熊本県回ってみた
今年3月に熊本県へのんびり遊びに行ったので、良かったこと・やったことなどを旅行記にしました。(祝!九州へ初上陸!)
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旅行の概要
時期:2024年3月
気温:16℃前後
出発:伊丹空港からプロペラ機やで(←え?と思った方は天草AIRで検索!)
目的地:熊本県
観光地:熊本城、阿蘇山、水前寺公園etc.
行く前に準備して良かったこと
<ガイドブック>
①ガイドブックを購入する。
今回はまっぷるを購入しました。
紙地図が見やすく、旅行にかかる時間を予測するのにいいかもです。
(私は極度の方向音痴なので、スマホ片手にくるくるして歩きました。わかる人にはわかるはず…!)
②気になる箇所に付箋を貼る。
100円ショップに売ってる半透明の付箋が破れないし見やすくて良かったです!
③気になる場所をエリア分けしてリストを作成する。
ガイドブックで見てると目移りして、現地で行く場所選ぶのに時間がかかってしまうタイプなので、旅行には必要な情報だけ一覧できるものを用意しました。
並行してGoogle Mapにもリスト作成すると、口コミも同時に調べられる&現地で目的地が探しやすいので一石二鳥でした。
→天気や体調に合わせて、当日朝からエリアを選んで出かけるだけ!調整が楽でした。
<交通手段の下調べ>
①公共交通なら、チケットの購入方法や運行状況を調べておきます。
例えば、私が今回乗ったジャズ列車なるもの(詳細は後ほど)は、運行が土日のみで本数も少なかったです。好きな席を選びたければ、早めに日程を押さえておくのが良いと思います。
あと、JR九州に登録しておけばwebでチケットがすぐ購入できます。
②レンタカーが必要そうであれば、借りる場所の目星をつけておきます。
日程を決めているのであれば、借りておくほうがいいかも。
阿蘇山周辺は、頑張れば電車とバスで回れるようですが、レンタカーの方が時間の調整ができます。あとペーパーでも頑張れば運転できました。
※駅によっては交通系ICカードが使えません。
切符など他の手段で対応できるように準備しておきましょう。
熊本空港(阿蘇くまもと空港)
コンパクトな空港です。
到着ゲートにはコンビニ等のお店のみです。
出発ゲートにはもう少しお店があるようでした。
空港から肥後大津駅まで無料のシャトルバスが利用できます。
30分に1本程度走っているようです。
(当日の運行状況は調べてくださいね)
小型のバンなので定員は8名程度です。
熊本城
路面電車(A系統・B系統)、バス、電車で向かいました。
<周り方>
熊本城ミュージアムわくわく座&熊本城入場チケットを、セットで購入(高校生以上850円※2024年3月現在)するのがおすすめ!
ミュージアム入口で購入できます。
ミュージアム内を通過して熊本城へ入れます。
(ミュージアムは再入場可能。)
まずは歩道に沿って、外側からお城をぐるっと見ます。地震によって崩れた箇所、修復された箇所もあります。
小天守と大天守を見上げ、中に入って6階まで順に見ていきます。(基本的には階段での移動のみですが、エレベーターもありました。)
<おすすめポイント:お城初心者に優しい>
他のお城と比較表や石垣の見方などがあり、初心者に優しい資料がたくさん展示されている印象でした。
また、熊本城のすぐ前に、「熊本城ミュージアムわくわく座」があります。
縁ある歴史上の人物クイズなどがあり、楽しく知識を深めることができます。
シンプルな展示ですが、だからこそ見やすいです。
ミュージアム前には「桜の馬場・城彩苑」という広場があり、ドリンクや名産品をベンチでいただくことができます。良い休憩スポットです。
3施設全て回って、私は2〜3時間かかりました。
阿蘇山
熊本に行くなら、是非訪れてほしいスポットです。
<レンタカーがおすすめ>
レンタカーがおすすめ。
私は熊本空港周辺で9時〜18時まで借りました。
阿蘇山エリアは道中も楽しいです。
※綺麗な緑をイメージしてたのですが、3月は茶色かったです。(それでも綺麗!)
