子供の頃、ビクトリノックスが欲しかった。
遠い昔、思春期頃のバイトの給料のかなり最初の段階で買った記憶があり、山やキャンプ、旅行で随分と活躍してくれた。 何十年も、良き相棒である。
子達が中学に上がる頃、買い与えもした。
ナイフは危ないから渡さない…だと、いつか来る「必要な時」に扱えない(不慣れ)では困るから。 ロック機構が付いていない刃物の扱いや、メガネのビス締めへの流用等、実践的な事を伝えた。 大人へ一歩近づいた証として。
(因みに、思春期終わり頃はRay-Banを…)
ミニシリーズは、幾つかある鍵のキーホルダーとして活躍しているし、キャンピングモデルは車に常駐させている。(ワインのコルク抜きが必要なシーンがちらほらと増えてきてから随分活躍してくれている。)
日常持ち歩く事は無いが、その時々にひょこっと顔を出して、活躍をしてまた片隅に戻ってゆく。ゴテゴテと、あれもこれも着けていると、結局使い辛いので、必要最小限で、必要な時に役に立つ。 ビクトリノックスの様な友人になりたいものだ。
この先も、ビクトリノックスの活躍の機会が増える様、野遊びや山、長期の海外旅行(機内持ち込み不可、預ける程の大きさのスーツケース)等企てたい。