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青春18きっぷの旅 2023年12月 福島旅行 前編

こんにちは。青春18きっぷに完全にハマってしまったアラ還乗り鉄のホタテマンです。

師走になり年内の仕事はクリスマス前に片付け、いち早く年末年始モードに入ったので青春18きっぷで一泊二日の福島旅行(南東北旅行?)に出掛けました。今回のコースはザックリこんな感じ。

久里浜~品川~水戸~いわき~郡山~会津若松~小出~水上~高崎~高麗川~川越~池袋~大船~久里浜

会津若松で一泊したので今回は宿に入るまでの紹介になります。

いつもの通り、青春18きっぷの旅はJR久里浜駅からスタート。今回はいつもの04:31の始発ではなく、乗り継ぎの関係で30分遅い05:07発の電車で出発します。


05:07発 千葉行
駅名標
今日は満月
E217系
最近のマイブームは手作りサンド

ボーっとしてたら1時間半弱で品川到着。

品川駅改札口
06:35発 常磐線E531系
ホームの反対側には先行するE657系優等列車


品川を出て約1時間半後には茨城県の土浦駅に到着。土浦では上りホームにこれまた色違いのE657系。

ライムグリーンのE657系

08:45 水戸駅到着。駅そば屋さんが09:00開店なので駅の中をプラプラしながら開店を待つ。

駅名標
水戸~郡山間を結ぶ水郡線のカラフルなキハE130系気動車。次はこれに乗りたい
「駅そば 水戸」には珍し納豆そばがあったので迷わずチョイス。普通に美味。
1番線には鹿島臨海鉄道の車両。大洗から苫小牧行のフェリーに乗る時はこの路線が便利
水戸駅 改札口
立派な駅舎

北口にはバスターミナルの上に大きな広場があり、あの有名人の銅像が。

黄門様と助さん・格さん

時代劇で有名な水戸黄門はかなり脚色されており、実際「大日本史」なる国史編纂にあたっては儒学者を日本各地に派遣して、本人は特に諸国漫遊はしていないそうだが、物語のイメージが手伝って水戸は色んな意味で有名であり、大きな観光資源になっている。

黄門様の本名は権中納言・常陸水戸藩の第2代藩主、徳川光圀。水戸藩(35万石)はご存知の通り徳川御三家(尾張徳川家・紀伊徳川家・水戸徳川家)の一つであり、歴史的には光圀公の他、幕末に誕生した最後の将軍で江戸幕府第15代将軍の徳川慶喜は水戸藩出身。父は第9代水戸藩主の徳川斉昭。

等々、頭の中の浅い歴史知識をつらつら考えながら広場を通って水戸城跡に向かう。

水戸提灯をあしらった休憩場
水戸は日本三大提灯産地だそう

後の2つは岐阜と福岡の八女だそう。八女はお茶も有名。先日呼子のスーパーで八女のお茶を購入。

水戸城跡は駅の直ぐ裏にあり、国道50号線を200メートルほど北進して水戸京成ホテルに向かって右折して緩い坂を登っていくと「水戸学の道」にぶつかる。

水戸城冠木門
水戸学の道 案内図

水戸城冠木門の内側は現在水戸市立三の丸小学校。学校を回り込む形で水戸学の道を塀沿いに進んで行くと校舎が見える。既に冬休みのようで中はとても静か。立派な校舎である。

立派な校門
三の丸小学校 校舎

小学校の裏には弘道館や鹿島神社があり、時間的に細かく見て回れなかったが、入口を垣間見ることは出来た。

弘道館 入口

この入口の反対側にある橋を渡ると水戸城大手門。

大手橋
徳川斉昭公像(徳川慶喜の父)
橋は昭和10年に掛け直された模様。橋の下は県道232号線
大手門
大手門 裏側

この門の先からは二の丸だと思われる。水戸学の道を本丸方面に向かうと進行方向右には茨城大学教育学部附属小学校があり、左側には水戸市立第二中学校がある。

水戸城跡 二の丸展示館
この通りの右が附属小学校、左が市立中学校のテニスコートや運動場

更に進むと二の丸角櫓入口があるが、この櫓は駅から見えるのでパス。更に進み、丁度右手に県立水戸第三高等学校が現れると左手に見晴台への入口があるのでそこを覗いてみる。

見晴台 入口
那珂川を挟んで平野が見渡せる。鉄橋は水郡線

水戸学の道を進み、水郡線の上を渡る橋を通れば水戸城跡だが、橋の手前に関係者意外の通行禁止とあったので諦めて右折し、坂を下る。


水郡線の線路と渡らなかった橋
坂の途中にあった坂下門

駅前まで戻って来たので駅前の広場から櫓を撮影。

水戸城二の丸角櫓


水戸城観光も出来たので旅を続けることに。水戸駅に戻って常磐線を更に北上。

水戸10:05発 いわき行に乗車
E531系ワンマン5両編成

隣の勝田駅でE657系発見!

