「理論的に恋愛するラブストーリー」
こんばんは。ほたるちゃんです。
さて、今日は私の好きな脚本家・野木亜紀子さんの作品でみんな大好き「逃げるは恥だが役に立つ」の話します!
特別編が本日からスタートという事で。見ました!見ました!やっぱり逃げ恥っていいよね。コロナで疲れた私達を癒してくれるよね。特にガッキー !
逃げ恥の良いところ、好きなところを上げ出したらキリがないくらい良いところが沢山ある。キャストのバランスが抜群で「誰か」を特定で応援したくなるようとかではなく俳優さん女優さんみんな好きだなーと思える。確かにここは俳優さん達の好感度がバランスよく高い人達がキャスティングされてて、まず見やすい!
そしてそれを上回るのがやはり野木亜紀子さんの脚本です!!!!
逃げ恥の世界って1人も悪い人が出てこない、というのが私の好きなところで。たた上っ面の「良い人」ではなくてみんな影の部分も抱えながらキャラクターが交差していくのが素晴らしいんです。それがよく分かるのがゆりちゃんと風間さん。この2人のキャラクターって仕事の顔とプライベートの顔がよく出てきて、風間さんは仕事の場面では余裕ありますよっていうキャラなのにゆりちゃんの前では強気な顔が引っ込んで、実は必死にゆりちゃんに振り向いてもらおうともがいてる姿がちゃんと書かれてる。で、ゆりちゃんも仕事では男性社会の中で立ち向かっていくキャリアウーマンである一方、実は独身である事を気にしてて萎えきれない。このコントラストが視聴者に分かりやすく、かつエピソードとして充実するように描かれているので、物語としてもキャラとしても伝わりやすいんだと思う。
そして恋愛ものでありながら結婚して相手を本当に愛せるようになるまでをここまで理論的に描いてるのがまた新鮮。恋愛する人が減ってきたら、恋愛自体に興味が減ってる今、「理論的に恋愛するラブストーリー」が社会的にもハマったんだな〜と思います。ええ、だって私もその1人だもん。だって突然かっこいい人が現れたお姫様みたいな恋愛モノと言われもピンと来ないのが現実で。いやいやありえないよーって言いながらサムッてなるじゃないですか。好きとは何か?結婚といっても経済面的に何かとかになるし、専業主婦として働くことも共働きに比べて金銭的にはマイナスなので専業主婦は暮らし方ではなく職業として考えてしまう。
野木さんは社会的な切り口でここまで描くか!でも殺伐としないようにちゃんとラブストーリーとしても成立している!!!本当に凄い!!
今日は遅くなったからこれで終わり!
逃げ恥、来週も楽しみ。
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