毒親が死んだら③
部屋の掃除…?と思うかもしれませんが、遺族のやることになります。行政は何もしてくれません。相続放棄する場合は、勝手にしてください。とは言い切れるかも?
うちの親の場合は、生活保護を受けていて、お役所が片づけとかしてくれるんじゃないの?と思ったけど、ノータッチです。生活保護課は生きている人に対しての仕事しかしませんと、きっぱり言われます。何度かやりとりしたけど、超絶怖かったです。DV受けてたからムリですって言っても「最後だから最後だから」の呪文の圧がすごかった。
用があって警察に連絡した話をしたら「警察には何も連絡しないようにって約束しましたよね?なんで連絡したんですか?」とかキレ気味に言われたので「ライフラインの支払いをどうしたらいいのか部屋に入っていいのかって警察に連絡したんですけど」って言ったら「ああ、そうですか…」って言われて、なんだよ怖いなと思ったんだけど、あとで元生活保護課にいたっていう同僚さんの話を聞いたらあの担当ならまともだよ良かったねと言われたんだけど、闇がすごすぎないか。
役所側はむしろ私たちの連絡先がわかってないようなものなので(戸籍でわかるかもですけど)、役所からのアクションが何もなければそのまま黙ってていいかもしれません。うちの場合は、兄が遺産を相続する必要があったのでこちらから連絡しましたが。
兄はこういうやりとりが得意ではないので、私が代理で基本的に動きました。警察、役所とのやりとり、これ以上私たちに金銭面で迷惑がかかる可能性はないのか、を、仕事しながら全部調べて連絡とってやりくりしてて、脳みそパンクしそうでした。すべて手探りだったので、メンタルは結構やられるかもしれないです。
金銭面が本当に怖かった。借金してた場合、兄一家がそれをかぶることになるじゃないかとか。ちなみに借金はありませんでした。
家賃、光熱費、クレカなど連絡できるところは連絡してすべて止めました。警察の人が協力してくれて、光熱費に関係ありそうな書類とか、クレカの請求書とか、銀行の通帳など、持ち出せるものを持ってきて渡してくれました。
ライフライン、クレカは、亡くなった人相手だとしゃーないよねっていうのがあるようで、わざわざ連絡ありがとうございます。請求書がポストに届くかもですが、そのまま捨ておいてくださいって感じでした。
家賃に関しては大家さん次第なのですが、認知症も進んでいたらしく、暗証番号がわからないか銀行のカードがわからないかで、生活保護のお金をATMからおろせないという事態がおきていて2か月位支払ってなかった。(毎月直接大家さんに渡すスタイルだった)
連絡した際に、大家さん側もこうなってるであろう、こうなるであろうことはわかっていたようで、大変理解ある大家さんであったこともあり、連絡もらえてよかったです、生存していた先月分まででよいし、部屋の片付けも3か月くらいとかかけてゆっくりでいいですよと、大変ありがたいお言葉をいただきました。感謝しかないです。
そこで、ちょっと不思議だったのが、生活保護を受けれていたこと。そもそも私と兄が引っ越しもせず、ずっと同じところに住んでいるので居住地はバレているのですが、お金なくなるとお金くれと何かしらの連絡がきてたのですが、私たちも日々生きるのに必死で渡せるお金はないので「どうか生活保護を受けてくれ」と言ってたのですが、「非常識だ、親の面倒もみれないなんて恥知らずだ」と散々言いちらかして、決して生活保護受けるとは言わなかったのに。
で、役所の話だと、生活保護を受けるために、娘、叔父、叔母、の三人が一緒にきて手続きしていきましたよと。
親族全員に聞いたけど、誰も知らないといい、娘なんて私以外いないので、一体誰が…と、今回の件に協力してくれた知人にその話をしたら、そういうのに手を貸してくれる人っているんですよ。と言われて驚いた。それで手続き通るのか…。
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