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原付2種で北海道キャンプツーリング③
こんにちは。まだまだスケジュールを取り戻せていないアラ還バイクキャンパーのホタテマンです。
それでは北海道2日目です。先ずは留萌のキャンプ場を出発します。
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本日は先ず宗谷岬を目指します。距離にして200km弱。3時間程度で到着できます。(北海道は首都圏の半分の時間で移動できる計算です。)日本海オロロンラインを北上します。厳密には留萌~天塩間が国道232号線、天塩~稚内間が道道106号線です。
出発してしばらくすると羽幌(はぼろ)町に出ます。ここからは沖に見える焼尻(やぎしり)島と天売(てうり)島にフェリーで渡れます。とても小さな島なので冬などは厳しい生活だろうと想像しますが、離島好きにはたまらなく魅力的です。カーフェリーもあるので、バイクで渡ることも可能のようです。
羽幌町を更に北上すると初山別(しょさんべつ)村に着きます。ここの道の駅「ロマン街道しょさんべつ」でトイレ休憩です。
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ここには温泉ホテルやキャンプ場、天文台や金毘羅岬灯台まであり、とてもいい感じの場所でしたが、今回はパス。小休憩後、旅を続けます。
更に北上を続けると遠別(えんべつ)町を通過し、天塩(てしお)町で道道106号に入ります。この辺りから利尻礼文サロベツ国立公園となり、かなり自然の豊かな海岸線が続きます。途中、有名な風力発電の風車群エリアがあります。
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この近くに北緯45度表示モニュメントがあったのですが、見落としてしまいました。
もう、この辺りからは沖に利尻島が見えます。礼文島は角度的に裏に隠れてしまってます。がしかし、この日は雲が掛かっていて薄っすらとしか見れませんでした。
そしてとうとう稚内に到着です。先ずはノシャップ岬を訪問(注意:納沙布岬とは別)
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直ぐ隣には稚内灯台もあります。
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水族館フェチの私としてはこの寒流水族館も見学したかったのですが、時間的に無理だったので今回はパス。悔いの残る旅です。
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ノシャップ岬の先端を回り込んで東側を南下すると稚内駅です。でもその前にこちら!
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昔はこのトンネル内でキャンプする人も居たそうですが、トラブルが続き、今では完全に禁止となっています。
このドームの向かい側が利尻島や礼文島に渡るハートランドフェリー乗り場です。
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次はいよいよ稚内駅です。駅に寄る理由は隣接する観光案内所でゲットするものがあるからです。
それがこちら。
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この証明書は日本の本土四島(北海道、本州、四国、九州)での東西南北の四極にある市町村が合同で行っているイベント。基本、無料でもらえます。稚内は最北端、根室が最東端になるので今回の旅行ではこれともう一枚根室でゲットする予定です。
稚内駅は乗り鉄の皆さんにもおなじみの駅。日本最北端の駅です。がしかし、今回はゆっくりまわる時間が無かったので証明書をもらう際に駅ビルにちょこっと寄らせてもらったのみで次の目的地に向かいます。(スケジュールが。。。)駅ビルはとても近代的で立派でした。
国道238号線で宗谷湾を弧を描くように東に進むと宗谷岬に到着します。
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記念撮影の列が凄かったので、入れ替えのタイミングで横から撮影
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本当の日本最北端である宗谷岬を後に、今夜の野営地に向かって今度はオホーツク海沿いを南東に進みます。最初に現れるのが猿払(さるふつ)村。この村はホタテの養殖で莫大な利益を上げ、通称ホタテ御殿なる漁村とは思えない素晴らしい近代的な住宅が国道沿いに続きます。
しばらく行くと道の駅 さるふつ公園 なので、そこでお昼にします。
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お腹もいっぱいになったので更に南下を続けます。しばらくするとエサヌカ線と言う有名な直線の裏道に入れます。
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このエサヌカ線でこの旅初のエゾジカを目撃。この後も何回か遭遇するも、バイク運転中にて写真はなし。
エサヌカ線の出口付近がクッチャロ湖。じつはここのクッチャロ湖畔キャンプ&車中泊場に宿泊する予定でしたが、スケジュールがタイトなのでもっと先まで行きます。
国道238号線に戻り、更に南下すると浜頓別(はまとんべつ)、枝幸(えさし)と通過し道の駅 マリーンアイランド岡島でトイレ休憩。
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更に南下を続け、雄武(おうむ)や紋別(もんべつ)を通過し、とうとう本日の野営地であるコムケ国際キャンプ場に到着。
ここは有料ながら一泊一名200円。ゴミは専用の袋の購入が必要なので40円で購入。残念ながら到着と同時に雨が降ってきたので急いで設営を行い、雨が止むまでテントの中で静かにしてました。
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夜中にトイレで起きたのでついでに炊事場に行ってみると日本人キャンパー2名のオジサン(多分同年代)とオーストリア人の爺さんが居ました。このオーストリア人、自転車で北海道から九州まで日本を縦断する予定らしく、11月に福岡発の飛行機で帰国するとのこと。絶対私より年配だと思うのですが立派です。
今夜はこれにて就寝。明日は北海道3日目になりますので別記事にします。
皆さん、お休みなさい。