ぶらりお台場散歩
こんにちは。暑い時期になり、釣りもバイクもしなくなったアラ還引きこもりのホタテマンです。
さて、今回は動かない船の御船印シリーズ第3弾。前々回の記念艦三笠、前回の海上保安庁横浜館に続き今回はお台場の南極観測船「宗谷」を訪問。何気に南から順番に北上しているのが我ながら笑える。
場所はお台場なので最寄り駅のJR久里浜駅から一本で新橋まで移動、ゆりかもめで東京国際クルーズターミナル駅へ。朝の通勤時間を外したので新橋発は午前10時半頃。電車?AGT?の乗客は世界中のインバウンド客で満載。15分程で東京国際クルーズターミナル駅に到着。
降りると直ぐ目の前には船の科学館。1974年に開館したので小学生の頃に一度訪問した記憶があるが、残念ながら2011年に本館展示を中止し、10年以上経ってようやく解体作業が始まった模様。同時期にこの科学館の展示の一環として青函連絡船の「羊蹄丸」展示保存も終了し、後に愛媛県の新居浜東港で一般公開後、2012年に解体されてしまった。因みに、姉妹船の「八甲田丸」は青森港、「摩周丸」は函館港にて今もメモリアルシップとして保存されている。
駅から徒歩2分程度で宗谷に到着。
宗谷の目の前には東京湾岸警察署。大ヒットドラマ「踊る大捜査線」の舞台となった施設。
宗谷の入口。入場は無料だが、募金は募っていた。私は御船印を購入したので十分貢献していると思う。
宗谷について簡単に触れておく。元々はソ連からの受注で1936年に起工、1938年に進水したが、戦中だったためソ連への引き渡しは中止され、日本海軍が購入。雑用運送艦や強行測量艦として運用され、終戦間際には特攻輸送艦として軍事物資の輸送に従事。大戦を生き残り、戦後間もない1945年10月からは引揚船として活躍。1948年には海上保安庁の船として灯台補給船となる。そして1957年には元々砕氷船としてソ連から発注されていたので、上記のような修羅場を潜ってきた宗谷の「船運の強さ」が評価され、南極観測船として活躍することとなる。
船内は順路が決まっており、その通り進むと船全体を観覧できる。
機関は進水当初ボイラー2缶だったが、南極観測船のころには新潟鉄工所製の8気筒・2400馬力のエンジン2基2軸となった。
他にも南極物語で有名なカラフト犬のタロとジロや初めて南極で越冬したオスの三毛猫のタケシ等の展示があり、とても興味深かった。
30分程でツアーは終了。帰りは大井町経由なのでりんかい線の東京テレポート駅に向かう。途中、Diver City東京プラザにてユニコーンガンダムと遭遇。
10分程度で大井町に到着。お昼がまだだったので先ずは駅前の富士そばにてざるそばを頂く。
そして本日のメインイベント(宗谷じゃないの?)「立呑み晩杯屋 ゼームス坂上店」訪問。飲み物は酎ハイ縛り。
結果的に酎ハイをジョッキで6杯とアテが7個でお会計が2650円。晩杯屋恐るべし!
今回の戦利品は宗谷の御船印のみ。
とても暑かったですが、楽しい一日でした。
そろそろ夏の青春18きっぷシーズが到来するので、色々画策しています。乞うご期待!
バイビー!!
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