北沢志保に負けないために
こんなタイトルですが、内容をざっくり説明すると「琴葉の夢女っぽい人格のあるPが北沢志保をライバルと認識するまで」「新規琴葉Pがリフレインキスのコミュを読んだ感想」の二本立てです。
あと私は合同→先日の10thACT1で順調にミリオンにハマっているSideMのPです。そのためSideMの話がちょくちょく出てきますがその辺大丈夫な方は読んでいただけると幸いです。
1.前書き
私は合同ライブの後、オペラセリアのParade d'amourを聞いて、無事田中琴葉に落ちました。一目惚れでした。
そのためコミュを読みたいと思っていたのですが言い訳をする2〜3月はと2週間に及ぶSideMのバレンタイン戦争(ゲーム)による疲弊、バースデーのアニカフェへの出費、コラボ先への数回の遠征、楽しい朗読劇からの地獄の闇鍋ガシャと忙しく、やっと4月に落ち着けると思ったらサイスタのサービス終了という地獄に叩き落とされてミリシタどころか万物へのをやる気を失ったりと色々とありました。
というか何ならミリシタをアンインストールしていました。別にミリシタを憎んだとか飽きたとかではないです。単純に怖かったんです。私(SideM歴1年)の体験する限りバンナムのSideMに関する扱いってかなり酷くて、特に今年1月にサービス終了したモバエムがサ終当日にエラーでログインできなかったことがかなりトラウマになっていました。
大好きなアイドルたちに最期に「ありがとう」ということも、「またね」「さようなら」ということも出来ずに虚しくモバエムは電子の海へと旅立っていきました。
これ本当に今思い出しても泣きそうになるくらいショックで、ミリオンPには申し訳ないのですが、もしミリシタにハマったとして、サ終するときにまたこんな虚しい思いをするんじゃないかって恐怖があったんです。
あのバンナムのことだから、どうせキャラのことを大事に扱ってくれない。なら、キャラに入れ込む前に手を引いた方がいい。その方が傷つかない。そもそも、趣味のことで落ち込むのっておかしいですし。ACT1のチケットは両日買っちゃったし、それを最後の思い出にしてミリオンライブと、アイマスとお別れしよう。そう思っていました。
無理だったんですけどね!
もう本当にすごかったですACT1。あれ古参向けとか言われてましたけど全然新規でも楽しめました(まあ山崎はるかさんのお言葉を借りると私はアニメ化前からの古参Pなのですが)。あまりの凄さにGWで書きなぐった感想noteが3万文字を余裕で超えていました。マジか。そしてかなりの反応をいただけて嬉しかったです。読んでいただいた方本当にありがとうございます。
でもそれでも話したりないくらい楽しかった。未来への希望と前に進む力をもらえた。こんなん見せられたら駄目ですよ。もっともっと彼女たちの輝きが見たくなりますよ。SideMの10thでもこんなライブして欲しい、それまで支えたいって強く思えました。
2.北沢志保との邂逅、そして開戦
というわけで再びミリシタをインストールし、私は再び765プロに戻ってきました。約1ヶ月ぶりです。長い間放置してしまったのに、アイドルたちは「おはようございます」と何事もなかったかのように接してくれて、それが何故かすごく嬉しかったです。
最初のSSRで選んだのはもちろん琴葉。チェンジ前のイラスト、ポニテに剣は狡いですよね。カッコ良すぎる。何でこんなにも顔が可愛いのに雰囲気がイケメンなのか。完璧で究極のアイドルとは琴葉のことを指すのかもしれない。
そしてチェンジ後。こちらも素晴らしいですね。チェンジ前よりも格好・髪型ともに可愛らしいのですが強気な眉や高く掲げられた太い剣のせいか、凛々しさがより強まっている気がします。
薄く開いた唇がグロスのせいか少しテカッているのも色気を感じさせていいですね。
そして腕の中にいるお姫様は……静香ちゃん…?
