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書いてみたー!

小学校から受験して、地元とは離れた学校に電車で通っていた
特にすきなものは、ない。趣味もない。
息を潜めて、目立たないように。
ただ、目立たないように、存在しないように、過ごす。

小学校の時、いわゆる「いじめ」にあっていた
それが明るみになった時、周りの大人に
「あなたは何も悪くない」って何度も言われた。
周りの友達、いや、周りにいた同級生達は
「あんたが存在するのがい悪いんだ」って何度も、何度も何度も言われた

大人の言葉は、ただの綺麗事だ。
大人は、信じられない。
大丈夫じゃなくても、大丈夫って言う。
だから、悪くないって言うってことは私が悪いってことだ
そう思った。

家では、優秀な兄弟が輝いていて。
全国レベルでスポーツがなんでもできる、兄。
勉強で世界を目指せるくらい頭の良い、姉。
絵や音楽で唯一無二な世界を作り、評価されている、妹。
私には、何もなかった。
そう、何にもなかった。
おどろくほどに。
兄弟は羨ましいほど、何でも持っていた。
ぬいぐるみがほしいと言えば、買ってもらえる。
私は、買ってもらえない

兄弟と比べては、自分を嫌うようになった。
なんにも持ってない私を嫌い、自分で自分を責める
自分を責めて、結局死にたくなった。
死にたい。
消えたい。
最初からいなかったことにしたい。

なんで自分は何もできないのか
なんで自分は何も持ってないのか
わからない。
同じ親から生まれてるはずなのに、こんなにも違う。
同じ血が流れてるはずなのに…

なんで、私は生まれてきたのか
なんで、こんな価値のない人間に生まれたのか
わからない。
生まれてこなきゃよかった。
きっと親も産まなきゃよかったって思ってるはずだ
こんなにも出来の悪い子供なんていらないよね。

そんな思いを長々と日記に綴る。
日中はまだ大丈夫。
キャラを被って外の世界へと向かう。

さすがに一人だと、キャラを作ることすらできない
自分のことを嫌う思いが溢れ出して、
自分がこの世界で一番キライだ
誰よりも、嫌いだ
鏡に映る自分がとても醜い

いつからか、自分の人生を生きている感覚がなくなっていった
誰かの人生をみているみたい
私は私の人生をちゃんと生きれてるのかな
わからない
私は、何をみてるんだろうか

なんて、昔のことを思い出す
この空が、小学生のときによく見ていた空に似ていたから。

なんでだろ

こんなこと思い出したく、なかった

もう一度、記憶に蓋をする

少しでも前を向いて生きていけたらいいな

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