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好きなラジオ発表ドラゴン(Podcast含む)
好きなラジオ発表ドラゴンが〜
好きなラジオを発表します〜
結婚を機に、徒歩から電車での通勤に変わり、ラジオやPodcastを聴く量が増えました。育休中の今も、子どものお昼寝中やお散歩中はたいてい何か聴いて過ごしています。
30代前半、女性、0歳子育て中、会社員(育休中)という属性の私が、2024年特によく聴いたラジオ番組の中から、好きな番組と、好きなところを発表します。
こんなコンテンツは避けてます(あえて先に書いておく)
先に、今の自分にはしっくりこない感じがして、避けています。こういうコンテンツが好きだという方には参考にならないnoteかもしれません。
「私らしくを叶える、整える」系(特に起業・独立、手帳術、占いなど)
「ワーママ」属性を前面に出しているもの
「子育て論」系
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今イチオシ「みんなのメンタールーム」
「みんなのメンタールーム」は、編集者・プロデューサーとしてコンテンツ制作に関わりつつ、事業マネージャーとしてビジネスの立ち上げやマネジメントにも携わってきた、設楽悠介(幻冬舎)と野村高文(NewsPicks)がパーソナリティを務める音声番組です。2人があなたのバーチャルな「メンター」となり、変化の激しい時代に自分らしいキャリアを築く方法や、仕事や人生に関する悩みについてお答えしていきます。
好きなところ
悩み相談に対して、パーソナリティなりの意見を述べつつ、「……とは言っても、現実的には難しいこともあるよね〜」という共感を示してくれた上で、自分の中での落とし所の見つけ方や、小さなアクションなど、地に足の着いた提案してくれるところ。
パーソナリティーのお二人は、コンサル出身、独立、メディア制作、Web3.0、セミナー登壇など、私から見るとギラギラな属性の持ち主。20代半ば頃、こういうギラギラな方に登壇いただだくイベントの企画運営をしていたことがあり、この手の人たちに対して、なんとも言えない苦手意識がありました。
突然の社内異動で人事部からイベント企画運営という未知の領域に呼ばれたわけですから、トークセッションや事前打ち合わせなどの場面で、ギラギラな彼らから発せられる「あなたがこの世界に対して提供できるバリューとは?」みたいな意識の高い問いに、内心「知らんがな」としか思えなかったんですよね。
「子持ち様」問題に興味があった時期にたまたまメンタールームと出会い、聴いてみて意外だったのは、こういうギラギラな人たちでも、「こっちを立てればあっちが立たない、これを取るとあれが減っちゃう」みたいな、平凡な会社員の葛藤について共感することがあるんだ、ということ。
「転職しちゃいなよ、自分で起業しちゃいなよ」みたいな、極端な結論に着地させるのではなくて、平凡な葛藤について二人がディスカッションしながら回答してくれる。その感じが、まさしく自分にとっての「メンター」だなあと毎回楽しみに聴いています。
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キャリアを見つめるための「キャラトラ」
ワーキングペアレンツのための転職サービス「withwork」プレゼンツ、キャリアとライフをトレードオフにしないラジオ、略してキャラトラ。このポッドキャストでは、子育てや介護をしながら働く皆さんに、転職ノウハウや、キャリアとライフの両立ハウツーを中心に、多種多様なテーマでお送りしています。
好きなところ
仕事と子育ての両立について、「ママ」以外の視点の話が聞けるところ。転職サービスが運営するラジオでありながら、テーマの着地点を必ずしも転職に求めないところ。
noteやstand.fmなどの発信プラットフォームで、仕事と子育ての両立に関するコンテンツを探すと、「ママ」視点での発信の数が、今はまだ圧倒的に多いなと感じます。それはそれで参考になる部分もあるものの、両立ってママだけのテーマなんだろうかと、私は常々考えて過ごしてきました。
保活の相談に乗ってくれた市役所の職員さん。通院中に子供を預かってれたファミサポさん。里帰りをサポートしてくれた両親。育休に向けて一緒に体制を整えてくれた会社の人たち。休業中の欠員を埋めるために動いてくれた人材会社の方。育休給付の計算をしてくれる労働局の方。夫にまとまった休みをくれた職場の皆さん……
まだ職場復帰して両立に着手する前ですら、子どもがたった1人生まれてくるというだけですら、これだけたくさんの人が、関わっていたし、互いに影響を及ぼしていたと思うと、「ママ」である私だけの視点では、両立というテーマの本質的な部分をとらえきれないんじゃないかと感じるわけです。
かといって企業側の視点を探そうとすると、企業の公式noteなんかがよくヒットしますが、社名を明らかにしたうえで両立を語るコンテンツは、企業の本音とか葛藤のようなものってほぼ書かれていませんよね。私も自社の採用HP用にインタビュー記事を何本も書きましたが、結局きれいな、つるんとした、印象に残らない内容になりがちです。
キャラトラは、転職エージェントという個人と企業の間の第三者的ポジションを取っているので、よりフラットに両立についてディスカッションしようという雰囲気が感じられて好きです。病児保育ネット予約ポータルの「あずかるこちゃん」を立ち上げたグッドバトンの園田さんなど外部ゲストを呼んだ回もありました。サービス提供者という、第四者の視点からも両立について語られていたのが印象的でした。
また、転職エージェントだからといって解決を必ずしも転職に求めず、現状に留まるということもあたりまえの選択肢として会話が進んでいくので、変に焦燥感を煽ってこないところも、心理的安全性が高くて良いなと思って聞いています。
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もっとゆるいラジオも聴いてます
今回は「みんなのメンタールーム」「キャラトラ」の2つを紹介しました。どちらも私としてはリラックスして聴くことができるコンテンツではあるものの、どちらも人生や働き方など内省を促す、いわば真面目系コンテンツだと思います。
しかし時には、仕事のしの字すら、耳に入れたくないくらい、しんどいこともあるわけで。だからこそ、なーんにも考えずに聴くための、心のオアシス的なラジオもいくつかあります。
ただ、なーんにも考えずに聴いているだけに、どこが好きと言語化するのに少し時間がかかりそうです。またの機会に、好きなラジオ発表ドラゴン第2弾として紹介したいと思います。
この番組いいよ!という発表ドラゴンの方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントで教えてくださいね。
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