『シャニマス』とかいうおもしれーコンテンツ(2022/4/22)
頭のなかがグルグルしている今日この頃、どうも宮蛍です
時刻は現在14:30手前。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
明後日試験があるらしい。勉強してないヤバさは既に感覚がマヒした。むしろ当日の朝起きられるかだけが不安。8:30受付開始とか無理ゲーすぎる上に、会場が知らない場所だから。コレが終わりの人間の感覚なのかもしれない。
昨日は久しぶりに『シャニマス』に触れまくった日だった。触れまくったって言っても、昼にいくつかカードコミュを見て、夜に懇談会を観たくらいだけど。
座談会、良かったな。面白かったよ。
読んだカードコミュは『【渦と淵】白瀬咲耶』、『【黒百合前で待ち合わせ】風野灯織』、そして『【水色感情】杜野凛世』です。どれも最高だった。
【渦と淵】は、咲耶さんの成長を感じられたな……特に『見て見ぬふりをすくって』以降のシナリオっぽい。重要なのは、相手を理解することではなく、理解するために言葉を交わしたり本音を晒したりできることなのかもしれない。
【黒百合前で待ち合わせ】は、一番好きな風野灯織が見られたので大満足。私は「イルミネ大好き!!」な風野灯織が大好きなんだ。この前のミュージックシェアも最高だった。
でも、真乃の"きらりきらりきらり光る眩しいよ"、声が優しくてああ真乃だなぁとよく思います。
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) April 16, 2022
ちょっと重いなと思うので真乃には秘密です。#シャニマスミュージックシェア#風野灯織
他の曲でも歌詞にありますが、こういう考え方って素敵だなと思って。
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) April 16, 2022
恥ずかしいのでめぐるには秘密にしてください。#シャニマスミュージックシェア#風野灯織
本番前は真乃とめぐると3人で、手をつなぎます。
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) April 16, 2022
イルミネは3人なので、丸ではなく三角形になるんです。
真乃とめぐるが隣にいるから大丈夫。と、そう思えるトライアングルなので、紹介したくなってしまいました。
すみません、ちょっと自慢でした。#シャニマスミュージックシェア#風野灯織
そういうところも風野灯織なので、みなさんに見ていてもらえたら嬉しいです。
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) April 16, 2022
真乃とめぐると、イルミネとして、精いっぱい響かせ続けたいと思います。
ふたりと一緒ならきっと大丈夫なので。#シャニマスミュージックシェア#風野灯織
なんだこのカワイイ生き物は……見た目はクール系なのにちんちくりんだし、天然ボケかますし。勿論灯織が灯織なりに自分と向き合いながら一生懸命頑張ってアイドルしてる姿も大好きですよ(このツイートのために初めてブクマ機能を使った)。
だから【黒百合】は本当に良かったな……灯織のカードコミュって結構ショートストーリーっぽいのが多かった印象だけど、今回は一本軸を通ってて、彼女の良さをたくさん味わえた。最高。ありがとう。顔もハチャメチャにいいぞ。
最後、【水色感情】は……ヤバかったな。何回も拍手しちゃったぜ。
元々結構有名なコミュってこともあって、内容自体は知ってたんだよ。考察記事とかも読んでたし。
ちゃんと自分で読んだのは初めてだったんだけど、感想としては「最高」しか出てこない。理知的に語れることについては大体上述の考察記事が語ってくれてるからな。単純にこのネタ元を色々探せるのがスゲーと思います。
いくつか補足的に考察できそうな部分としては下記の2点。
『君とABC』の元ネタと思われるThe Jackson5の『ABC』のサビ前の歌詞
『マドリガル』の位置づけ
まずJackson5の『ABC』ですが、サビ前の歌詞は以下の通りです。
Sit yourself down , take a seat
