青春18きっぷ
青春18きっぷは、1982年に当時の国鉄により「青春18のびのびきっぷ」として発売され、翌年より青春18きっぷの名称に変更された。
国鉄(JR)の鉄道線の普通列車に期間内の5日間乗り放題(一部特例あり)。
写真は1986年に購入したもの。
翌年、国鉄はJRになった。
当時はまだ5枚一組のきっぷで、一枚ずつばらして使用することが可能だった。
のちに、一枚化され、2人以上で使用する場合、一緒に行動しなけらばならなくなった。
だから、ひとりで5回使い終わると、切符がしわになったり折れたりとぼろぼろになった。
写真のきっぷ、この時にどこへ行くために購入したかは記憶が定かではないが、このころは、何度か神戸大阪へ行っていたので、そのときに使用したのかもしれない。
普通列車で天王寺から、阪和線、紀勢線、関西線、東海道線を経て横浜へ戻ってきたことはあるので、その時のものかもしれない。
若いころは頻繁に青春18きっぷを使っていろいろと出かけた。
それは旅費が少なくてもあちらこちらに行けたからというのが一番の理由だったが、やはり体力面でも余裕があったからだろう。
さすがに今では、大阪から普通列車乗り継いで横浜に帰ってくる自信はない。
絶対に途中でくじけて、もったいないなと思いながら新幹線に乗るだろう(笑)
しかし、このきっぷで北海道や九州まで行く猛者はいる。
北海道は今では、新幹線に乗らねばいけないが、青函トンネルが開通したころは快速海峡という、18きっぷでも乗れる列車が走っていた。
最近はさっぱり、18きっぷを買わなくなった。
有効期間中5回分全部を使いきれる体力、遠方まで各駅停車で出かける体力、ともに失われた(笑)
青春18きっぷ、当初は年齢際限があるのではと、いや、今でも列車をあまり利用しない人は、そう思っているかもしれないが、やはり青春18きっぷという名だけあって、若い人の方が最大限有効利用できるのは確かだ。
年は取りたくないものだ。(笑)