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2023年度 第5回 活動レポート『山とコンクリート三面護岸(でっかいU字溝)を繋げる』
2023年9月28日㈯
今回は初参加のお二人と共に総勢5人で行いました。
涵養な山作りが私たちホタルの会の柱です。
沢も手入れしたいのをぐっと我慢して今日は ➡ 今日も
斜面のお手入れへレッツゴー!
活動の様子
はじめに少し森めぐり
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この橋の左手が今日の斜面です(´▽`)
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この下の方に川につながる三面護岸がある。
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まずは篠竹のやぶを払い、下の護岸との風をつなぐ
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篠竹が崩れるのを守ってくれていた、ともいえる。
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三面護岸
三面護岸:両岸と川底の三面をコンクリートで覆った河川や水路。
ここではでっかすぎるU字溝、といったところでしょうか。
写真の、沢がコンクリートに切り替わるところは、約2か月前に森と踊るで開催された坂田まさこさんの講座で手入れをしたところです。
その効果か、コンクリートの下に水が潜っている様子が見られます。以前はいつもカラカラで平気で歩けるところでしたが、水が溜まりコンクリートも湿っています。土中で何が起こっているのかな。
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枝と落ち葉をぎっしりと。表面には見えないしがらみがあるのです。
ここから振り向いたところに、次の写真の斜面。
軽トラやユンボが通り荷重がかかるため、もともとしっかりと木組みがされていますが、今回車道を少しなだらかにして上からの土がかぶっています。
また、崖となっている面でもあり、柵で土止めと泥濾しが必要です。
泥がコンクリートの溝に落ちると川に流れて
水を濁らせたり川底に溜まったりして川の環境をかえてしまいます。
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護岸は70-80㎝の分厚いコンクリの壁。
その脇に杭を打つことは先日の水を潜らせたのと関係してくれると思う。
コンクリも山の一部にしてしまおう。
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谷筋に作られたコンクリート三面護岸も風が通りやすくなって
水を引いてきてくれるかな。
ちょっと沢の上の方へ
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おサルたちが渡る橋の下で。
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参加者ふりかえり
♡Kさん
職場のボランティア募集でこの活動を知りました。地元は八王子ですが市街地に住んでいて山の方も知りたいと参加。
広くて壮大で何年もかかるようなことだと思うけど、今日一日参加できて、小さな成果だろうけど、積み重ねていけばホタルも戻ってくるような沢になると思った。携われて幸せだった。(〃▽〃)ポッ
♡Yさん
楽しみながら勉強していくことを目標に、ができた。
質問もたくさんして、ホタルが来れるようなことはどんなことかを考えながら楽しんでできた。また来たいです。(´▽`)
♡ずーやん
ふだん一人でやっているので、人がいると合間の会話も嬉しい。
今日やったところは管理している山の一番下流部。なかなか手強くて、手を入れられなかったができてよかった。
今後どう変わっていくかドキドキでもあり楽しみでもある。( ´∀` )
♡ゆうき
今日初参加のお二人がとてもよく動いていらしてすごかった。竹も切り、斜面もあり、どちらかというとハードめの作業だったかも。
今日やったことが半年後、一年後、二年後にどう変化するのか楽しみです。
またきてくださいね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
レポート担当(aki)ふりかえり
お彼岸を過ぎてもまだ直射日光が痛い、なにかが壊れてるよね、という会話になってしまうのはどの現場でも同じでしょう。
この日も34℃の予報でした!
コンクリートの護岸工事、よくないけどそんなこと言っても、もうあるもんはある。この分厚いコンクリートも少しでも早く山になじむような、そんなことをした方がいいんだなぁと思いますた~。
継続は力なり(^^♪
遠くないいつか、沢の様子をお伝えします。
枯れ沢が復活しているか定点観測するために写真を撮る<その2>2022年12月21日|枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会 (note.com)
この日と今の変化を見ていきましょう😎
今後の活動予定・参加申し込み
今年の年間活動期間は2023年7月から2024年6月末です。年度内で最初に参加する際に、年会費(または単日参加費)をお納め下さいますよう、お願い致します。
◎ 9月〜10月のホタルの会イベント予定は以下の通りです。
10/9(月祝)
10/25(水)
11/8 (水)
11/25(土)
12/2(土)
12/21(木)
一人でも多くの方のご参加を心よりお待ちしております♡
参加申し込みは下記よりお願い致します。
協力感謝
『枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会』は、任意団体です。
公益社団法人 国土緑化推進機構様による緑の募金事業の支援を受けています。
一般財団法人セブンーイレブン記念財団様の〝環境市民活動助成〟を受けています。
支援ありがとうございます。