テネット見ねっと 【感想】
・ひぇぇ〜〜〜わっかんねぇ〜〜〜
・年に1本見るか見ないかくらいには映画を見ない人が、『なんか話題になってるから』という理由でテネットを見てみた感想を書いてみます。
・もう公開から1ヶ月も経ってるんで「こういうことなんですよ〜」っていうドヤ解説というよりは「やっぱわかんないっすよね〜」っていう素直な話です。
・観た自分自身が思った感想をそのまま残したいので、他の感想、考察記事などは読まずに観てすぐ書いてます。
・映画の内容に触れる話もするんでこれから見るつもりの人は引き返してください〜(画像を挟みます)。
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・いやそれは『オネット』!!(MOTHER2より)
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・まず映画館で映画全然見ないんで開始10分くらい音圧と物理攻撃の応酬にビビってましたね... 逆行が云々とかの前にみんなフィジカルが強すぎてウケちゃった。
・字幕の洋画に見慣れてないせいなのか、そんなに時間の逆行とか出てこない序盤から「え?今名前出てきた人ってどれ?」「これ今何してる感じ?」って話を見失いかけちゃったんですけどこれは字幕慣れしてる人でもそうなんでしょうか...?
・とにかくわけわからん映画 という前情報があったから、わかんないことに安心して観れたけど、何も知らずに観てたら逆にキツかったかもしれん。
・銃弾が逆行する説明のあたりまでは「ハァ〜〜まあ納得はできんけどとりあえず理解はしたわ」って思ってたけどそこから先はもう雰囲気でついてくしかなかったな。
・やばい、もう既に何書いたらいいかわかんなくなってきたな。長身の女性のスタイルが良すぎてあれはなんなんだという記憶が3割くらいを占めてる。(191cmもあるんですね ヤッバ)
・頭の理解の話は置いといて、世界がぐわ〜〜〜〜って逆再生になっているところを主人公たちだけ普通に駆け回る絵面とか、その逆とか、そういう映像のインパクトは単純に観てて面白かったですね。
・取っ組み合いになってるところで、逆再生の変な動きがちょいちょい挟まるシーンが一番好きだったな。あの自然にも見えるけど実際には起こりえない動きの違和感が。
・あとその後その取っ組み合いをしてたマスクの男が実はアイツだったってとこはなんか伏線回収感があって気持ちよかったな。全然理解できてませんが。
・たぶん『こういう映像を作りてえ!』っていう方から先に考えてるんだろうな〜って感じがする。
・『時間が逆行する』っていう発想の起点から「だとしたらこうなるよね〜〜」っていうアイデアって多分たくさんあって。普通は出てきたアイデア全部入れちゃったら、とっ散らかっちゃうし理解するのも大変だから...って言って削ぎ落としていくんだろうけど、それを切り捨てることなく全部盛り込んだみたいな。
・「いや実際時間が逆行するってなったらここはこうなるしここもうこうだしあそこはああなるよね?!そうっしょ?!」っていう早口物理オタクの妄想をそのまま全部聞かされているような感じ。
・だから「時間の逆行」っていう設定はフィクションなんだけどその世界観にクソ真面目に取り組んでるから『嘘っぽさ』っていうのはなくて、その点は清々しい気持ちで観れた。
・とはいえ勢いが凄すぎて、一回見ただけじゃ引っかかる点は多々ある。『逆行してる時のマスクの有無』とか、いやその『アルゴリズム』って結局どういうことなんだよ?とか。ちゃんと見返せば分わかるんだろうけど、見てる間に理解させようという気がないのがもはや潔い。
・結局、作品としては何を伝えたかっただろうか。 いや、何でもかんでも意味を求める必要はないと思ってるし、巷では「ノーランのお金のかけた悪ふざけ」とも言われてるらしいですが。
・映画、小説、漫画など作品に触れてきた経験が少ないので推測でしかないですけど、『これまでの時間にまつわるSFモノからは一歩踏み込んだところを描きたい、たとえ話がめちゃくちゃになって理解が困難になろうと』みたいな気概は感じました。
・はい、ということで映画の感想としてはこんな感じでしょうか。
・21:20〜の回で見たんですけどレイトショーいいっすね。
・遅く起きてしまった休日の夕方くらいに「あ〜〜今日何もしてないけど今から出かけても色んなとこ閉まっちゃうしな〜〜!やる気だけはあるのに!やる気だけはあるのに!」となってしまう気持ちを鎮めるのにちょうどいい。
・映画全然見ないけど別に嫌いなわけじゃないし見ればいいんだよな、漫画とか本とか、まあ全部そうなんですけど。
・『見る』と『観る』が無秩序に混在しまくってて、その筋の人からしたらもう論外なんだろうな、この記事。
・家に父が既に買っていたパンフレットがあったのでとりあえずそれ読んで、頭イイ人の解説記事とか読んで「ナルホドォ」って唸りまくる機械になろうと思います。それでは。
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