「星を探す人たち」ついて
こんばんは、こんにちは、朝から読んでる人いたらちょっと情緒心配ですけどおはようございます。さて、
合同公演の黒ヒゲキャラバンサイドの演目はこちらになります。
この作品、今からもう宣言しておくんですけど、やたら難解です。
ただ、案外あっさり観れてしまうと思います。演者の方々も、その場を楽しく生きて頂ければ、あっさりと終わっていくような感じのお芝居になっております。
ただ、知ろう、とすると、やたら難解になります。
そんなんどんな脚本だってそうやんけ~~
と言われそうですが、そうです。僕もそう思ってます。どんな脚本も突き詰めれば、幾らでも深い世界が見えてくるものです。
ただ、それでも何故あえてそう言うかというと、
そもそも成立した時点で難解になるからです。
ただ、別に難解な解釈しなくても楽しめる作りにはしたいなと思ってます。観ててなんとなく楽しいな~。みたいな。
その上で、いやちょっと待て。どうやらそれだけじゃないなこの作品…。って踏み込んで来て頂けるお客様がいらっしゃったら、その踏み込んでくれた先の世界もキチンと描いておきたいという覚悟です。
今のところ、何となく面白いね~、みたいな感じですけど、その「ちょっと待て、これは…」ってのを誰かが発見してくれる期待を胸に稽古を進めております。
夜更け。街の灯りも消えた頃。遠くの方にぼんやりと見える正体不明の灯り。そこに足を運ぶまでもなく、目を逸らしたら消えてしまいそうなそんな灯り。そんな感じのものが、観劇後にお客様の心に浮遊してくれたら成功だなっと思ってます。
今だかつて追いかける事のなかった、幻の希望。そのようなものを追いかけてみたい。そう、思ったのです。
ではまた。
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