クソッ……めちゃくちゃ羨ましい……静香ちゃん、そこを変わって欲しい……いや、落ち着け。格好的にこれはおそらく劇中劇のキャラとしてのカードでしょう。なら大丈夫。焦ることも、必要以上に悔しがる必要もありません。羨ましいけど。
意外かもしれませんが、私は劇中劇でアイドルが何をしようと、動揺したり歓喜したり泣いたりすることはあっても、基本的には大歓迎です。アイドルはアイドル、劇中キャラは劇中キャラ。別物です。そこは分けて考えるタイプなので、嫉妬とかしません。Mで担当が闇落ちしてラスボス化したり、なんかえっちな格好で監禁されていたり、妻子を殺した相手に復讐しようとしたら実は操られた自分が手にかけていたと知り××××したりとやりたい放題なことになっているので、キャラと同一視していたら耐えられずいつの間にかキャラと分けて考えられるようになってただけなんですけども。担当アイドルが自害する時の音、聞いたことあります?私はあります。
なので、志保ちゃんが求婚されていようと、静香ちゃんが堕ちた女の顔をしようと、私は嫉妬することはありません。なぜなら彼女たちが惚れているのはあくまでも琴葉が演じるキャラであり、琴葉自身ではないからです。
それに琴葉は私のことが好きなわけですし?特に演技に力を入れている子だから色んな子を虜にするのも仕方ないわけですし?どんどん色んな演技をして魅力を増していく琴葉が好きなわけですし?嫉妬とかないですよ、ないない。
こうやってフラグを立てていたのがいけなかったんですかね。ACT1のリフレインキスが忘れられず、いろいろと画像を検索している時に見つけてしまいました、問題のカードを。
明らかに違う。このカード、明らかに田中琴葉が北沢志保に壁ドンしてますよね。どうして。私だってまだ琴葉に壁ドンされたことないのに。シンプルに羨ましい。こんなのNTRじゃないですか!そんな子だと思わなかったぞ北沢志保!
しかもなんですかこの顔!琴葉はいい。その真剣な目線も大好きです。
問題は君だよ北沢志保!なんだその目は。なんだその頬は。なんだその"きゅっ"って可愛らしく握られた手は。まるで突然の壁ドンに反応できずに行き場を失って弱々しく胸の前に添えられたみたいな奴。知らないけど「琴葉さん、恋愛感情がよくわからなくて……可奈から借りた本みたいなことをやって貰ってもいいですか」みたいなこと頼んでこんな流れになったんじゃないですか。それでこんな顔してるんならとんでもない女じゃないですか。琴葉からやってもいい?って頼んだ可能性もありますけど。
しかも完全に恋に堕ちた女の顔じゃないですか。静香ちゃんもだけどその顔をするには早すぎるんですよ。
この画像を見た瞬間、認識しました。北沢志保、この子は田中琴葉を狙う上で間違いなく"強敵(ライバル)"となると。
いや琴葉と距離が近い子なら恵美ちゃんもいますけど……個人的に今までコミュ見た感じだと恵美ちゃんはライバルにはならずに私を応援してくれそうな雰囲気を感じました。絶対友人と好きな子被ったら譲るタイプっぽい。それに琴葉との雰囲気は健全なオーラを感じます。
でも北沢志保の顔は完全にアウトです。オペラセリアのみならず、リフレインキスの……それもチェンジ前の素の状態で女の顔をしているのは完全に駄目です。
3.北沢志保について
孫子もナポレオンも言っています。「彼を知り己を知れば百戦危うからず」と。まずは北沢志保を、ライバルのことを正しく認識する必要がある、そう考えました。
北沢志保、14歳……中学生!?改めて思ったんですけどこんな幼さ残る子たちにスペードのQなんて歌わせたんですかミリP。性癖に忠実過ぎません?
かなり大人びた部分のある子だと思っていましたが、ぬいぐるみが好きだったり、絵本を探すのが趣味だったり、黒猫のぬいぐるみを大事にしていたりとプロフィールだけ見るとかなり幼いのが印象的です。このギャップは守ってあげたくなる……
上のイラストや公式サイトの台詞「私なら大丈夫なので、他の子たちを見てあげてください」から想像するに、昔から周りに甘えることなく、一人で頑張ってきたのではないでしょうか。そう考えると甘やかしてあげたくなりますし、琴葉に壁ドンされた時の表情も……いや、それとこれとは話が別です。
次にソロ曲を聴くことにしました。ソロ曲って歌っているアイドルの様々な一面を知るのに適していますし。とりあえず2曲くらい聴いてみましょう。
まずは公式サイトにもある絵本から……
いや歌うっっっっっっっっま!?
