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ストレングスファインダーをやってみた

どうも、ほたか(@hotaka_tajima)です。

この間某ビジネスSNSの会社で働いている友人と飲んでいたときに、「うちの会社は全員ストレングスファインダーやってるよ!自分の強み・弱みを知っておくことはキャリアに役立つのはもちろん、会社での活躍、幸せな私生活にとっても重要なことだから、やってみた方がいいよー」と教えてもらいました。

今回、友人と話したことがトリガーになって以前から知っていたものの、やる気になれなかったストレングスファインダーをやってみることになったのですが、実は友人と話す前から「全ての領域で活躍することはできない、自分の強み(まだ社会に出てない学生が探しても正確なのは見つからないのは前提で、あくまで仮説としての強みを指す)を探そう」と思っていた節もあり、そういった面ではいいタイミングだったと思います。

本noteではストレングスファインダーの結果をある種メモ用として残すのと、その結果からどういう方向性がありえるのかを考察してみたいと思います。自己分析に興味がある、ストレングスファインダーが気になっている方にはお役に立てると思います。

ストレングスファインダーとは

まず、ストレングスファインダーについてちょっとまとめておきます。

ストレングスファインダーとは、米国ギャラップ社の開発したオンライン「才能診断」ツール。Webサイト上で177個の質問に答えることで、自分の才能(=強みの元)を導き出すことが可能。

書籍を買うとコードがついていて、そのコード1つにつき1回Web診断を受けることができます。話はそれますが、マネタイズめちゃうまですよねw

ストレングスファインダーの重要点・注意点

また、本書を読んで重要そうなところをまとめてみました。

強みのゾーンにいないと、仕事だけでなく人間関係や健康にも深刻な影響が及ぶ。反対に強みに基づいたアプローチを使っている人は自信や希望にあふれ、他人を思いやる余裕も生まれる
ストレングスファインダーが測定するのは才能であって強みではない。才能は強みの元となる1要素に過ぎない

強み(常に完璧に近い成果を生み出す能力) = 
才能(頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン)×
投資(練習やスキル開発、知識獲得にかける時間)
弱点のマネジメント
①苦手分野で活動する必要が本当にあるのか問う
②苦手分野を管理し仕事を進められる仕組みを作る
※詳細なスケジューリングが苦手ならシステム手帳を導入するなど
③苦手分野の才能を持っている人とパートナーを組む
才能は物事を順調に進めるのを助ける一方で、ときどき目標を狂わせることもある。才能が今までの人生でどのように役立ってきたのかを思い返し、才能を強みに向かわせるように、コントロールすることが大事
できるかぎり早く自分の才能を見つけてそれを伸ばし、さらには周りの人たちが才能を伸ばすのを助けることがとても重要。部下や同僚の適性に合った役割を与えることで彼らの成長を促すことができれば、チーム全体のパフォーマンスが向上する
相手の資質がわかれば、その人のニーズや意欲の源も予測しやすくなり、結果としてチーム全体のパフォーマンスの向上に役立ちます。例えば、「活発性」の高い同僚に「すぐに返事がほしい」と言われたら「これまで彼からすぐに返事を求められたのは、自分の仕事が遅いからではなく、彼の「活発性」が高い体」ということがわかります。まずはメールをすぐに返信するだけでも、仕事が円滑に進み始めるでしょう
2つの注意点

①レッテル貼りをしない
大事なのは相手に問いかけ、返ってきた言葉に耳を傾けること

②採用や昇進の材料にしてはいけない
この資質がないからこの仕事ができない、ではなく、資質を使うことでどうやってこの仕事をしようか、役割をはたそうかと問いかけてみる
自分にない資質をうらやむのではなく、自分が持つ資質を認めてそれを受け入れたときにこそ、それを使って素晴らしい結果をもたらすことができる

ストレングスファインダーをやってみた結果

ストレングスファインダーでは34の資質の中で特に強い資質(上位資質)を示してくれます。僕の場合は、学習欲、共感性、原点思考、公平性、目標志向の5つが上位資質でした。また、資質のカテゴリーとして、「実行力の資質」「影響力の資質」「人間関係構築力の資質」「戦略的思考力の資質」の4つがあるのですが、実行力の資質が2つ、人間関係構築力の資質が1つ、戦略的思考力の資質が2つという結果でした。影響力の資質がなくてなんだか少し残念な気もしますが、これが資質と言われたら仕方ありませんw

学習欲

◯資質説明
あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる――これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。

◯行動アイディア
・学び方を工夫する。誰かに教える、熟考するなど
・学習の進歩度を記録しましょう
・変化を起こす人になりましょう
・技術や規則が常に変化する分野にキャリアを形成
・コンサルティング業務で手腕を発揮するかも
・学習と成果の裏づけについて調査しましょう
・仕事や約束に邪魔されない時間に勉強しましょう

原点思考

◯資質説明
あなたは現在を理解するために、そこに答えがあるから過去を振り返ります。あなたの見方からすると、現在は不安定で、訳の分からない喧騒が入り乱れています。現在が安定を取り戻すには、過ぎ去った時、つまり計画が立てられたときに心を向けてみる以外方法はありません。あなたは元々の考え方を知っているので、もはや方向を見失うことなく、より適切な判断を下すことができます。仲間や同僚がどのようにして今のようになったかを知っているので、あなたはより一層彼らの良きパートナーとなります。初対面の人や新しい状況に直面すると、慣れるのにある程度の時間を必要とするでしょう。しかしその時間を取ることを心掛けなければなりません。

