国史教科書を読んで 良い点と改善点
国史教科書を9月の中旬くらいに西武福井内紀伊国屋で購入して、読ませてもらった。
内容としては、天皇・朝廷を中心とした日本史をベースに中学校で習う世界の歴史を書いている感じだ。朝廷を中心にしているとはいえ、大まかな流れは他の教科書との大差はない。
ただし、具体的なデータや、自分で考えようなどの部分がかなり多い。そのへんが結構面白かった。
また、近現代などを中心に、日本の面白いエピソードが多数収録されている。歴史をおもしろく学習できるように配慮がなされている。
その他にも日本に誇りが持てるようなエピソード、でも反省しなければ・・というエピソード両方あるので、最終的には自分で考えてねということにしているのもかなり良い。
反対に、改善点としては、あまりない。
強いて言うなれば、日本の東南アジアにおける民間人殺害である。
「厳しく対処したため、民間人に犠牲が出ました」
くらいの記述にとどめてしまっているため、詳しくは理解できない。記述をもう少し増やして詳しく書いてほしい。次の検定で、改善してほしい部分はここである。