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【追悼】ワトソン、フォーエバー

声優の田中敦子さんが亡くなられたと聞いて、いてもたってもいられず勢いで書きましたが、何だかんだで公開が遅くなってしまいました。

J「どうも。ジョンです」
H「ホームズさんだよ……って呑気に挨拶してる場合じゃない!」
J「そうですね。声優の田中敦子さんが逝去されたというニュースから一夜明けたところで書いています」
H「これまでも色んな声優さんが亡くなられているけど、てっきりまだまだ元気なもんだと思っていたばかりに……」
J「あまりにも突然で、今でもこれは現実なのか? と思っている自分がいます」
H「ショックを受けているところに隣人がいつものごとくクソデカボイスで歌い出して、このときばかりは殴り飛ばしたかったね」
J「最近も何かで敦子さんの声を聞いた気がするくらい、当たり前に聞いていたのでショックを隠しきれません」
H「そうだね。ドラマの吹き替えに高確率でいてるもんね」
J「田中敦子さんと言えば、攻殻機動隊を思い浮かべる方が多いと思います。攻殻機動隊を通ってきていない自分ですら彼女の代表作と言えば挙げるくらい有名ですよね」
H「だね。けど、私たちからすれば田中敦子=吹き替えなんだよね」
J 「ええ。アニメも最近ではコナンや呪術廻戦も見ていましたが、やっぱり吹き替えですね。度々『エレメンタリー』の話をしていますが、ルーシー・リュー演じるワトソンの吹き替えを担当されていました」
H「基本字幕派だけど、家族の人々の意向だったり、最初に見てしまったものが吹き替えだったりすることがあって、『エレメンタリー』も吹き替えでシリーズ通して見ていたんだよね。そのせいかルーシー・リューの声は田中敦子さんっていうイメージが何となく自分の中にずっとあるんだよ……」
J「ワトソン、フォーエバー」
H「けど、自分にとっての原点はどこかなと考えてみたら、『コールドケース』だってことに気づいたね」
J「主人公のリリーですね。未解決事件を捜査する女性刑事です」
H「そうそう。終わってからずいぶんと経つけど、彼女の名前を認知したのはコールドケースだったなぁ」
J「刑事もののドラマとかしか見ないので、そういったときに敦子さんがキャスティングされているのって、リリーのような女性刑事だったり、ワトソンのような自立した女性だったりと、芯の通った女性なことが多いですよね。なので、呪術廻戦を見たときあまりにも意外するキャラを担当されていて驚きました。普段ミステリー以外の話しないんですけど、今回だけ」
H「声優さんってすごいよね……」
J「ですね。それに、敦子さんクラスの人が、ああいったキャラを演じられるんだっていう驚きもありました」
H「まだまだ見たことがない敦子さんがあったのかと思うと、本当に残念だよ」
J「田中敦子さん、今まで本当にお疲れ様でした」
H「ゆっくり休んでください!」

言いたいことは大体書きましたが、本当にもうあの声が聞けないのかと思うとさみしいです。
コールドケースを見ていた時分はまだ小学生くらいだったので、大人になってから見たエレメンタリーのほうが印象としては大きいです。
TSUTAYAの閉店セールで爆買いしたエレメンタリーの円盤をこれからも大切にしたいと思います。
田中敦子さん、今までありがとうございました。

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