◯行動アイディア
・人に教える立場につくならケーススタディが有効
・職場で語り継がれる話を知れば組織文化を高められる
・未来志向か戦略性の高いパートナーと組む
・事実に基づいた説明が人々の自信とやる気を生み出す
・歴史小説やノンフィクション、伝記を読みましょう
・友人や同僚たちのどんな行動が成功に繋がっているのかを調べることで、彼らが将来より良い選択をするのを助けることができます
・問題に直面したら類似の過去事例を調査し、比べてみましょう

公平性

◯資質説明
あなたは、地位とは関係なく人々を平等に扱う必要性を強く信じています。ですから、あなたは誰か一人が特別扱いされることを望みません。あなたは、このようなことが利己主義や個人主義につながると考えています。あなたは、規則が明確で誰にでも平等に適用される矛盾のない環境で、人々は最高の働きをすると信じています。これは、人々が何を期待されているかを分かっている環境です。それは予測が可能で、公正な環境です。これこそ公平さです。

◯行動アイディア
・職場でもコミュニティでも不利な条件下に置かれた人たちに未来の力を発揮する機会を提供するリーダー
・真の功績に値する人がわかる人という評価を育てる
・意識を業績に向けましょう。公平性の資質によってどうやって仕事をしたのかを重視し、功績を軽視してしまう傾向にあります
・最上志向や個別化の資質の人とパートナーを組む
・約束とその結果が必ず一致するよう責任を持って取り組む態度に人は感謝するでしょう。抵抗にあっても信じることのために立ち上がりましょう
・あまり楽しくないニュースを伝えるときに資質を使えば、意思決定のは後にある論理的な根拠を正しく理解させることができます
・実利的な傾向があります。ブレストや長期計画立案などの抽象的な仕事より目の前の業務を終わる、意思決定を行うなどの任務を好む傾向にあります

目標志向

◯資質説明
「私はどこに向かっているのか?」とあなたは自問します。毎日、この質問を繰り返します。あなたは明確な行き先を必要とします。行き先がないと、あなたの生活や仕事はたちまち苛立たしいものになる可能性があります。あなたは特定の行動が目標へ近づくために役に立つかどうかを本能的に評価し、役に立たない行動を無視します。そして最終的に、あなたの目標志向はあなたを効率的にさせるのです。逆にあなたは遅れや障害、本筋から外れることにいらいらします。他の人が脇道にそれ始めると、あなたは彼らを本筋へ連れ戻します。あなたの目標志向は、目標に向かって進むために役に立っていないものは重要ではないということを、あらゆる人に気付かせます。

◯行動アイディア
・目標を決める時はスケジュールを定め進捗確認
・独立してその役目を果たす職務を探しましょう。ほとんど監視されなくても仕事を進められる
・チームとしてあなたの最大の貢献は他の人に目標を設定させることです。会議の終わりに決定事項を概観し、実行期限や次回日時を決めましょう
・他の人たちはあなたほど効率的に考え、行動し、話していません。注意が必要です。回り道が発見や喜びをもたらすこともあるのです
・生活でも何か目標を定めましょう。個人的な優先事項が高くなり生活のバランスが取れるでしょう
・役割が明確で主導権を握れる僅かな仕事に集中できると最高の力を発揮します。総合的なミッションと関係のない業務は断っても良いのです
・必ず中期的・短期的な目標を上司に伝えましょう
・本能的に期限と責務を重視し、議題や予定がはっきりしていない会議が苦手です

共感性

◯資質説明
あなたは周囲の人の感情を察することができます。彼らが感じていることを、まるで自分自身の気持ちであるかのように感じることができます。本能的に彼らの眼で世の中を見ることができ、彼らの見方を理解できるのです。あなたは必ずしも、それぞれの人の選択を受け入れるわけではありませんが、理解します。あなたには言葉に表せない問いかけが感じられます。あなたは人々が必要としていることが分かります。他の人が言葉を探して苦労しているとき、あなたには適切な言葉や適切な言葉のトーンが自然に出てくるのです。この素晴らしい力によって、人はあなたに惹かれるのです。

◯行動アイディア
・仲間が辛そうだと気付いたら同僚や友人に伝える
・指令性や活発性の資質が高い人とパートナーを組む
・親友や相談役の役割を果たしてください
・他の人たちに感情移入し過ぎて押し潰されることも
・共感する力は訓練に直面したときにこそ役立ちます
・周知の事実になる前に何が起こるか直感的に掴める
・ある人の態度がその人や周りの人に悪影響を与えているなら毅然とした態度をとりましょう。共感が同情になると常に流されやすい人になります

ストレングスファインダーの結果をどう活かすのか

僕自身の結果を友達に聞いてもどうやら思い当たる節があるようでした。特に「学習欲」「原点志向」「目標志向」の3つはバッチリだそうですw 

この結果も自分を理解する1つの材料として考えていきたいと思っています。ちょっと怖いのが「自分はこういう資質があるからこの仕事しかしない」という思考に流れてしまうことです。フェーズによっては大切かもしれませんが、来年から就職し働かせていただく立場として、まずは目の前の仕事を精一杯取り組みたいと思います。そして瞬間的に「あ、これストレングスファインダーが言ってた自分の強みかも。チャレンジしてみよう」と思えたら本書を手にとった価値があるのではないか、と思います。

まとめ

ストレングスファインダーは自己理解のツールとしてかなり優れているようにも感じます。自己理解は就活が終わったら終わりだと思っていたときもありましたが、自分を理解するということは大変難しく、一生続くものだと認識しています。もし自己理解を進めたい、ストレングスファインダーまだやったことない、という方がいましたら、ぜひ手にとってみてもらいたいです。

https://twitter.com/hotaka_tajima

では。

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