレートに乗った状態でテーブルに運ばれ、置いた瞬間にウェートレスさんが半分に割ってこのような形状になる。繋ぎをいっさい使用しなり100%ビーフパティは牛肉そのものの旨味をたっぷり含んで焼きあがる。ソースは変わらないオリジナルソースで、デミグラスではない独特のもの。
ハンバーグステーキは美味しかったが、妻の頼んだハングリーバーガーの方がパティの旨味が上手に表現されており、味だけを取ればこちらに軍配があがる。しかしながら、最終調理を客席で行う創業当時からの伝統的なスタイルは客のワクワク感を盛りあげる演出として今も効果的なのだと思う。しかしながら、昨今の円高と物価高でメニューの金額が高騰しているのも事実であり、何かのイベントで使う以外に家族が気軽に来れる店とは言い難い。
その内、静岡の「さわやか」にも行って見たいと思うホタテマンなのだ。