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懐かしの場所、天神崎
こんにちは、アンデパンダンです。
今回は和歌山県田辺市にある「天神崎」へ行ってきました!
天神崎は日本のナショナルトラスト運動の先駆けの地とも言われています。
私自身、幼い頃からこの場所でたくさんの思い出を作ってきました。そんな一人の地元民としても、地域の人たちによって守り続けられてきたこの磯辺の美しさを、思い出を辿りながら紹介できたらと思っています。
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岩木に囲まれた道を歩くとだんだんと波の音が聞こえてきます。
天神崎へようこそ!
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来る人を歓迎しているかのように設置された「天神崎」と大きく書かれた看板と石碑。期待と懐かしさを抱きながら、いよいよ磯辺のほうに行ってみようと思います!
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たくさんの潮だまりがあっちこっちにあります。
今回は見つけられませんでしたが、大きな海のなか以外にもこういった小さな海のなかに小魚やヤドカリたちがひっそりと住んでいます。
いらしたときはぜひ目を凝らして探してみてください。
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歩いている途中で白い流木を見つけました。
小さい頃は写真のような白く大きく存在感のある流木を見つけるたびに、胸が高鳴ったのを思い出します。
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小さい頃を思い出し、昔に戻って貝殻を集めてみました!
ときどきさまざまな色のシーグラスが落ちていることもあります。
今ではほとんどしなくなりましたが、こうやって貝などを集めていると昔の自分に出会えたような気持ちになりますね。
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進んでいくと草木が生えた岩山があります。
上についている白いものは灯台です。
今回は潮の満ち引きの関係で完全に近くまで行くことはできませんでしたが、ドンッ! と海にそびえ立つ姿には遠くから見ても迫力がありました。
天神崎の夕日
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日が沈み始める時間。
逆光で暗くなった岩山と水面に反射して映る日の光。
少しずつ海へ溶けていくおひさまに周りの人たちは足を止めてカメラを向けていました。
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堤防からも撮ってみました!
水面にはまっすぐこちらに伸びる光の道ができています。
波によってゆらゆら揺れる光が黄金糖のようでした。
最近天神崎ではウユニ塩湖風の写真(水面が鏡のように反射した写真)をとることができるというのもあり、観光で来る人が増えてきているみたいです。
ちなみにウユニ塩湖風の写真を撮るためには、
・引き潮時で潮位150〜140㎝程度
・天候が好く、風が強くないとき
という条件があるみたいです。
寒い冬でありながら観光客と思わしき人を何人も見かけました。
“静かによせる さみしい波
今は冬です 天神崎“
作詞:吉田あや子 作曲:森川隆之(https://www.tenjinzaki.or.jp/pages/6302426/page_202207301711 「天神崎の自然を大切にする会」の映像から 12月28日参照)
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日も沈んでそろそろ帰ることに。
打ち寄せる波の音を聞きながら、小学生の頃に歌っていたこの曲のワンフレーズをふと思い出しました。
歌詞のように冬の海は寂しい、という印象が私にはありました。
しかし寒い冬であっても多くの人が訪れるようになった天神崎は、もう寂しくないのかもしれないと今回のお散歩のなかで思いました。
皆さんもぜひ、近くまで訪れたときは天神崎に足を運んでみてください。そして、自分の懐かしいと感じる場所に改めて行ってみると思わぬ発見をすることもあります。皆さんの懐かしの場所にも足を運んでみてください!
(執筆・写真撮影 文芸表現学科 水井)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!