この曲、泣かせにくるじゃないですか……最初のギターから泣かせる気マンマンですよ。ただでさえ泣かせる演出と曲に志保ちゃん自身の歌の上手さまで加わったらもうヤバい。それ即ち最強也。
強くなりたいから、笑うことをやめた……志保ちゃんが割と全方位にツンツンしている理由の一つでしょうか。私も一緒に守るから少しでいいから笑ってほしい。そう願わずにはいられないですね。
中学生なんてもっと夢見て守られていてもいいはずなのに、強くありたいとする姿、悲しくも美しいですね。そういう子、好きです。
おかしい、私は北沢志保のことを知るために今色々と調べているだけで、別に好きになるつもりなんて……
次に聴いたのはライアー・ルージュ。単に「北沢志保 ソロ」と調べて一番上に動画がでてきたので聴いた感じです。
この曲もいいですね。「絵本」はかなり志保のパーソナルな部分に踏み込んでいるのに対し、この曲は志保らしさを備えつつアイドルらしい恋愛を絡めた、まさに「アイドル北沢志保」としてピッタリのソロ曲だと思いました。
というかルージュを塗って強気な歌詞で大人相手にアプローチを仕掛けているのに、最後は「素直な笑顔を見せたい」ってなんだ可愛すぎか。
大人ぶっているけど「ちゃんと届くかな」「気づいてくれない」ってこどもらしさがちょくちょく漏れているのが歌声や曲調とのアンバランスさに繋がって最高ですね。
これは危険だ。これ以上彼女について調べると、沼に落ちてしまう可能性がある。正直金銭的にも厳しいですし、敵を調べようとしてその敵の手に落ちるなんてとんでもないギャグじゃないですか。とりあえずそろそろ思い出ピースも貯まっているし、コミュを読もう。そう判断し一旦北沢志保調べから手を引きました。
4.リフレインキス
というわけで問題のコミュ・リフレインキスです。初っ端からとんでもないこと言い出しましたねこの子。ちょっとピュアすぎませんか流石に。誰だよこの子の前でNTRとか叫んだ人。一回黙った方がいいですね。
恋愛とかそういうのと無縁で今日まで生きてきたんですかね……こんなに可愛いのに。告白とかされてもよくわからなかったのかな。絵本のお姫様のキスシーンとかどう思ってたんでしょうか。
そして、そんな志保ちゃんに対する琴葉の対応が素晴らしいです。
今の関係を変えたいなら、言葉だけでなく、自分の全てで伝える……こういのって、アイドルにも通じる気がしますね。アイドルちゃん達も、様々な思いを歌で、踊りで、表情で。自分の全てでぶつけていくものだと考えているので。
こういう伝えにくい事をわかりやすく言語化するのが上手ですね琴葉。私も担当として負けられません。流石今回のメンバー最年長なだけのことはあります。
そして松田亜里沙ちゃん、薄々勘付いていましたがおもしれー女ですね。志保ちゃんの問いにキスって言えずに「キ……キ……」しているところと「ど、どんな恥ずかしい事をするつもりなんですか!?いや、逆にシャッターチャンスかも……」の部分は笑いました。欲望に忠実過ぎる。
そんなこんなで歌詞の意味を考察したり、あずささん達の協力を仰いだり、自分たちの新たな一面を模索したり……まっとうに成長していくアイドルたちの姿に眩しいななんて呑気に考え、完全に油断していました。忘れていました。このコミュを読み始めた本来の理由を。
琴葉から壁ドンしたんかい!!!!!
とんでもない女じゃないですか琴葉。何が委員長ですかこんなに風紀を乱しておいて。「野球をしてはいけません!」の隣に「女を誑かしてはいけません!」も貼るべきですよ。これはむしろ志保ちゃんに同情します。私なら100%堕ちてる。
不意打ちで壁ドン。近づく顔。琴葉の方が背が低いから見下ろしているのに、壁ドンで上から襲っているため必然的に見上げる形になっているのも破壊力が高そうですね。もう志保ちゃんの恋愛観念ぐちゃぐちゃになってません?