All you gotta do is repeat after me
腰を下ろして、椅子に座って
君は僕に続いてくればいいんだ
翻訳は若干砕いた。原義的には「あなたがしなければならないことは、私の後に続くことだけです」なので、まあ許容範囲じゃないかな。この後に有名な「A,B,C It's easy as 1,2,3……」と続いていきます。
重要なのはこの「後に続く」というニュアンス。それはつまり、矢印が同じ方向を向いているってことだと思う。
イメージ的には下のような感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1650608386286-4Eck1rTFHB.png?width=1200)
シャニPと凛世は同じ方向を向いているんだけど、凛世はシャニPの「後に続いている」。だから凛世にはシャニPが見えているけど、シャニPには凛世が見えていない。視線が嚙み合っていない。
このニュアンスを尊重すると、『人の気も知らないで』に出てくる「迷子の蝶」というワードも若干意味が変わってくるような気がしている。
それにこっちの方がシャニPのセリフの重みも増してくるからな。
![](https://assets.st-note.com/img/1650609128283-4rj7aFa0YC.png?width=1200)
反転する(逆になる)って表現からしても、もっと矢印をキーワードに考えてみていいんじゃないかなーと個人的には思いました。
次に『マドリガル』の位置づけ。正式タイトルは『B1.マドリガル(R.Morino)』です。
上述の考察にも触れられているように、コミュ全体のキーワードには「レコード」が挙げられます。つまり『B1』とは、レコードのB面を意味している。A面B面というのは、元々はレコードの表と裏を意味する言葉なんです、確か。
その名残はCD文化になっても続き、俗的にA面(表面)には「人気のある楽曲/タイアップなどの有名な楽曲」を、B面(裏面)には「アーティスト自身が特に強いこだわりや愛着を持って作った楽曲」を割り当てることが多いとされています。
よく懐古厨が
「○○?あぁ、インディーズ時代の頃は良かったんだけどね……メジャーになってからは大衆ウケに走っちゃった感じがして、それからはあんまり聞いてないかな。でもこないだのB面の楽曲は、久々に自分たちのやりたいこと詰め込んでる感じがして良かったな。まあメジャーデビューしてから聞き始めたヤツはああいうのあんまり好きじゃないんだろうけどw」
って言ってるでしょ。元ボカロPのメジャーアーティストとかも同じだけど。
まあ半分スラング的に「B面=アーティストのやりたいこと、本当に好きなこと」みたいなところがあるんですよ。
そしてそのB面に持ってきたのが「凛世がシャニPとカラオケで二人っきりになってひたすらキュンキュンする」って、ただそれだけの甘酸っぱい──このシナリオにおいてぶっちぎりで意味のない──お話。
これがね……めっちゃ良かったな。凛世にとって一番やりたいこと、凛世にとって本当に好きなことって、シャニPと一緒の時間を──意味もなく、何気なく──過ごすことなんだなって、そう思えて。
彼女が真っ当に恋する女の娘をやっていて、それがしみた……シビれた泣けた惚れたこれだーっ!!これだみんなメモれコピれーってね。スチャダラパーも言ってますよ。
【水色感情】は凄く読み応えのある、そして考察しがいのあるシナリオ。そのためには色々教養というか、知識の部分も必要になってくる。
でも大事なのはそこじゃないんだよね。
「アイドルが何を考えているか」「アイドルはどういう娘なのか」
それが一番大切で、それを考え続けられるのであれば、きっと方法論は何だっていいんですよ。
そんなことを思いました。カードコミュについてはこの辺で終わり。
夜の懇談会も良かったね……特に「283プロのミュージカル」はわりと本気で悩んでいた。
そもそもミュージカルってなに?舞台?映画?『オペラ座の怪人』って歌を唄うけど、あれは多分ミュージカルじゃないんだよね?最近話題になったスピルバーグが監督を務めた「ウェストサイドストーリー」は?あれも歌を唄っているけど、ミュージカルって言っていいの?劇団四季みたいなのがミュージカル?でも劇団四季観たことないんだよ私。じゃあミュージカルってなに?