水色のE657系?


日立製作所の城下町にある日立駅
特急ひたちの通過

水戸~いわき間(特に日立駅前後)は比較的海沿いを走るので景観は良き。

水戸から約1時間半でいわきに到着。

11:41 いわき着
駅名標
改札口
駅舎(左に見えるのはJREastのホテル B4T・Bed For Train)
駅前には三越も入っている立派な商業施設 LATOV


いわきでは飯野八幡宮を訪問。距離は駅から徒歩15分程度、少し坂を登る。向かいには福島地方検察庁いわきがある。

鳥居と楼門(国指定重要文化財)
右が神楽殿(国の重文)、正面が中門
拝殿と本殿
お守りはこちらで頂く
帰りにもう一度楼門を後ろから

国の重要文化財だけあって良き佇まいだと感じた。

ご挨拶もできたので磐城平城跡に向かってみるが、ぶっちゃけ石垣の一部とお堀跡が池になってる意外に特に見るものはなし。駅前の看板が辛うじて情報源として入手可能。

現在は丹後沢公園
カモが沢山
北口駅前に建ってた磐城平城に関する情報。現在の跡地は公園と住宅地


水戸城に比べると目劣りするので旅程を進めることにする。

いわき駅に戻り、ここからは磐越東線で郡山に向かう。磐越東線のいわき~郡山間は電化されてないので気動車になる。

13:27発 郡山行 6番線ホーム
6番線の駅名標
出ました!JREastでは定番の気動車、キハ110系
車内はこんな感じ
午後になったので、そろそろ軽く一杯
出発前に今度は黄色のE657系と遭遇。見てないのはオレンジだけかな?


約2時間強の15:37に郡山到着。一旦外に出て駅の周りを調査。

無事、郡山に到着
駅名標
改札口
駅舎

郡山駅は東北本線・磐越東線・磐越西線・水郡線・東北新幹線と秋田新幹線が乗り入れる大ターミナル。東北の玄関口と言っても過言ではない。。。かな?実際、郡山市は福島県の中通りの中部に位置し、浜通りや会津地方を繋ぐ交通の要。人口も福島市を抜いて福島県内第2位(第1位はいわき市だが、その差は僅かに5,300人、駅の雰囲気からして多分近々に第1位になるものと思われる)。それでも32万8千人で我が横須賀市より小さいが。。。駅の周りを見る限りとても賑やかで横須賀中央駅より遥かに栄えている。


郡山で一杯やるつもりだったが、本日は色々歩き回って疲れたので早目に会津若松に行き、ホテルでの部屋飲みに変更。本日ラストランナーの磐越西線で会津若松に向かう。

16:15発 快速あいづ3号 会津若松行のE721系

郡山で欲しかったのはこちら。

柏屋の薄皮饅頭

郡山名物の薄皮饅頭は袋にも書いてある通り、日本3大まんじゅうの一つだそう。残りの2つは東京都の「志ほせ饅頭」と岡山県の「大手まんぢゅう」だとか。両方とも食べたことないので何とも言えないが、薄皮饅頭は幼少の頃、父が出張で頻繁に郡山へ行ってたのでいつもお土産に買って来てくれてた。私が人生で初めて餡子の旨さに気付かせてくれたお菓子である。

会津若松へ向かう途中の夕日。多分、妙見山や高旗山だと思う
会津若松 到着
駅名標
旧漢字を使った駅名標
会津米と大きなベコ
ゆるキャラ軍団
改札口
素敵な駅舎

駅前には白虎隊の像。思いを馳せると泣けてくるのでここでは詳細省略。

今の基準だとまだ子供!!
蒸気機関車C57の動輪

今夜は部屋飲みなので駅の隣にあるスーパー「Pivot」で酒と食料を調達。ここでは週末に赴く佐賀県の小川島に持っていくお土産の日本酒も調達。このスーパー、どうやらJR東日本系列のようである。

海外を含め、いつも極力旅先のスーパーマーケットを襲撃し、物価や食文化についてリサーチするのが趣味
今夜の宿
部屋はこんな感じ。翌朝も早いので寝るだけなら十分

ホテルの系列なのか、徒歩3分の所にある「富士の湯」と言うスーパー銭湯の無料入浴券付き。

部屋の鍵とアメニティと入浴券


さっそく行ってみることに。

入口
浴室入口

中は撮影できないのでお風呂はここまで。色んなお風呂があり、とても良かった。地元民も沢山居たので、間違いない!


ホテルに戻り、酒と肴をかっ食らってとっとと寝ました。

おやつのゆべし
つまみは魚中心。お供は三春駒。


これにて一日目は終了。二日目(後編)に続く。




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