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第五回イベントレポート『沢の整備・穴掘り』
〝梅雨の晴れ間〟とまではいきませんでしたが、6/25(木)雨の合間に、枯れ沢を呼び戻すための造作を進めました。
今回は2名での開催となりましたが、「少人数だから逆にやれることもある!」と、男二人、勇んで沢に入りました♪
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29118400/picture_pc_0583e4c162b15c70d05e1cc29583aa4d.png?width=1200)
朝まで本降りだった雨も集合時間にはすっかり止んで、森の入り口では鮮やかなアジサイの花が迎え入れてくれます。
雨あがりのアジサイって、好きだなぁー!(^。^)
シャワーを浴びたばかりの貴婦人みたい。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29120079/picture_pc_4e2293a18b5ee311de2431ff87787509.png?width=1200)
沢に入る前に、まずは炭を準備。
炭は、山を元気にするために、とても大切な役割りを果たしてくれます。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29120039/picture_pc_98634b381c53a3fe061b68abb28dc6d3.png?width=1200)
沢の入り口に来ました。
普段は枯れている沢ですが、雨の後なので水が流れています。
けれど、この沢には魚が棲めません。
これは数日だけの景色なんです。
もしもトンボさんがやってきて、知らずに卵を産んだとしても、ヤゴになることが出来ません。もちろん、ホタルさんも、、、、。
雨後の一瞬の、沢のせせらぎの音に、胸が締めつけられました。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29128305/picture_pc_4b45af65f97716f0795296bc0ad5bd7c.png?width=1200)
沢を登りながら、水の流れを滞らせている枝などを見つけたら取り除いていきます。
雨の直後だからこそ、すぐ気づけて出来る造作。
でも、慣れて来ると誰でも、水が流れてなくても詰まりそうな所が分かるようになりますよ!
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29121453/picture_pc_05dd61c24b8f07f7795e74f47402b57b.png?width=1200)
沢を登っていくと、先頭の金子さん(ニックネーム〝かねごん〟)が何かを発見した模様、、、、
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29121660/picture_pc_57f3605c29dcb8b011ff78ebd2706394.png?width=1200)
何かのタネでした!
誰かが食べた実が、消化されずに排出され、柔らかい部分が雨に流されてタネだけ残っています。
きっと大型の哺乳類だ!!
イノシシさんかな?、、
おサルさんかな?、、
それとも去年出会ったことがある、あの可愛いアナグマさんかな?、、
想像がふくらみます。
それにしても、植物の生存戦略には頭が下がる、、、、こうやって、木の子どもたちが広がっていくんですね!
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29122265/picture_pc_b04c7dd081181a140d8aa6fb34e7d9ae.png?width=1200)
去年直撃した台風の豪雨で、一夜にして表層を崩落させて現れた谷。
今日はこの上まで登ります。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29122607/picture_pc_d89c1dc3efda576c2745bee336d0d43c.png?width=1200)
一年近く経ち、少しづつ深く削れて水の通り道が出来ています。
豪雨の時には深さ1m近くも一気に押し流し、その後もちょっとづつ、ちょっとづつ、雨の力で硬い粘度みたいな層を削って、沢を復活させようとしているようです。
しかしこのペースで、いったい何十年かかるんだろう!!
まるで、〝五劫の擦り切れ〟みたいだなぁーと思いました!
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29124219/picture_pc_845303945470853082de9e3f7c5da9bf.png?width=1200)
かなり急な斜面ですが、足掛かりを作りながら登ります。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29124390/picture_pc_c30ef5992b62c4daeddad37367d10c2a.png?width=1200)
上からの景色。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29124454/picture_pc_dfaf07c1456e835398db8f3e6612b770.png?width=1200)
この辺りに穴を掘ります。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29124539/picture_pc_6eb7ad496f2a691dbe0accdd73f3da45.png?width=1200)
先に、掘った土を置く場所をつくって置いてから、、
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29124626/picture_pc_d05799a3b5dbd24f8daa0d9e4daadc45.png?width=1200)
気合い十分!、掘り始めました!
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29124712/picture_pc_a540ff1bbc4a6de9ffe4fa83cc780001.png?width=1200)
かなり固い!!
交代で掘り進めます。
この穴が土中の水と空気の呼吸口になり、この場所に沢が蘇るための、きっかけになることを信じて老骨に鞭!!
「無理せず休む?」と、根を上げそうになる私に、
「休むために働くんです!」と、かねごんはいつも笑顔で元気いっぱい、楽しそう!
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29126416/picture_pc_b73d15c1ade2ef8c193919a936ab6ffd.png?width=1200)
穴に入って集合写真♪
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29126537/picture_pc_2409d77bd7ee46d188fdcf1863c8be7a.png?width=1200)
掘ったら炭を入れ、、
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29126607/picture_pc_115872066307a154121a30c0d2cf3714.png?width=1200)
有機物を入れて、
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29126644/picture_pc_adfc4c0ab368a60c73685910b78f0e51.png?width=1200)
完成〜〜〜!♫
足腰ガクガク、痙攣しそうな心地よい疲労感に
包まれました!
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29126772/picture_pc_ae6ad93c876c43df18b7e7d52dcfd637.png?width=1200)
いつかここが、
『日本の滝 名所百選』に選ばれますように!
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枯れ沢復活&ホタルの会、次回は6/28(日)に開催します。
皆さんの参加をお待ちしてまーす!