とりあえず懇談会本編で「人魚姫」の話題が出ていたので、童話ならミュージカルとして扱ってもいいのか……?という結論に落ち着いた。
私の場合、アンデルセンとかイソップとかグリムとか、そんなに詳しくないんだよな……まあ人並みには知ってるけど、語れるほどは詳しくない。あとこの手の話題になるとすぐに「グリム童話って本当はグロいんだぜ?知ってる?シンデレラは……」って言い出すヤツが嫌い。お前はいつまでサイコパス診断で遊んでるんだ。
好きな童話だと、一番は『サヨナキドリ(ナイチンゲール)とバラ』ですかね、オスカーワイルド。エロい。
あと童話というか児童文学だけどO・ヘンリーは好き。『賢者の贈り物』『魔女のパン』『最後の一葉』あたりは有名ですね。調べて思い出したのは『警官と讃美歌』『黄金の神と恋の射手』かな。『緑の扉』は雰囲気と導入だけ覚えてる。タイトル忘れたけど、タイプライターを使う女性がレストランで働いてる話もなんとなくで覚えてるな。
私が好きな短編ってややブラックユーモアが入っているというか、あんまり性格良くないキャラが出てくるんだなって改めて思った。だからコレを283のみんなに演じてもらうのはちょっと心苦しい。
一応昔『雨に唄えば』も観たことあるけど、アレってミュージカルなの?個人的には有名なタップダンスのシーンを小糸に演じてほしい。なんかめっちゃ癒されそう。でもあんなびしょぬれにしたら樋口に怒られるかな。
懇談会のあとに恐山さんの『㊙アイドル目撃情報』という配信を見て、それからずっとシャニマスのアイドルたちについて考えてる。
三峰結花ってさ……電子書籍と紙の書籍を明確に使い分けてそうだよね。
例えば『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』は、普通に電子書籍で買ってる気がするんだよ。でも『タコピーの原罪』は紙の書籍。それを大学とかで読んでるだよな。
何となく「ネットでそれなりに──純粋に、或いはネタ的に──知名度を誇っているけど、実際に読んでいる人はそんなにいない」作品を、紙のマンガで集めてそう。
非オタが見たら「あーなんか名前は聞いたことあるなー、え?それって面白いの?」
オタクが見たら「いや三峰、学校でそんなの読むとか攻めすぎでしょww」
こういう反応をそれぞれ返してきそうな作品は紙の書籍で集めてるよ、彼女は。
直木賞とか芥川賞とかミステリー大賞とか、有名な賞を取った作品は原作を先に電子書籍で読んで、その後マンガ版を紙で集めてるんだよな。少し前だけど『線は、僕を描く』とか『屍人荘の殺人』とか。
これなら非オタには「気になってるなら貸すよ、マンガだから読みやすいだろうし。今度感想聞かせて」って言えるし、オタクには「この部分は確かに原作の方が良かったけど、マンガ版にはこういう良さがあるんだよ」って言える。隙のない二段構え。
三峰って絶対乙一とか好きだもんな……初めて『夏と花火と私の死体』を読んだときどういうリアクション取ったんだろう。あとがきに影響されて深夜ラジオとかチェックしてそうだよな。やっぱジャンプラで『山羊座の友人』が連載されてた時はチェックしてたのかな……
三峰って読書感想文に何を選ぶんだろう。三峰ってそれなりにかましそうだよな。でもラノベとかゲームの攻略本とか純文学とか、そういうのはちゃんと外すんだろうな。
昔ハリウッドで映画化して、それなりに知名度のある小説とか選んでたら、私はちょっと泣いちゃうかもしれない。どうするよ、『アルジャーノンに花束を』とか選んでたら?
むしろ『言の葉の庭』かもな。三峰ってアニメオリジナル映画の小説版は持ってるだろうから……私、この前三峰のカバンの中に『言の葉の庭』のノベライズ版が入ってるの見たことあるもん。
アイツ、中学の頃は『カラフル』とか『空飛ぶ広報室』とか読んでたよ。私はそのとき図書委員だったからさ、何回か貸し出しの時にカウンターで話したことがあるんだよね。どっちかって言うとクラスで色んな人と楽しそうに話してる印象が強かったから、色々本も読んでるのが意外で。
『カラフル』は私も好きな小説なんだよね。だからちょっとだけ親近感覚えたんだ。
「三峰ってこういうのも読むんだ。アニメの映画あるし、そっちの方が見やすいと思うよ」って言ったら「もうそっちは見たんだー。めっちゃ感動しちゃった。だから原作も読もうと思って」って返された。
それも結構意外だったんだよね。『カラフル』の映画って、そんなにキレイな画面でもないっていうか、それこそ新海誠とかとは全然違うじゃん。どっちかっていうとマニアック寄りだと思うんだけど、三峰はそういうのも普通に見るんだなーって。
まあ正直、仲良かったってわけじゃなかったよね。遊んだこともないし、クラスでもめったに話さなかったし。本当に本の貸し出し手続きをするときだけ。
一回だけ「オススメの本教えてよ」って言って『神様のカルテ』を教えてもらった。アイツ、やっぱり読書の幅が広いよ。
……なんだこの幻覚は。でも実際三峰って有川浩の小説とか中学時代は読んでそうなんだよな。終わらないなこの妄想。
かれこれ2時間半以上、文章をカタカタ書いている。文字数もやがて5000字に届きそう。ヤバイ。というか、もはやこれは日記じゃない。ただの妄想手帳だ。
終われ、終われ、終われ、終わる。
はいじゃあお疲れ様でした