しかも「冗談ですよね?」って言われた時点でそうだよって終わらせても何の問題もなかったじゃないですか。何で「なにが、冗談?」って畳みかけてるんですか。殺す気か。琴葉が本気だったらあの場で食われてそうで志保ちゃんがちょっと心配になりました。私が守護らねば……
そして海美ちゃん達が来た時に壁ドンしたことを言わないのがもうね。二人の秘密ですかそうですか。私は見てたけどね、琴葉。
なんてことを考えていたらPも琴葉に何をしていたのか聞いていました。そういえば今回Pはずっと蚊帳の外でしたよね。やっぱり誤魔化したりとかするんでしょうか……
か、かわいすぎる……………
なんですかその表情。何ですかそのテレ顔。めちゃくちゃ可愛いじゃないですか。やっぱ本命は私ですよ間違いない。志保ちゃん可愛いし余所見しちゃうのは仕方ないけど……いや待てよ。もしかして琴葉って素でタラシなんじゃ……思わせぶりなこと言ってるけど私への感情はlikeの方なんじゃ……
……考えるのはやめましょう。幸せにならないです、これ。
5.北沢志保ちゃんと私
ここまでのコミュを読んで私は志保ちゃんに最早ライバル心のようなものはありませんでした。むしろ守りたくなりましたし。
どちらかというと芽生えた感情は、"同志"です。アイドルとプロデューサーとして頑張りたいという気持ち、あまりにも琴葉に翻弄されまくってるのでわかる……琴葉小悪魔よな……って肩ポンしたくなる気持ち。ひっくるめて同志って言葉が似合う気がします。決して負けない気持ちで彼女のコミュを読んでいたのに何故か志を同じくする仲間としての気持ちが芽生える……不思議なこともあるものですね。これだからアイマスはやめられない。
さらに、オペラセリア・リフレインキスと志保ちゃんが最年少として頑張るところばかり見てきたので可奈ちゃんのような同級生と関わるところや、長女としてしっかり者の一面を見せる志保ちゃんの姿も見たくなりましたね。イベ走ってピース貯めます。
でも、まあ担当ってわけじゃないし……まだこの子に落ちてるわけじゃないし……これ以上担当増えたら困るし……
そういや私歌上手い人大好きなんだけど、志保ちゃんソロヤバかったな……ライブで聴いたら惚れちゃうかも。いやでもそんな聴く機会はないでしょう。こんなピンポイントでACT2に志保ちゃんが出るとかそんな事あり得るわけ
いるんかい!?!?!?!?!?
やっぱ恐ろしい女だ北沢志保……本格的に私を落とそうとしている。可愛い顔してとんでもない女じゃないか。ミリオンとんでもない女しかいませんよね。全員落としにくるじゃないですか!?!?!?どうなってるんだアイドルの情操教育は!!!油断したら全員に落ちかねない怖いよ!金と時間が無いんだよこっちは!!!!!
あと、ちょっと嬉しかったのが志保ちゃんが出ると知ってライブが楽しみになったことです。私はミリオン10th act2にそこまで心躍らせているわけではありませんでした。いや普通にミリシタの曲中心で楽しみなんですけど!サイスタのサ終が7月31日なんですよ!ライブの半日後には315プロ吹っ飛んでるんですよ。儚すぎる。
なのでACT2開始のカウントダウンは必然的にサイスタの最期の日までのカウントとなるわけです。耐えられない。情緒が地獄のジェットコースターすぎる。
なのでライブは現地もリアタイもせずに血反吐吐きながら8月以降にアーカイブで見ようと思っていました。最後の時を315プロで過ごすために。
でもこれ無理ですね。普通に気になるので配信でリアタイしたいですこれ。ライブはなんのネタバレもないリアタイで見るのが1番楽しいじゃないですか。いやリアタイできるかどうかは私の当日の情緒次第なんですけど……とにかく、7月が来るのが嫌って気持ちと同じくらい7月来てくれ!ライブ楽しみ!って気持ちになれたの、嬉しいです。
多分ACT1のノリでいくと志保ちゃんソロ聴けそうですよね。絵本が聴きたいけどやってくれるでしょうか。
ミイラ取りがミイラになるとはまた違うな……正直最初は琴葉に近づく女……くらいの気持ちだったのに、気づいたらこんな好きになってたの凄いですね志保ちゃん。ライブ楽しみ!って気持ちも出てきましたし。ミリオンのアイドルはやっぱり希望ですよ。どんなに辛い時でも前を向く元気をくれる存在ですよ。
上手くまとまらなかったので最後に気になることを叫んで終わりにしたいと思います。