緑の阿蘇山を見に再訪したいと思いました。
下記、私が辿った道順にスポットを紹介します。
<観光スポット8箇所>
①高森田楽の里:
囲炉裏で焼き上げた美味しい田楽、塩加減が絶妙な山女を楽しめます。
冷えた体を囲炉裏で温めながらゆっくり食べて、気づいたら2時間ほど滞在してました。(山女は焼けるまで40分ほどかかるそうです。急ぎの方はご注意。)
開店直後に訪問したのでギリギリ入れました。
団体利用があると非常に混雑するので、予約しておくのが良いかもしれません。
②白川水源:
日本名水百選。
非常にクリアな水が湧き出る場所。
空気も綺麗で、心も体も嫌なものが流れたみたいにすっきりできました。
無料駐車場を利用して、10分弱歩きました。
③道の駅 あそ望の郷くぎの:
トイレ&おやつ休憩で立ち寄りました。
テラスで阿蘇山を望みながら食べるソフトクリームは最高!
自然の広大さに圧倒され、ドッグランのワンちゃんたちに癒されます。
④阿蘇パノラマライン展望所:
パッと立ち寄って景色を一望しました。
⑤草千里ヶ浜&草千里展望所:
ガイドブック読んでた時、1番行きたいと思った場所。
綺麗な山の形をバックに、手前の池と平地が良いコントラストになっています。
肌で自然を感じるなら草千里ヶ浜、全景を写真に納めたいなら草千里展望所がおすすめ?
展望所は駐車台数に限りがあり、土日は駐車場が混雑していました。
⑥米塚:
走っていたら突然出てきた。こんな形の山は見たことがない。
⑦大観峰:
ダイナミックさはここが1番!
山々のトップが綺麗に地面と並行で、その麓に広がる盆地までセットで雄大です。
ナイアガラの滝やん、と内心ツッコミを入れていました。
是非360度見回してみて!
⑧ミルクロード:
走って楽しい!景色が綺麗!
(ペーパーで運転苦手だけど、運転するモチベーションになりました。頑張って帰るぞ〜。)
水前寺公園
<感想>
手前には大きな池があり、澄んだ水の中を綺麗な錦鯉が泳いでいます。
奥には阿蘇山を彷彿とさせる小山が鎮座しています。
ぐるっと公園を一周散歩して、表情が変わるのが見どころ。
都会の喧騒も時間も忘れて、鳥のさえずりを腰掛けて楽しんでみては?
ベンチでぼんやりとリラックスして、所要時間は1〜2時間でした。
ジャズ列車
<予約必須>
A列車とも呼ばれています。
熊本駅〜三角駅を走行。土日のみ運行。予約必須。
走行中はゆったりとジャズを聴きながら景色を楽しめます。
詳細はJR九州のサイトでご確認ください。
<感想>
正直なところ、ジャズ感はあまりなかったです。
でも落ち着いた列車に乗って車窓を楽しみたいという願望は叶いました。
行きも帰りもD席からだと海が見えておすすめです。
反対側だと、途中崖のような壁をずっと見ることになります。
途中5〜10分ほど停車する駅があります。
ホームでは柑橘のスムージーが販売されています。
豊かな自然をバックに、列車を写真に収めるシャッターチャンスです。
三角駅のすぐ前には海が広がり、白くて大きな「海のピラミッド」が存在感を放っています。中にピアノがあり、面白い空間です。
ここからフェリーで天草へ行くも良し、帰りも同じ列車に乗っても良しです。
ところで、「三角駅」をどう読みましたか?
正解は「みすみえき」です。さんかく駅ではないんですよ。
私は間違ったまま口にしていて、一緒に列車に乗った友人にめちゃくちゃ笑われて恥ずかしかったです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
熊本は自然豊かでありながら、車があれば都市部や空港からのアクセスも良いと感じます。
思わず「ほぅ」と感嘆の声を漏らしてしまいました。
個人的には国内旅行はこれまでそれほど興味がなかったのですが、とてもリラックスして楽しめました。大満足です。
<余談>
半導体工場が作られて話題になっていますね。
半導体製造には膨大な地下水が必要だそうで、水源を訪れて、なるほど水の豊かな地だと納得しました。
これからもその豊かで美しい水が損なわれないでほしいです。
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