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あやとり家族

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発達障害、アダルトチルドレンとして育った成長過程をまとめています 2−3日に一度投稿しています 同じような境遇で育った方、自分も同じようなことをされたなーっと 一人ではないことを…
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2024年5月の記事一覧

あやとり家族35〜好きな男子はみんな双子の姉が好き〜

大事な友達が自殺した。やっぱり主役はすずちゃん。女友達との交流は難しかったとはいえ、興味…

じーちゃん
10か月前
1

あやとり家族36〜お前は野良犬と一緒だから〜

父に言われた一言高校生の頃、夜11時頃に帰宅するとすずちゃんがお父さんに怒られていた。 リ…

じーちゃん
9か月前
2

あやとり家族37〜じーちゃんが死んだ〜

家には帰ってこなかったじーちゃんが死んだ。 中学2年生だった。足を骨折して手術して帰って…

じーちゃん
9か月前
1

あやとり家族38〜明るく振る舞うのが当たり前になって〜

夫婦喧嘩は私が高校生になっても続いていた 喧嘩が始まると 「お父さんはいつもそうやって逃…

じーちゃん
9か月前
2

あやとり家族39〜姉のために留学させられるvol1〜

また私が使われる 高校卒業時、双子の姉は海外留学したいと言い出した 父は大賛成だったが、…

じーちゃん
9か月前
6

あやとり家族40〜姉のために留学させられるvol2〜

空港での夫婦喧嘩私の荷物をあっという間に減らす、父と母 それを横目にすずちゃんは知らんぷ…

じーちゃん
9か月前
2

あやとり家族四十一〜人と食べると美味しくなる〜

アダルトチルドレンの影響感覚過敏のわたし 味覚も過敏で本当においしいと思えるものが少ない 化学調味料の味に特に敏感でおいしいと思えない、ただ食べている感覚 自分で料理しても1人で食べるとおいしいとあまり感じられない だけど不思議で友達と食べると、そこまでおいしくは作れなくても ”おいしいな”と感じることができる 人が喜んでいることがおいしさにつながる 人のためだったらできること 自分だけのために作る料理と 相手のことを思って作る料理には差が出る ソロ活をし

あやとり家族四十二〜父危篤、留学先から帰る事になる〜

読むことができなかった父からの最期の手紙突然、ばーちゃんから電話が来た お母さんにも内緒…

じーちゃん
9か月前
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あやとり家族四十三〜父が自宅介護となってわかった母のこと〜

父に無視され続け1ヶ月後 ようやく話すことができた 私からではなく父からだ 「これからど…

じーちゃん
9か月前
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あやとり家族四十四〜父が入院となって〜

初めて機能した家族(長姉以外)ある朝、父が痛みの限界をむかえ自ら「病院へ行く」と言った …

じーちゃん
9か月前
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あやとり家族四十五〜本当の自由を目指して〜

父の死を受け入れることができなかった父が亡くなった後、なぜか悲しみが全くなかった もうい…

じーちゃん
9か月前
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あやとり家族四十六〜私の入院で入った保険金は母のもの〜

一人暮らしをするためにお金を貯め始めた頃、彼氏ができた 同じ高校の一つ下の大学生 彼はJリ…

じーちゃん
9か月前
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あやとり家族四十七〜一人暮らしを始めて〜

母の本当の気持ちとは入院費でお金を使ってしまったが、毎月貯金してやっと念願の一人暮らしを…

じーちゃん
9か月前
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あやとり家族四十八〜亡き父との約束〜

死人に口なし一人で暮らす寂しさを実感する毎日 友達に連絡をして一人でいる時間をなるべく減らすようにしていた 何のための一人暮らしだったのか 自由は不自由で、人がいないと孤独を感じる 対処法もわからない みんなどうやって生活しているんだろうかと考えていた 介護の仕事は続けていて、仕事と家の往復 仕事があってよかったんだと思う 父が亡くなってからは、仕事をする意味ももうないし違う世界も見てみたいから辞めようと思っていた だけど、亡き父と約束をしてしまったために仕事を続